ニュースリリース

2000年09月29日ニュースリリース

ベトナム工場 二輪車生産累計30万台を達成

ご参考

ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(以下略HVN、ベトナム国ビン・フック省、社長:中島武彦)は、9月26日で二輪車生産累計30万台を達成した。

HVNは1997年12月の生産開始から、累計生産で1999年3月の10万台、2000年2月の20万台達成後、わずか7ヵ月で30万台を達成、ベトナムでの二輪事業の順調な発展ぶりを表すものとなった。

HVNでは定番の人気モデルである「スーパードリーム」を軸に、昨年10月新型モデル「フューチャー」を発売し人気を博している。ベトナムではオートバイは一人当りGDPの5倍にも上る高級品であるが、ホンダは、同国では他社に類を見ない全国に張り巡らされた126店(2000年9月現在)のディーラー網によるきめ細かな販売・アフターサービスを提供しお客様の高い満足をいただいている。

ベトナムの全体市場(は1999年約38万台で、1990年の約10万台から大幅な成長を遂げている。その間1997年のアジア通貨危機の影響を受け、市場は1996年のピーク時(約47万台)の半分近いレベルに落ち込んだものの、その後順調な回復をみせ2000年には約50万台に達すると予測される。HVNの販売は1999年度実績9.4万台に対し、2000年度は70%増の16万台を見込んでいる。

HVN社長中島武彦は生産累計30万台記念式典で、「環境にやさしく耐久性の高いホンダ4ストロークエンジン搭載の二輪車はベトナムの生活に密着するツールとして愛されている。今後もお客様の嗜好に合った商品の提供を行い保有台数600万台の大市場での拡販を図っていきたい。」とコメントした。

「ホンダ ベトナム カンパニー リミテッド」概要

設立:

1996年3月

所在地:

ハノイ郊外ビン・フック省

出資比率:

ホンダグループ :

70%(本田技研工業(株)42%、アジアホンダモーター28%)

VEAM社:

30%

業務内容:

二輪車の生産・販売

生産能力:

30万台/年

全体市場規模はホンダ推計