ニュースリリース

2001年08月02日ニュースリリース

タイにおいて二輪・四輪・汎用製品累計生産1000万台を達成

  • Hondaのアジアの統括会社である、アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド(本社:タイ バンコク、社長:土志田諭)は、2001年8月2日(木)以下の件を発表致しましたのでその内容をご案内致します。

<ご参考>
 Hondaのアジアの統括会社である、アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド(以下、アジアホンダ)は、1967年の生産開始より2001年7月31日現在でタイでの二輪・四輪・汎用のホンダ製品の累計生産が1000万台を記録したと発表した。 

その内訳は、タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド(以下、タイホンダ)で生産している二輪車が7,136,172台、汎用製品が3,023,263台、ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッドで生産している四輪車が334,603台となっている。 

タイホンダの二輪車生産は1967年に494台でスタートした。今日では2000年実績で595,600台とタイホンダは世界でも最大規模の二輪車工場に成長した。2000年にタイでホンダが販売した二輪車の78%が4ストロークエンジンであり、オートバイ大国タイにおいて環境に優しい製品を提供するメーカーとしてHondaは高いご支持をいただいている。汎用製品についてもタイホンダにて1987年より汎用小型エンジンを生産を開始、2000年実績で344,603台と大きく成長している。Hondaの四輪生産は1984年に始まり、1996年アユタヤ工場に移って現在に至っている。2000年実績でタイで生産した35,949台のシティ・シビック・アコード・CR-Vの43%がタイの排ガス規制を80%下回る低排出ガス車である。 

これらのタイで生産されているホンダ製品は、タイ国内への供給にとどまらず、輸出についても二輪車は累計392,911台、四輪車が19,742台、汎用製品が1,715,533台がアジア・オセアニア・中近東・アフリカなどを中心に60カ国以上を対象に行われている。
また二輪・四輪の生産部品についても、タイからアジア地域の生産拠点に供給されている。 

アジアホンダの社長であり、Hondaの常務取締役の土志田諭は「1000万台という大きな生産実績を達成できたのも、ホンダの3つの核となる製品において一様にタイのお客様に高いご支持をいただいたためと考えている。これもタイが良好な自動車産業政策環境にあったことに加え、部品のお取引先様、販売店、ホンダの社員の努力によって高い品質とリーズナブルな価格の商品をご提供できたことがタイ及び世界の1000万人のお客様に受け入れられたものと考えている。」とコメントした。

タイ生産拠点概要

二輪車・汎用製品
タイホンダマニュファクチュアリングカンパニー・リミテッド

設立

1965年4月

所在地

バンコク

出資比率

本田技研工業(株) :60%
ホンダグループ企業 :23%
その他 :17%

業務内容

二輪車・汎用製品及び部品の製造

生産能力

二輪車90万台/年、汎用製品35万台/年

四輪車
ホンダオートモービル(タイランド)カンパニー・リミテッド

設立

2000年12月

所在地

アユタヤ

出資比率

本田技研工業(株) :75.9%
アジアホンダ :15.4%
その他 :8.7%

業務内容

四輪車の生産・販売

生産能力

6万台/年