1964年の初出場以来参戦203戦を数え、通算71勝を記録しているF1世界選手権は、昨年より次世代の技術者の育成、ファンの皆様と夢を分かち合い、グローバルなHondaブランドイメージを向上させることを目的に、ブリティッシュ・アメリカン・レーシング(British American Racing)とジョイントし、「ブリティッシュ・アメリカン・レーシング・ホンダ」として、チャレンジを開始した。
本年は、ホンダ・レーシング・ディベロップメント(Honda Racing Development Ltd. /英国バークシャー州)を前線基地として、新設計V10エンジン「Honda RA001E」を開発、BAR-Hondaとジョーダン・グランプリ(Jordan Grand Prix Limited.)へ、F1エンジンを供給する。さらに、車体開発領域でもBARと共同開発を継続し推進する。
これによりHonda F1エンジン搭載チームは、2チーム4台となった。
◇ブリティッシュ・アメリカン・レーシング・ホンダ(BAR-Honda)
FIA登録チーム名 :
ラッキーストライク レイナード ブリティッシュ アメリカン レーシング ホンダ
Lucky Strike Reynard British American Racing Honda
所在地 :
英国ノーザンプトン州ブラックリー
設立 :
1998年
◇ジョーダン・ホンダ(Jordan-Honda)
FIA登録チーム名 :
ベンソン&ヘッジス ジョーダン・ホンダ
Benson&Heges Jordan Honda
所在地 :
英国ノーザンプトン州シルバーストン
設立 :
1991年
◇ドライバー・ラインナップ
No | ドライバー(国籍) | チーム名 | シャシー/タイヤ |
10 | ジャック・ビルヌーブ(カナダ) (Jacques Villeneuve) |
ブリティッシュ・アメリカン・レーシング・ホンダ (BAR-Honda) |
BAR003/ブリヂストン |
9 | オリビエ・パニス(フランス) (Olivier Panis) |
||
11 | ハインツ-ハラルド・フレンツェン (Heinz-Harald Frentzen)(ドイツ) |
ジョーダン・ホンダ (Jordan-Honda) |
EJ11/ブリヂストン |
12 | ヤルノ・トゥルーリ(イタリア) (Jarno Trulli) |
名称 :
Honda RA001E
型式 :
3.0L V型10気筒 自然吸気
バルブ :
エアーバルブ(4バルブ/気筒)
スロットル制御 :
エレクトロハイドロリック
ブロック材質 :
アルミニウム
最高回転数 :
17,000rpm以上
年度 | 参戦 回数 |
優勝 回数 |
獲得タイトル | シャシー/エンジン |
1964 | 3 | RA271/RA271E | ||
1965 | 8 | 1 | RA272/RA272E | |
1966 | 3 | RA273/RA273E | ||
1967 | 9 | 1 | RA273-RA300/RA273E | |
1968 | 12 | RA301/RA301E | ||
一期 | 35 | 2 | ||
1983 | 7 | スピリット201C/RA163E ウィリアムズFW09/RA163E |
||
1984 | 16 | 1 | ウィリアムズFW09B/RA164E | |
1985 | 16 | 4 | ウィリアムズFW10/RA165E | |
1986 | 16 | 9 | コンストラクターズ・チャンピオン | ウィリアムズFW11/RA166E |
1987 | 16 | 11 | コンストラクターズ/ドライバーズ・チャンピオン | ウィリアムズFW11B/RA167E ロータス99T/RA167E |
1988 | 16 | 15 | コンストラクターズ/ドライバーズ・チャンピオン | マクラーレンMP4/4/RA168E ロータス100T/RA166E |
1989 | 16 | 10 | コンストラクターズ/ドライバーズ・チャンピオン | マクラーレンMP4/5/RA109E |
1990 | 16 | 6 | コンストラクターズ/ドライバーズ・チャンピオン | マクラーレンMP4/5B/RA100E |
1991 | 16 | 8 | コンストラクターズ/ドライバーズ・チャンピオン | マクラーレンMP4/6/RA121E ティレル020/RA101E |
1992 | 16 | 5 | マクラーレンMP4/7/RA122E/B | |
二期 | 151 | 69 | ||
2000 | 17 | BAR002/RA000E | ||
合計 | 203 | 71 | コンストラクターズ・チャンピオン:6回 ドライバーズ・チャンピオン:5回 |
1994年の初参戦以来通算124戦53勝を記録したCART FedExチャンピオンシップ・シリーズ(FedEx Championship Series)へは、アメリカンホンダの子会社ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(Honda Performance Development, Inc.)社が中心となり、エンジンサプライヤーとして継続参戦する。
エンジンは新たにHR-1エンジンを開発。チームは、昨年のチャンピオンチーム、マールボロ・チーム・ペンスキー、5シーズン目となるチーム・クール・グリーンに加え、チーム・モトローラ、フェルナンデス・レーシング、モー・ナン・レーシングの3チームがHonda ターボV8エンジンを搭載することになり、全5チームとなった。ドライバーは、元F1ドライバー中野信治がフェルナンデス・レーシングへ移籍する他、チーム・モトローラが1991年チャンピオンのマイケル・アンドレッティ、モー・ナン・レーシングは、1997年と'98年のチャンピオン、アレックス・ザナルディとHondaに500マイルレース初優勝をもたらしたトニー・カナーンのコンビとなり、3名のチャンピオンと5名の優勝経験者を有する、合計5チーム9名の体制で4度目のCARTマニュファクチャラーズ・タイトル獲得と6年連続のドライバーズ・チャンピオン擁立を目指して参戦する。
No | ドライバー(国籍) | チーム名 | シャシー/タイヤ |
1 | ジル・ド・フェラン(ブラジル) (Gil de Ferran) |
マールボロ・チーム・ペンスキー (Marlboro Team Penske) |
レイナード/ファイアストン |
3 | エリオ・カストロネベス(ブラジル) (Helio Castroneves) |
||
26 | ポール・トレイシー(カナダ) (Paul Tracy) |
チーム・クール・グリーン (Team KOOL Green) |
レイナード/ファイアストン |
27 | ダリオ・フランキッティ(スコットランド) (Dario Franchitti) |
||
39 | マイケル・アンドレッティ(アメリカ) (Michael Andretti) |
チーム・モトローラ (Team Motorola) |
レイナード/ファイアストン |
51 | エイドリアン・フェルナンデス(メキシコ) (Adrian Fernandez) |
フェルナンデス・レーシング (Fernandez Racing) |
レイナード/ファイアストン |
52 | 中野 信治(日本) (Shinji Nakano) |
||
55 | トニー・カナーン(ブラジル) (Tony Kanaan) |
モー・ナン・レーシング (Mo Nunn Racing) |
レイナード/ファイアストン |
66 | アレックス・ザナルディ(イタリア) (Alex Zanardi) |
型式 :
HR-1
形式 :
水冷V型8気筒 DOHC 32バルブ ターボチャージャー付き
総排気量 :
2.65L
エンジン・マネージメント :
Honda Motorola
フュエールインジェクション:
Honda PGM-FI
イグニッション :
Honda TDK CDI
燃料 :
メタノール
最高出力 :
800PS/15,000rpm以上(37inch boost)
型式 | : | HR-1 |
形式 | : | 水冷V型8気筒 DOHC 32バルブ ターボチャージャー付き |
総排気量 | : | 2.65L |
エンジン・マネージメント | ||
: | Honda Motorola | |
フュエールインジェクション | ||
: | Honda PGM-FI | |
イグニッション | : | Honda TDK CDI |
燃料 | : | メタノール |
最高出力 | : | 800PS/15,000rpm以上(37inch boost) |
年度 | 参戦 回数 |
優勝 回数 |
獲得タイトル | エンジン |
1994 | 15 | 0 | HondaインディV8 HRX | |
1995 | 17 | 1 | HondaインディV8 HRX/HRH |
|
1996 | 16 | 11 | マニュファクチャラーズ・チャンピオン ドライバーズ・チャンピオン(ジミー・バッサー) ルーキー・オブ・ザ・イヤー(アレックス・ザナルディ) |
HondaインディV8 HRH |
1997 | 17 | 6 | ドライバーズ・チャンピオン(アレックス・ザナルディ) | HondaインディV8 HRR |
1998 | 19 | 13 | マニュファクチャラーズ・チャンピオン ドライバーズ・チャンピオン(アレックス・ザナルディ) ルーキー・オブ・ザ・イヤー(トニー・カナーン) |
HondaターボV8 HRK |
1999 | 20 | 14 | マニュファクチャラーズ・チャンピオン ドライバーズ・チャンピオン(ファン・モントーヤ) ルーキー・オブ・ザ・イヤー(ファン・モントーヤ) |
HondaターボV8 HRS |
2000 | 20 | 8 | ドライバーズ・チャンピオン(ジル・ド・フェラン) | HondaターボV8 HR-0 |
合計 | 124 | 53 | マニュファクチャラーズ・チャンピオン:3回 ドライバーズ・チャンピオン:5年連続5回 |
1994年の初参戦以来通算124戦53勝を記録したCART FedExチャンピオンシップ・シリーズ(FedEx Championship Series)へは、アメリカンホンダの子会社ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(Honda Performance Development, Inc.)社が中心となり、エンジンサプライヤーとして継続参戦する。
エンジンは新たにHR-1エンジンを開発。チームは、昨年のチャンピオンチーム、マールボロ・チーム・ペンスキー、5シーズン目となるチーム・クール・グリーンに加え、チーム・モトローラ、フェルナンデス・レーシング、モー・ナン・レーシングの3チームがHonda ターボV8エンジンを搭載することになり、全5チームとなった。ドライバーは、元F1ドライバー中野信治がフェルナンデス・レーシングへ移籍する他、チーム・モトローラが1991年チャンピオンのマイケル・アンドレッティ、モー・ナン・レーシングは、1997年と'98年のチャンピオン、アレックス・ザナルディとHondaに500マイルレース初優勝をもたらしたトニー・カナーンのコンビとなり、3名のチャンピオンと5名の優勝経験者を有する、合計5チーム9名の体制で4度目のCARTマニュファクチャラーズ・タイトル獲得と6年連続のドライバーズ・チャンピオン擁立を目指して参戦する。
No | ドライバー(国籍) | チーム名 | シャシー/タイヤ |
1 | ジル・ド・フェラン(ブラジル) (Gil de Ferran) |
マールボロ・チーム・ペンスキー (Marlboro Team Penske) |
レイナード/ファイアストン |
3 | エリオ・カストロネベス(ブラジル) (Helio Castroneves) |
||
26 | ポール・トレイシー(カナダ) (Paul Tracy) |
チーム・クール・グリーン (Team KOOL Green) |
レイナード/ファイアストン |
27 | ダリオ・フランキッティ(スコットランド) (Dario Franchitti) |
||
39 | マイケル・アンドレッティ(アメリカ) (Michael Andretti) |
チーム・モトローラ (Team Motorola) |
レイナード/ファイアストン |
51 | エイドリアン・フェルナンデス(メキシコ) (Adrian Fernandez) |
フェルナンデス・レーシング (Fernandez Racing) |
レイナード/ファイアストン |
52 | 中野 信治(日本) (Shinji Nakano) |
||
55 | トニー・カナーン(ブラジル) (Tony Kanaan) |
モー・ナン・レーシング (Mo Nunn Racing) |
レイナード/ファイアストン |
66 | アレックス・ザナルディ(イタリア) (Alex Zanardi) |
型式 :
HR-1
形式 :
水冷V型8気筒 DOHC 32バルブ ターボチャージャー付き
総排気量 :
2.65L
エンジン・マネージメント:
Honda Motorola
フュエールインジェクション:
Honda PGM-FI
イグニッション :
Honda TDK CDI
燃料 :
メタノール
最高出力 :
800PS/15,000rpm以上(37inch boost)
年度 | 参戦 回数 |
優勝 回数 |
獲得タイトル | エンジン |
1994 | 15 | 0 | HondaインディV8 HRX | |
1995 | 17 | 1 | HondaインディV8 HRX/HRH |
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1996 | 16 | 11 | マニュファクチャラーズ・チャンピオン ドライバーズ・チャンピオン(ジミー・バッサー) ルーキー・オブ・ザ・イヤー(アレックス・ザナルディ) |
HondaインディV8 HRH |
1997 | 17 | 6 | ドライバーズ・チャンピオン(アレックス・ザナルディ) | HondaインディV8 HRR |
1998 | 19 | 13 | マニュファクチャラーズ・チャンピオン ドライバーズ・チャンピオン(アレックス・ザナルディ) ルーキー・オブ・ザ・イヤー(トニー・カナーン) |
HondaターボV8 HRK |
1999 | 20 | 14 | マニュファクチャラーズ・チャンピオン ドライバーズ・チャンピオン(ファン・モントーヤ) ルーキー・オブ・ザ・イヤー(ファン・モントーヤ) |
HondaターボV8 HRS |
2000 | 20 | 8 | ドライバーズ・チャンピオン(ジル・ド・フェラン) | HondaターボV8 HR-0 |
合計 | 124 | 53 | マニュファクチャラーズ・チャンピオン:3回 ドライバーズ・チャンピオン:5年連続5回 |
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1997年より(株)童夢と(株)無限の共同プロジェクトである「無限×童夢プロジェクト」を支援して、N-GT仕様NSXを開発し、全日本GT選手権(JGTC)へ参戦。4年目の昨シーズン、念願のチャンピオンをチーム・ドライバーともに獲得することができた。
本年は、さらに開発・熟成を進めた2001年型NSXを「無限×童夢プロジェクト」より、JGTC参戦チームへ供給すると同時に、「無限×童夢プロジェクト」も、レーシングチームとして参戦する。チーム体制は、昨年同様の、4チーム5台が参戦する。
車 体 |
型式 全長×全幅 ホイールベース トレッド(フロント×リア) 重量 フレーム |
GH-NA2 4,430×1,910(mm) 2,530(mm) 1,600×1,585(mm) 1,100kg以上 アルミモノコック構造+鋼管ロールゲージ+CFRP補強 |
エ ン ジ ン |
型式 形式 総排気量 燃料供給形式 点火形式 バルブ形式 最高出力 最大トルク |
C32B(DOHC VTEC)ベース 水冷V型6気筒横置 3.5L PGM・FI PGM・IG DOHC 4バルブ 480PS 以上 40kg-m 以上 |
ミッション | ヒューランド製 6速シーケンシャル | |
サスペンション | ダブルウィッシュボーン+ ショーワ製 インボードダンパーユニット |
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ブレーキ | ALCON製 フロント6ポット&リア6ポット キャリパー | |
タイヤ | フロント 310/30R18:リア 330/40R18 |
No. | マシン名 | エントラント名 | 監督 | ドライバー |
1 | ロックタイト 無限 NSX | 無限×童夢プロジェクト | 熊倉 淳一 | 道上 龍 光貞 秀俊 |
18 | TAKATA 童夢 NSX | 加藤 寛規 セバスチャン・フィリップ |
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8 | ARTA NSX | AUTOBACS RACING TEAM AGURI |
鈴木 亜久里 | 土屋 圭市 金石 勝智 |
64 | Mobil 1 NSX | Mobil1 Nakajima Racing |
中嶋 悟 | ドミニク・シュワガー 松田 次生 |
100 | RAYBRIG NSX | チーム国光 with MOONCRAFT |
高橋 国光 | 飯田 章 伊藤 大輔 |
年度 | 参戦回数 | 優勝回数 | 獲得タイトル | 使用車両 |
1997 | 6 | NSX | ||
1998 | 7 | 4 | NSX | |
1999 | 7 | 3 | NSX | |
2000 | 7 | 3 | ドライバーズ/チーム・チャンピオン | NSX |
合計 | 27 | 10 | チーム・チャンピオン:1回 ドライバーズ・チャンピオン:1回 |