本田技研工業(株)は、定置型2.5馬力クラスとして世界最小・最軽量を達成しながらも、EPA*1やCARB*2規制や先行取得を可能とするクリーンな排出ガスや優れた経済性を実現した4ストローク汎用エンジン、「GXH50/GXV50」を開発。8月3日(月)より全国のホンダ汎用商品取扱店から発売する。
この「GXH50/GXV50」は、ホンダ独自の「スリーブレスユニブロックシリンダー」や「軽量1コマOHVカムシャフト」を採用。さらに「アルミニウム焼結コネクティングロッド」や「高剛性樹脂採用 カバー」などにより、ハンドヘルド商品に最適な高回転・高出力で粘り強いエンジン特性、4ストロークエンジンとしてトップクラスの軽量化を実現している。また、ホンダの持つ4ストロークエンジン技術により、'97EPA規制は既に取得済みであり、又CARB2000年規制の先行取得を可能とするクリーンな排出ガスや、群を抜く経済性、優れたメンテナンス性や始動性を実現している。
これらの特長に加え、ホリゾンタルタイプ(GXH50)*3とバーチカルタイプ(GXV50) *3を用意するなど、ポータブル発電機や水ポンプ、ホームユース小型耕うん機や船外機など、幅広い用途に対応する動力源として開発された。
25,000台
75,000台
(国内・消費税含まず)
45、000円
47、000円
機種名 | GXH50 | GXV50 |
全長×全幅×全高(mm) | 225×274×353 | 249×286×225 |
乾燥重量(kg) | 5.5 | 5.2 |
全装備重量(kg) | 6.6 | 5.7 |
形式 | 空冷4ストローク単気筒ガソリン(OHV) | |
総排気量(cc) | 49.4 | |
ボア×ストローク(mm) | 41.8×36.0 | |
圧縮比 | 8.0:1 | |
最大出力[kW(PS)/rpm] | 1.8(2.5)/7,000 | |
最大トルク[Nm(kg-m)/rpm] | 3.04(0.31)/4,500 | |
回転方向 | 左(出力軸側より見て) | |
燃料タンク容量(L) | 1.2 | 0.5 |
燃料消費率[g/kWh(g/PSh)] | 340(250) | |
気化器 | フロート式 | |
点火方式 | トランジスタ式マグネト | |
始動方式 | リコイル式(メカニカルデコンプ装備) | |
潤滑方式 | 強制飛沫式 |