<ご参考>
Hondaとそのインドにおける合弁会社であるヒーローホンダ、および子会社であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディア(以下、HMSI)は、2003年度に175万台を生産販売する計画を発表した。これはHondaが昨年5月に発表した全世界の二輪車生産販売目標台数700万台のうち25%にあたる。また、Hondaは今後、インドの前述2拠点を世界の二輪市場への重要な供給基地とするための検討を進める。
これまでのインドにおけるホンダと、ヒーローグループとの17年の協力関係を通じ、ヒーローホンダは昨年度103万台のオートバイを生産販売する二輪車のリーディングメーカーとなった。今後は30億ルピ-の追加投資で、生産能力を150万台まで拡大し、本日発表した「ジョイ(JOY)」に続くモデルも投入していくことで、今後ラインナップもさらに拡充していきたい考えである。
一方、本日4月12日に、第一号車「Hondaアクティバ(ACTIVA)」をラインオフするHMSIは、2003年度に生産能力を25万台とする計画であり、既に今後の生産拡大を見越し、工場用地用にHMSIの隣接地10万平方メートルの購入をハリアナ州政府に申請している。
このようにホンダは二社それぞれの強みを生かすことで総合力を発揮し、共存共栄のスタンスでインド二輪車ビジネスを展開していく。
1984年1月
3億9,937万5千ルピー(約11.6億円)
本田技研工業株式会社 26%
ヒーローグループ(Hero Group) 26%
その他(上場分) 48%
インドニューデリー市
社長 ブリジモハン・ラル(Brijmohan Lall)
約3,800人
スプレンダー(Splendor)100cc、パッション(PASSION)100cc、CD100、CBZ、STREET
1999年10月
20億ルピー(約58億円)
本田技研工業株式会社 100%
インドデリー近郊グルガオン地区
社長 滝口晴夫
327名(01年4月1日現在実績)
(* 1ルピー=2.9円 2001年4月5日現在)