ニュースリリース

2000年10月31日ニュースリリース

ハイブリッド車、インサイトが米国環境保護庁「地球気候保全賞」を受賞

*本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス市、社長:雨宮 高一)は、2000年10月30日(現地時間)に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

<ご参考>
 (ワシントンD.C.10月30日)
 ホンダ「インサイト」が、10月31日に米国EPA(Environmental Protection Agency:環境保護庁)の「2000年地球気候保全賞」を受賞、授賞式が同日ワシントンで行われる。今回の受賞は15団体であるが、ホンダは自動車業界で唯一の受賞となる。

 この「地球気候保全賞」は、地球気候の保全に関する特別な指導力や個人的な貢献、技術的功績などを表彰するため1998年にEPAにより設置され、汚染防止、技術革新やリサイクルなどによって地球温暖化ガス削減に貢献した個人・企業・団体に与えられるものである。

 受賞対象者は、気候保全への優れた功績によって推薦され、政府、業界やNGOの代表による国際委員会による検討の後、公共性、リーダーシップ、世界的な視野や影響力と実際の地球温暖化ガスの削減実績などを審査基準として、EPAが最終の受賞者を決定する。

 インサイトは1999年12月に米国で初めてのガソリン・電気のハイブリッド車として発売された。2000年モデル(5速マニュアル車)は、ガソリン車としてEPA史上最高の低燃費である市街地61mpg*1、高速70mpgを記録し、2001年モデルとともに、二年連続して燃費ランキングのトップに位置している。排出ガスレベルにおいても、カリフォルニア州のULEV基準*2を満たしており、優れた環境性能に対して高い評価を得ている。

*1 1mpg x0.465=km/L
*2 カリフォルニア州排出ガス規制中の超低排出ガスレベル(ULEV:Ultra Low Emission Vehicle)基準