ニュースリリース

2000年08月09日ニュースリリース

第4回セーフティジャパンインストラクター競技大会を開催

ご参考

本田技研工業(株)は、9月8日、9日の二日間、(株)鈴鹿サーキット 交通教育センター(三重県鈴鹿市)において、『第4回セーフティジャパンインストラクター競技大会』を開催する。

 この『セーフティジャパンインストラクター競技大会』は、ホンダの交通教育センター*1のインストラクターを世界トップレベルの安全運転指導者として育成することと、各地で活動するインストラクターの相互交流による、運転技術の研鑚とホンダの安全運転普及活動における基本理念*2の共有化を目的に1997年より開催。
4回目の開催となる本年は、交通教育センターのインストラクターをはじめ、各製作所で従業員への安全運転普及に携わるインストラクターや四輪販売会社のセーフティーコーディネーター、二輪販売店や卸会社のライディングアドバイザー等様々な形でユーザーに安全運転の心と技の普及に努めているインストラクターの代表と、海外4カ国の交通教育センター*3の代表12名を合せた120名の選手が参加する。

二輪部門の競技*4は、ブレーキング、コーススラローム、一本橋・低速バランスの3種目を競う。(国内交通教育センターのインストラクターはトライアルも加えた4種目で実施)。また四輪部門は、コーススラローム、フィギア(狭路応用走行)・縦列駐車・車庫入れ、低μ路走行の3種目によってそれぞれの運転技術を競う。
尚、今回より国内交通教育センターのインストラクターは、運転技術だけでなく受講生への説明能力をみる指導力部門を加え、指導の的確さ、理解のしやすさを競う。

(*1)交通教育センター

全国8ヵ所(もてぎ、和光、埼玉、浜松、鈴鹿、大阪、福岡、熊本)にあるホンダの安全運転教育施設。
企業ドライバー、ライダーを対象とした運転者講習の他、一般の四輪ドライバーを対象とした ホンダ・ドライビング・スクール(HDS)や二輪ライダーを対象としたホンダ・モーターサイクリスト・スクール(HMS)、親子でバイクを楽しむ会等を開催している。

(*2)ホンダの安全運転普及活動の基本理念

「社会的観点に立ち、人と車の調和を目指し、豊かで夢のある安全運転ソフトを開発、普及する。」 その理念に基づき、ホンダ安全運転普及本部は1970年より、社会ならびにホンダユーザーに対す る安全運転普及活動を実施。

(*3)海外4カ国の交通教育センター

シンガポール、タイ、台湾、オーストラリアのホンダ交通教育センター

(*4)競技

□二輪部門

  • 1.ブレーキ競技・・・    
    70Km/hからの急制動での制動距離の短さを競う。
  • 2.コーススラローム競技・・・    
    S字、クランク複合の曲線コースを正確に走行しタイムで競う。
  • 3.一本橋競技・・・
    幅30cm、長さ15m、高さ5cmの板の上でのバランスを保ちながら、その上にどれだけ長くのっていられるかを競う。
    狭路バランス競技・・・
    幅70cm、長さ15mの4ヵ所が屈折した狭路を、バランスを保ちながら、基準タイムをクリアできるかを競う。
  • 4.トライアル競技(交通教育センターインストラクターのみ)・・・
    人工構造物や自然の地形を使ったバランス競技。

□四輪部門

  • 1.コーススラローム競技・・・
    S字、クランク複合の曲線コースを正確に走行しタイムを競う。
  • 2.フィギア競技・・・
    狭路での車両感覚を競うため、縦・横7mの枠内で方向転換、切りかえし を行い、指定ポイント3ヵ所に指示された車輪を正確に入れ、そのタイムを競う。
    縦列駐車・車庫入れ競技・・・規定のスペースに正確かつスムーズに縦列駐車や車庫入れをし、そのタイムを競う。
  • 3.低μ路走行・・・
    滑りやすい路面上に設定されたコースを安定かつ正確に走行しタイムを競う。