ニュースリリース

2000年02月08日ニュースリリース

ホンダ、米国における「アコード」生産累計 500万台を達成

*本田技研工業(株)の米国現地法人であるホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(Honda of America Manufacturing., Inc. 本社:オハイオ州メアリズビル市、社長:平島 凰希)は、米国東部時間2000年2月7日午前9時00分(日本時間 2月7日午後11時00分)に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

ご参考

(オハイオ州メアリズビル市) ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング(略称:HAM 本社:オハイオ州メアリズビル 社長:平島凰希)は、米国での「アコード」の現地生産累計が昨年末で500万台に達したと発表した。
 米国での単一モデルの生産累計500万台達成は、日系自動車メーカーとしては初めてのこととなる。

 ホンダは1982年、「需要のある所で生産する」という理念に基づき、他の日系企業に先駆け、米国オハイオ州にて乗用車(アコード)の現地生産を開始した。 以来アコードは、その優れた性能と高い付加価値によって幅広く市場に受け入れられており、北米での販売累計は740万台(日本からの輸入分を含む)を超えるに至っている。 米国製アコードは、1987年より日本、欧州を始めとする世界各地への輸出が開始され、結果、ホンダの北米からの乗用車の輸出先は世界70ヶ国以上に及び、乗用車の累計輸出台数は60万台を超える規模にまで拡大している。

 現在HAMで生産されているアコードは、日本で販売されているアコードとはデザイン、車両寸法、搭載エンジンなどが異なっており、HAMは日本にいわゆるマザー生産工場をもつことなく、1997年から、この北米専用設計のアコードの生産を行なっている。また、アコードの部品現地調達率も97%に達するなど、生産活動の現地化は購買分野にも広く及んでいる。

 HAMは、総従業員数13,000名を擁するホンダ最大の北米生産拠点で、四輪車67万台/年、エンジン100万台/年の生産規模をもち、現在までの累計投資額は38億ドルに上っている。

ホンダ オブ アメリカ マニュファクチュアリングの概要

1.工場一覧 (四輪生産関連)

工場名 所在地 生産品目 操業 建屋面積
(1000m2)
生産能力
(万台/年)
従業員数
(人)
投資額
(億ドル)
メアリズビル
四輪工場
オハイオ州
メアリズビル
Accord Sedan
Accord Coupe
Acura CL
Acura TL
1982.11 288 44 6,000 18
イーストリバティ
四輪工場
オハイオ州
イーストリバティ
Civic Sedan
Civic Coupe
Civic GX
1989.12 130 23 2,700 6.7
アンナ
エンジン工場
オハイオ州
アンナ
四輪用エンジン
(Accord/Civic/
Odyssey/Acura CL/Acura TL)
二輪用エンジン
1985.7 120 100
(エンジン)
2,800 9.7

2.主な歴史

1979年    二輪車 生産開始
1982年    四輪車(アコード) 生産開始(メアリズビル四輪工場)
1985年    アンナエンジン工場、二輪エンジン生産開始
1987年    アンナエンジン工場、四輪エンジン生産開始
      四輪車(アコード)輸出開始
1988年    四輪車 生産累計100万台を達成
1989年    四輪第二工場 イーストリバティ生産開始
1990年    四輪車、生産累計200万台達成
1993年    四輪車、生産累計300万台達成
1996年    V6エンジン生産開始
1999年末    アコード累計生産台数500万台を達成