ニュースリリース

1999年02月23日ニュースリリース

クローズドボディと同等の剛性と衝突安全性を実現する「新骨格オープンボディ構造技術」を発表

 本田技研工業(株)は、オープンボディでありながら、クローズドボディ同等の剛性と衝突安全性を実現した新骨格オープンボディ構造を開発した。

新骨格オープンボディ構造

新骨格オープンボディ構造

次世代オープンボディの開発にあたり、従来の手法にとらわれず、ボディ中央部に位置するフロアトンネルをメインフレームの一部として活用し、フロアトンネルを前後のサイドメンバーと同じ高さで水平につなぐX(エックス)字型の新構造、「ハイ X(エックス)ボーンフレーム構造」を採用した。 
これにより、完全ストレート化させたサイドメンバーからフロアトンネル、サイドシルそしてフロアフレームまでがつながり、オープンボディでありながら重量を増加させずにクローズドボディ同等以上の高剛性と衝突安全性を実現している。 
このボディ骨格構造は、今春発売のS2000に採用予定である。

側面

側面