ニュースリリース

2000年02月14日ニュースリリース

力強いロー&ロングデザインの新型アメリカンカスタム「シャドウ スラッシャー」を発売

 本田技研工業(株)は、力強い鼓動感の4ストローク・V型2気筒400ccエンジンを搭載し、ロー&ロングを強調したデザインのアメリカンカスタムバイク「シャドウ スラッシャー」を2月15日より発売する。

シャドウ スラッシャー

シャドウ スラッシャー

 このシャドウ スラッシャーは、昨年の第33回東京モーターショーに参考出品し、若い世代を中心に好評を得たモデルである。
 スタイリングは、アメリカの最新トレンドを取り入れ、力強さとおおらかさを徹底したロー&ロングデザインで表現している。
 エンジンは、シャドウをベースに、点火タイミングなどを変更する事で、低・中回転域でさらに力強さと鼓動感を演出している。
 ホンダの400ccのアメリカンカスタムバイクは、パフォーマンスデザインのシャドウスラッシャー、チョッパーデザインのSTEED、クラシックデザインのシャドウと3車種の豊富なラインナップで、幅広いユーザーの要望に応えられるものとしている。

販売計画台数(国内・年間)

4,500台

メーカー希望小売価格

629,000円

(地域希望小売価格の一例:北海道は17,000円高、沖縄は9,000円高、その他一部地域を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。)

シャドウ スラッシャーの主な特徴

ロー&ロングを強調したスタイリング

アメリカンカスタムバイクとしての基本を踏襲しながらも、徹底的にローダウンした車体と、燃料タンクからリアフェンダーまで抑揚のあるデザインを採用する事で、新鮮で存在感のあるスタイリングを実現。また、先端部分を切り落とした前後フェンダーや、迫力あるデザインのマフラーなどの採用で、一段とロー&ロングを強調させている。
645mmの低シート高によって、扱いやすさと、地を這うような新鮮なライディングポジションを両立している。

鼓動感を高めたVツインエンジン

エンジンは、シャドウで定評の水冷・4ストローク・V型2気筒をベースに、鼓動感と力強さを両立させるために、インポート径を絞ることで低中回転域のトルク感を向上させている。また、スロットル開度センサーの採用で低開度でのレスポンスを向上させるとともに、前後シリンダーを独立点火方式とする事で力強い出力特性を実現している。
2本それぞれのマフラーの容量を最適化し、ライダーにダイレクトに伝わる心地良いサウンドを実現している。
排出ガス浄化システムは、エアインジェクションシステム(二次空気導入装置)と、それぞれのマフラー内に筒状触媒「HECS」(Honda Evolutional Catalyzing System)を採用する事で、国内の排出ガス規制に適合させている。

その他

  • タンクオンメーターを採用した13L容量のボリューム感あふれる燃料タンク
  • 三角形の座面形状と腰のサポート形状を大きくとったガンファイタータイプシート
  • カラーリングは3色を設定し幅広いユーザーニーズに対応している。
    キャバレーパープルメタリック×パールマゼンタ
    パールクリスタルホワイト×キャンディブレイジングレッド
    ブラック

主要諸元

通称名 シャドウ スラッシャー
車名・型式 ホンダ・BC-NC40
全長×全幅×全高(m) 2.310×0.795×1.060
軸距(m) 1.625
最低地上高(m) 0.130
シート高(m) 0.645
車両重量(kg) 232
乾燥重量(kg) 217
乗車定員(人) 2
最小回転半径(m) 3.2
エンジン型式 NC25E(水冷・4ストロークOHC・V型2気筒)
総排気量(cm3) 398
内径×行程(mm) 64.0×62.0
圧縮比 9.8
最高出力(kW[PS]/rpm) 24[33]/7,500
最大トルク(N・m/rpm) 35/5,500
燃料消費率(km/L) 40.0(60km/h定地走行テスト値)
キャブレター形式 VDD1
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 13
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1 速 3.166
2 速 2.000
3 速 1.500
4 速 1.173
5 速 1.041
減速比(1次/2次) 2.058/2.750
キャスター(度)/トレール(mm) 34°00´/152
タイヤサイズ 110/80-19 59S
160/80-15M/C 74S
ブレーキ形式 油圧式ディスク
機械式リーディングトレーリング
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム式
フレーム形式 ダブルクレードル