ご参考
Hondaのインドにおける子会社であるホンダシエルカーズインディア・リミテッド(以下略HSCI)は、シティに続く第二モデルアコードの生産販売を開始すると発表した。年間計画台数は2,500台。
インドにおいて、HSCIは昨年に引き続きJDパワー社の2001年インド販売満足度調査(SSI)の顧客満足度第1位にランクされるなど、シティで高級車メーカーとしての高い評価を得てきたが、お客様の購買力の向上により、さらに上級な車をという声がでてきたため、これに応えHondaは市場の空白地帯となっていたシティの上級クラスとなるカテゴリーとしてアコードを投入することとした。
インドの乗用車市場は2000年実績で69万台(前年比94.8%)で、近年ではこれまでの主流であった低価格車に比べ、中級車、高級車クラスの伸びが大きくなっており、シティ、アコードが含まれる高級車市場は市場の11%を占めている。
Hondaのアジア・大洋州本部副本部長土志田諭(さとし)常務は、「アコードは過去20年にわたってホンダを代表するモデルであり、インドのお客様にプライドと満足をもって乗っていただけることと思う。」とコメントした。
またHSCIの藤崎社長は、「インドの自動車市場は、シティクラスにお乗りいただいていた高級車指向のお客様が、まさにアップグレードされようとしている時期にある。アコードがインド市場にその新しいクラスをご提案することになると考えている。」とコメントした。
四輪車の製造販売
1995年12月
36億ルピー(約102億円)
830名
本田技研工業(株) :99%
シエル社 :1%
10,242台 (前期比 104.4%)
シティ
71%