Hondaは、昭和55年の発売以来、世界累計販売台数55万台以上の実績を持つ小型耕うん機「こまめ」を20年振りに全面改良し、1月24日※より全国のHonda汎用製品取扱店から発売する。「こまめ」は、農家での野菜栽培や家庭菜園でくわの代わりに気軽に使える耕うん機として、小型農機の新しい市場を創造し続けて来たモデルである。
今回の全面改良では、新たに「こまめ」専用の4ストロークOHVエンジンを開発し、世界で最も厳しい排出ガス規制である米国環境保護局(EPA)のフェーズ2対応や、燃費の30%向上(前モデルF210比)など、環境性能を大幅に向上させるとともに、よりいっそうの小型軽量化による取扱性向上を実現した。また、長年実証されてきた高い作業性に加え、クラストップレベルの低騒音(80dB)を実現するなど、装備の充実や環境性能の向上を図りながら、メーカー希望小売価格は据え置きとした。
また、国内家庭菜園市場の一層の拡大を図るために、同機種のホームセンター向け仕様である「Holiday(ホリディ)FH220J」を、3月1日より特約ホームセンターから発売する。
16,000台
★印は写真掲載タイプ
94,800円 ★
86,800円
93,000円
90,800円
94,800円
タイプ | 標準仕様/ ホームセンター仕様 |
ハンドルスイング仕様 | 果樹園仕様 |
型式 | F220J/FH220J | F220BA | F220QA |
全長×全幅×全高 <ハンドル高>(mm) |
1,115×585×975 <935> |
1,115×540×975 <935> |
1,195×545×950 <915> |
装備重量(kg) | 27 | 21 | 21 |
エンジン形式 | 空冷4ストローク単気筒OHVバーチカル | ||
総排気量(cc) | 57 | ||
出力/回転速度 [kW(PS)/rpm] |
1.0(1.4)/4,000 | ||
最大出力(kW(PS)) | 1.8(2.4) | ||
最大トルク [N・m(kg・m)/rpm] |
3.0(0.3)/4,000 | ||
使用燃料 | 自動車用無鉛レギュラーガソリン | ||
燃料タンク容量(L) | 0.7 | ||
点火方式 | トランジスタ式マグネト | ||
始動方式 | リコイルスターター | ||
メインクラッチ方式 | シュークラッチ式 | ||
メインクラッチ操作方法 | レバー式 (デッドマン) |
左右レバー式 (デッドマン) |
|
変速段階 | 前進1段 | ||
耕幅(mm) | 545/310 | - | - |
ハンドル高さ調整 | 3段 (ネジ固定式) |
7段 (ワンタッチレバー式) |
|
安全鑑定適合番号 | F220J:25099 FH220J:25100 |
25099 | 25099 |
Hondaホームページの汎用製品情報を充実
新型こまめのホームページをHonda汎用ホームページ内に新設、1月24日(水)から情報発信を開始する。主な新設内容には、新型こまめの商品紹介をはじめミニ耕うん機の使い方、野菜作りの基礎知識、実際にこまめを使った野菜作りの現場から「野菜の成長や畑の様子」を伝える野菜作り奮闘記(3月より連載開始)など家庭菜園づくりを応援する情報ページ『Hello Yasai』がある。
http://www.honda.co.jp/power/