Hondaは、10月27日(土)より11月7日(水)まで千葉・幕張メッセで開催される「第35回東京モーターショー」(主催:社団法人自動車工業振興会)における乗用車と二輪車の展示概要について発表した。
Hondaはグローバルブランドスローガンとして、夢の実現に向けてチャレンジを続けていく力“The Power of Dreams”を掲げている。それをもとに乗用車コーナーでは“FUN MAX!~Take FUN to the MAX.”をテーマに、創業以来、追求してきた「走りの楽しさ」と「移動空間の楽しさ」を広げる新しい価値をもったクルマを提案。また二輪コーナーでは“Have Wings ?”をテーマに、走りの楽しさを具現化するスポーツバイクと、毎日の楽しいライフスタイルを提案するシティコミューターの二つの世界を提案。
先進技術で環境や安全などに配慮した上で、いかに楽しく夢に満ちたモーターサイクルやクルマを創造できるかを、テーマ毎に数々のコンセプトモデルや先進技術、環境技術のプレゼンテーションによって判り易く展示紹介する。
乗用車コーナーでは、「走りの楽しさ! SPORTS MIND」と「移動空間の楽しさ! SPACE MAGIC」を、融合、進化させたコンセプトモデルを紹介。先進技術のプレゼンテーションやプロトタイプと共に、創造性あふれる個性的な展示内容としている。
コンセプトステージでは、V6 3.5Lエンジンにモーターアシスト機構と先進の4WDシステムを組み合せたハイブリッド4ドア・ミッドシップスポーツカーDUALNOTE(デュアルノート)、リアシートが電動モーター・コミューター e-DAXに変わる、クルマとバイクを融合した新しいスタイルのスポーツカーBULLDOG(ブルドッグ)、フルモジュールパネルとトラス骨格によるボックスデザインで高効率パッケージと開放的な空間を実現したUNIBOX(ユニボックス)、アウトドアの楽しみを広げる「移動空間」として開発したアクティブ・ユーティリティビークルmodel Xを展示。
スポーツマインドステージでは、Hondaの熱きスポーツスピリットを象徴するTYPE RシリーズのシビックTYPE RとNSX TYPE Rを展示。
スペースマジックステージでは、シンプルなデザインと合理的で使いやすいインテリアでさりげなくオシャレに乗れるw・i・c(What is a car ?)、コンパクトカーの取り回しのよさとミニバンの使い勝手のよさを融合したS・U・U(SMART,URBAN,USEFUL)の日常生活での利便性を追求した2台を展示。
技術ステージでは、進化したHonda IMAシステムを搭載したシビック ハイブリッドを始めとする、環境技術や安全に対する取り組みとITを活用した独自のアプローチなど、時代を先駆ける技術研究の数々を紹介。
モータースポーツステージでは、F1とCARTを展示してHondaのモータースポーツ活動を紹介している。また、福祉車両として、シート昇降装置付きのオデッセイ・アルマスとライフ・アルマスを展示している。
二輪車コーナーでは、楽しいライフスタイルを具現化する「LIFE STYLE Wing」、走りの楽しさを具現化する「SPORTS Wing」の二つの世界を紹介。二つの“Wing”を象徴する二台のフューチャーモデルを中心に、創造性にあふれた個性豊かなコンセプトモデルやニューモデルを展示。
メインステージでは、全天候対応型の電動コンバーチブルルーフ、ナビゲーションシステムなどを採用し、新設計の750cc水冷4ストローク水平対向4気筒エンジンを搭載した、大排気量スクーターELYSIUM(エリシオン)、斬新なスタイリングと先進のテクノロジーにより、所有する喜び、操る歓びを、高次元で融合したVツインエンジン搭載のスーパースポーツモデルXAXIS(ザクシス)を展示。
コミューターコンセプトステージでは、排出ガスを一切出さない、電動モーター駆動を採用した、e-DAX、MOBIMOBA(モビモバ)、CAIXA(カイシャ)、e-NSRなどを展示。四輪車と組み合わせることで有用性、趣味性を拡大し、未来の都市と人との新たなコミュニケーションを提案する。
モータースポーツステージでは、Hondaのチャレンジングスピリットと先進技術を結晶させた、V型5気筒4ストロークエンジン搭載の、RC211V(2002年 Moto GP出場予定車)、ロードレース世界選手権(WGP)500勝の軌跡や各カテゴリーマシンを展示。
安全・環境・セキュリティーコーナーでは、二輪車の運転を模擬体験できるライディングシミュレーターを二台設置。また、安全技術の取り組みや、クリーン4エンジン搭載のスマート・Dioカットモデルを使っての、環境技術への取り組みを紹介している。さらに、盗難抑止システムとして「イモビアラーム」や、セコム(株)の「ココセコム」などの実演を交えて紹介する。