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ニュースリリース

2000年09月28日

カリフォルニアフューエルセルパートナーシップ参加燃料電池車FCX-V3を発表

 本田技研工業(株)は、今年11月から始まるカリフォルニアフューエルセルパートナーシップ(以下CaFCP)に参加する燃料電池車FCX-V3を発表した。ホンダは公道における燃料電池車市場検証テストの可能性を日本、米国で検討しているが、その一歩としてCaFCPを通じカリフォルニア州の一般道における走行テストを開始することで、市場適合性など更に進んだ研究段階に入ることとなる。

FCX-V3

FCX-V3

 CaFCPは、燃料電池技術の将来性やインフラ設備などの検討、量産化への可能性を検証することなどを目的にCARB(カリフォルニア大気資源局)や、民間の石油会社、自動車メーカー、FCスタックメーカーなどが合同で参画、展開するプロジェクトである。ホンダはCaFCPの将来を見据えた目的と取組みに賛同しその走行テストに参加、燃料電池車の市場適合性テストなどを実施する予定である。

 今回の燃料電池車FCX-V3では、制御装置などを含んだFCシステムやモーターの小型化などによって四人乗りキャビンを実現。また、始動性や静粛性を高めるなど、より高い商品性の実現を目指した。FCX-V3はバラード社製スタックを搭載し、燃料には高圧水素を使用。
また、新たにウルトラキャパシタを採用。持続的発電に優位な燃料電池と瞬発的放電に優位なウルトラキャパシタを組み合わせる事で発進性や加速性を向上させるとともに、エネルギーの回生、充放電のロス低減などによって燃費性能も改良、高効率なエネルギーマネージメントを実現した。

 ホンダは環境への影響を最小化する車の開発を目指して低排出ガス車や、省エネルギー車、代替エネルギー車などを積極的に開発してきた。FCX-V3には、電気自動車「EVプラス」のモーター駆動技術、ハイブリッド車「インサイト」のエネルギーマネージメント技術、天然ガス自動車「シビック GX」の高圧ガス貯蔵技術など、ホンダが今まで開発してきたクリーンエアビークルで培われた技術が要素技術として活かされている。更に、燃料電池車の大きな技術テーマであるスタックについては、独自技術によるホンダ製スタックの研究開発も鋭意進めている。

FCX-V3 システム概念図

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FCX-V3 主要諸元

完成車

最高速

130km/h

車両重量

1,750kg

モーター

最大出力

60kW

最大駆動トルク

238Nm

種類

永久磁石型交流同期モーター

燃料電池スタック

形式

PEFC(固体高分子型)(バラード社製)

出力

62kW

燃料

種類

純水素

貯蔵方式

高圧水素タンク(250気圧)

容量

100L

以上