ご参考
Hondaは、6月4日、5日の二日間、鈴鹿サーキット交通教育センター(三重県鈴鹿市)において、『2001自動車教習所指導員安全運転競技会』を開催する。
近年、交通事故の増加や交通社会の高齢化を背景に、免許取得時に加え、既に免許を取得したドライバー・ライダーの地域における安全教育の場としても、自動車教習所に対する期待は高まっている。
この『2001自動車教習所指導員安全運転競技会』は、その安全教育の中核となる指導員のさらなる運転技術や指導のレベルアップを支援するために、主にHondaの教習車や二輪ライディングシミュレーターをご利用いただいている全国の自動車教習所に参加を呼びかけ、今回初めて開催するものである。競技会には50校99人の指導員が参加する。
競技(*1)は二輪部門、四輪部門に区分され、選手はどちらかの競技に出場し、種目ごとに競う(同一選手が二輪・四輪両方には出場できない)。それぞれの部門には教習に関連する種目と安全研修に関連する種目がある。二輪部門は、一本橋、ブレーキング、コーススラローム、パイロンスラロームの4種目。四輪部門は、縦列駐車・車庫入れ、フィギア(狭路応用走行)、ブレーキング、コーススラロームの4種目によって運転技術を競う。表彰は各種目ごとに計8種目1位~6位までの個人表彰を行う。
Hondaはより安全な製品の提供を行うと共に、1970年に安全運転普及本部を設立し、安全運転教育に積極的に取り組んできた。現在、全国に8つの交通教育センター(*2)を持ち、約150人のインストラクターを擁してドライバー・ライダーの各種トレーニングを実施し、年間のべ約7万3千人にご利用いただいている。
より効果の高い教育を行うには質の高い指導者づくりが不可欠との考えから、過去4年間Hondaのインストラクター安全運転競技大会を開催してきた。今競技会はそのノウハウをもとに教習所指導員の方を対象にして開催する。
全国8ヵ所(もてぎ、和光、埼玉、浜松、鈴鹿、大阪、福岡、熊本)にあるHondaの安全運転教育施設。
企業ドライバー、ライダーを対象とした運転者講習の他、一般の四輪ドライバーを対象としたHonda・ドライビング・スクール(HDS)や二輪ライダーを対象としたHonda・モーターサイクリスト・スクール(HMS)、親子でバイクを楽しむ会等を開催している。
以上