ニュースリリース

2001年07月12日ニュースリリース

「Honda Recycle Parts」の展開 について

 Hondaは、お客様のニーズや価値観の変化、地球環境保全への意識の高まりを受けて、資源の有効活用につながる部品リサイクルの普及促進に向けた新たな取り組みとして、「Honda Recycle Parts」の販売を本年7月よりスタートした。

「Honda Recycle parts」ロゴマーク

「Honda Recycle parts」ロゴマーク

「Honda Recycle Parts」は、98年からHonda四輪ディーラーで販売している、高機能部品を再生させた「再生部品(*リマン部品)」に加え、今回新たに「中古部品」と新車からの「取り外し部品」からなる「リユース部品」を追加して商品群を構成したものである。

「リユース部品」は、二世代前の使用済車より検査選別された「中古部品(全16品目)」と、オプション装着に伴い、販売店等で新車より取り外した部品(全9品目)で構成されており、関東地区のHonda四輪ディーラーで販売、今後はノウハウを蓄積しながら販売地域を順次拡大していく予定である。なお、「再生部品」は、これまでと同様に全国のHonda四輪ディーラーで販売する。

環境問題の顕在化等で、消費型から資源循環型への意識は高まってきており、補修用部品についてもメーカーの純正部品だけでなく、再生部品やリユース部品を選択する時代に変化してきている。Hondaの四輪ディーラーにおいても、車齢に応じたリーズナブルな補修部品の提供への要望が高まっており、「Honda Recycle Parts」は、こうしたお客様や社会のニーズに応えるものとして、新たな選択肢の提供と資源の有効活用、廃棄物の削減に寄与するものである。

  • リ・マニュファクチュアリング・ビジネスの略称=修理交換部品の再生・販売事業。 Hondaは、お客様の負担が大きい高機能部品(ドライブシャフトやパワーステアリングギヤボックス等、全5品目)を国内のHonda四輪ディーラーで販売しており、品目拡大を計画している。
Honda四輪車用補修部品のラインアップにおける「Honda Recycle Parts」の位置付け

Honda四輪車用補修部品のラインアップにおける「Honda Recycle Parts」の位置付け