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ニュースリリース

1999年09月06日

ホンダ、量産ガソリン車 世界最高燃費のパーソナルハイブリッドカー「インサイト」を11月より発売

    本田技研工業(株)は、高い環境性能と走る楽しさを高次元で融合し、量産ガソリン車として世界最高の超低燃費35km/L※1を実現したパーソナルハイブリッドカー「インサイト」を '99年11月1日より全国のホンダ4輪全ディーラーから発売する。

※1 10・15モード 5速MT車

インサイト

インサイト

    インサイトは、先進のスタイリングと2シーターパーソナル空間の具現化と共に、「パワーユニットの高効率化」「空力性能の追求」「車体の軽量化」の3つの技術テーマを柱として開発。世界最高の低燃費、排出ガスのクリーン化、優れたリサイクル性を実現する一方、ホンダ独自のGコントロール技術による世界最高水準の衝突安全性能を達成、環境・安全に配慮しながらも、軽快で実用的な走りが楽しめるハイブリッドカーである。
 生産は栃木製作所高根沢工場が担当、また北米、欧州、アジアにおいても本年末から順次発売を予定している。欧州では、3.4L/100km※2の低燃費とCO2排出量で1km走行当たり80g(グラム)※3というディーゼル車を含めても世界一少ないCO2排出レベルを達成した。

※2 ※3 社内達成値

インサイト

販売計画台数(国内・月間)

300台

全国希望小売価格

(5速MT車 消費税含まず)

2,100,000円

ホンダマルチマチック車は80千円高

メーカーオプション

ホンダナビゲーションシステム+4スピーカー 220千円高
リアワイパー 15千円高

インサイトの主な特長

独自のハイブリッドシステム「ホンダIMAシステム」

  • ホンダIMAシステムはエンジンを主動力、モーターを補助動力として力強い加速と低燃費を両立させた、軽量でシンプルなハイブリッドシステムである。これにより、市街地から高速道路まで、幅広い走行状況で低燃費と優れた動力性能を両立している。
  • 世界最軽量の新開発1リッターリーンバーンVTECエンジンは燃焼効率を高めると共に、コンパクト化やフリクション(摩擦抵抗)の低減を徹底追求した。
  • モーターアシスト機構は、「薄型DCブラシレスモーター」と「Ni-MH(ニッケル水素)バッテリー」、「PCU(パワーコントロールユニット)」から構成される。
    エンジンに大きな負荷がかかる加速時には軽量で力強いモーターがエンジンを補助し、減速時には発電機の役割を果たして、エネルギーを効果的に回生・充電する。
  • 信号などで停車した際にはエンジンを自動的に停止させ、低燃費とクリーン化に寄与するオートアイドルストップシステムを搭載した。
  • 上り坂などでクルマが停車している場合に、発進時の後退を抑制する坂道発進補助ブレーキシステムをホンダマルチマチックS車に搭載した。
  • リーンバーン対応NOx吸着型キャタライザーなどの採用により、排出ガス中の有害物質を大幅に低減。HC、CO、NOxの平成12年排出ガス規制値を50%以上下回るクリーン性能を実現した。

トランスミッション

  • 無段変速トランスミッションのホンダマルチマチックSは、油圧コントロールシステムなどの効率を高めて燃費性能を向上し、32km/L(10・15モード)を達成した。
  • 5速マニュアルトランスミッションは軽量化とともにスムーズな操作感を実現した。

ボディ

  • 軽量でリサイクル性に優れたアルミに着目、車両重量は軽自動車並の820kg(5速MT車)を達成。
  • 新骨格アルミボディは、押し出し成形材とダイキャスト成形材を採用し、スチールボディに比べ約40%の軽量化を達成。超低燃費に寄与すると共に高い剛性と衝突安全性を確保した。
  • ボディパネルはアルミプレス材と樹脂材を組み合せ、軽量化と空力性能の向上に寄与している。

エクステリア/インテリアデザイン

  • 空力性能を最優先に基本形状を設計した先進的でスポーティなスタイリング。
    またボディ細部にわたる徹底的な空力処理を実施、Cd値(空気抵抗係数)=0.25※という量産車世界最高レベルの空力性能を実現した。
    ※社内達成値
  • IMAシステムの作動状態や低燃費走行が実感できる燃費表示機能搭載の高機能デジタルマルチメーターを採用。
  • ドライバーが操作しやすい集中一体型のインストルメントパネルを採用。
  • 高機能シートはホールド性に優れ長距離運転でも疲れにくい形状とすると共に、ボディカラーとマッチしたツートーンカラーを採用。

シャシー

  • フロントサスペンションは、ステアリングギアボックスを高い位置に配置することによりコンパクトなエンジンルームを実現。さらにアルミの採用などによって軽量化を徹底的に追求した。
  • リアサスペンションは、H型トーションビーム式を採用することで、低床化を実現しながら優れた操縦安定性を確保した。
  • 新開発のタイヤは、ころがり抵抗を約40%低減(同等サイズ比)し、操縦安定性、乗り心地と低燃費を高いレベルで実現した。

安全性

  • ホンダ独自のGコントロール技術により、前面フルラップ衝突55km/h、前面オフセット衝突64km/hをクリアする世界最高水準の安全性を実現。
  • 歩行者の頭部傷害の軽減に配慮した衝撃吸収ボンネットヒンジと衝撃吸収ワイパーピボットを採用。
  • 運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムを標準装備。
  • ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)+ブレーキアシストを標準装備。

その他の環境技術

  • アルミ純度の低い使用済みのエンジンブロックなどのアルミダイキャスト成形材から、押し出し成形材へアップグレードするアルミリサイクル技術を世界で初めて確立し、ステアリングハンガー・ビームに採用した。
  • カー用品についても環境対応用品を開発。自動車用品として初めてシートカバー、ボディカバー、ラゲッジバッグがエコマークを取得した。

優遇税制について

  • インサイトは、ハイブリッド車として取得税が2.2%軽減される。5速MT車(自家用)の場合、通常94,500円の取得税が軽減され、52,900円になる。
  • さらに、クリーンエネルギー車として、補助金給付の対象になっており、一定の条件を満たした場合、補助金は24万円を上限として給付される。