ニュースリリース

2000年04月20日ニュースリリース

新型ラグジュアリーSUV「アキュラ MDX」を発表

*本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス市、社長:雨宮 高一)は、米国東部時間2000年4月19日午前11時に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

ご参考

 (ニューヨーク 4月19日)アメリカン・ホンダモーターは、ニューヨーク国際自動車ショーにおいて、高級車販売チャンネル「アキュラ」の次世代ラグジュアリーSUV(SUV = Sports Utility Vehicle)、新型「アキュラ MDX」を発表した。クラストップの低公害・低燃費性能と安全性能、四輪駆動の優れたオフロード走破性を併せもつ走行性能、7人乗りで多彩なシートアレンジが可能な室内空間などを特徴とするアキュラ MDXは、今秋より北米のアキュラ店から発売される。

 この新型アキュラ MDXはホンダR&Dアメリカズ(本社:カリフォルニア州トーランス市)にて企画、デザイン、開発が行われた北米専用モデルで、ホンダ・オブ・カナダ・マニュファクチャリング(カナダ・オンタリオ州アリストン)にて生産される。
年間販売計画台数は米国3万7千台、カナダ3千台の北米合計4万台である。また、米国における販売価格帯は3万ドル台の中盤から後半となる予定である。

 アキュラ MDXは、これからの時代に求められる優れた環境性能を実現。排出ガスは米国カリフォルニア州のULEV(Ultra Low Emission Vehicle:超低公害車)基準をクリアしており、全米50州で発売される初めてのULEV SUVとなる。燃費性能では、クラストップの低燃費である1ガロンあたり17マイル/23マイル(市街地モード/ハイウェイモード)も達成。また、安全面では、高剛性衝撃吸収安全ボディー骨格を基本に、両席SRSエアバッグシステムと乗員姿勢検知機能付前席用サイドエアバッグシステムを採用。NHTSA(米国交通安全基準局)衝突安全基準において最高ランクのファイブスターレベルを達成する衝突安全性(社内テスト値)を実現した。

 パワートレインには、3.5リッターV型6気筒VTECエンジンを搭載、最高出力240馬力、最大トルク245 lb.-ftを発生する。また、5速オートマチックトランスミッション及び4輪独立懸架サスペンションに加え、軽量・高効率を実現した新開発4WDシステム「VTM-4」(バリアブル・トルク・マネージメント・4WD システム)を採用、雪道や濡れた路面などにおいてクラストップレベルのオフロード走行性能を実現した。高いオフロード走破性能と、オンロードでのセダン同等の優れたパフォーマンスを両立している。

また、インテリアではフロアーにフラットに収納できるリア席を採用、多彩なシートアレンジにより、7人乗りの快適な室内空間を実現している。

新型アキュラ MDXの主要装備

  • 運転席&助手席用SRSエアバッグシステム
  • 前席用サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)
  • ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)
  • フロント3点式ロードリミッター付プリテンショナーELRシートベルト
  • 全席3点式シートベルト
  • 盗難防止イモビライザーシステム
  • フロント・フォグライト
  • 電気ヒーター内蔵フロントシート
  • 本皮シート(フロント、セカンドシート)
  • 7スピーカーAM/FM/CD/カセットステレオ
  • オーディオリモートコントロール(ステアリングスイッチ)
  • クルーズ・コントロール・システム
  • 電動スライド・サンルーフ
  • デュアルフルオートエアコンディショナー
  • キーレスエントリーシステム
  • DVD式 アキュラ・ナビゲーション・システム(オプション設定)
アキュラ MDX

アキュラ MDX