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企業ニュース
1998年9月10日
ホンダ近未来型地域交通システム「ICVS」の
運用システムと車両に関する技術を発表。

 本田技研工業(株)は、小型の電気自動車などを使用した新しい近未来型地域交通システムICVS(*インテリジェント コミュニティ ビークル システム)について、運用システムとICVS車両に関する技術を発表した。
 ホンダでは栃木県の「ツインリンクもてぎ」において、8月からICVS-ラクーンとICVS-モンパルによる一般試乗を行ってきたが、10月5日より新開発の専用車両ICVS-ステップデッキとICVS-シティパルを追加すると共に、その車両を集中管制する中央管制センターと専用ポート(ICVS車両専用パーキング)を設置し、現実の利用状況に即した運用を開始する。

<ICVSの概念と目的>
 ホンダが提案するICVSは、生活圏や限定された地域内で、小型電気自動車や電動アシスト自転車などの低公害車両を、会員相互で共同利用する近未来の地域交通システムである。自家用車や公共交通機関とICVSを組み合せることで、利便性を損なうことなく車による環境への影響の軽減と駐車スペースや渋滞などの交通問題の解消を目的としたものである。

●ホンダのICVSに対する取組み
・1994年10月 デトロイトでICVSのコンセプトを発表。
・1996年4月 「メトロポリス'96東京」でICVS車両のコンセプトモデルを公開。
・1998年3月〜 「ツインリンクもてぎ」内の「ファン・ファン・ラボ」でICVS車両を展示。
・1998年8月〜 ICVS-ラクーンとICVS-モンパルの一般試乗開始。


<ICVS運用システムの特徴>
1.ICカードシステム
利用者はまず会員登録を行い、ICVS専用のICカードの発行を受ける。
  • そのICカードを使って、ポート端末(専用手続き機)で車両の選択、貸し出し、返却と利用料金の清算などの手続きを行う。
  • 手続き済みのICカードで、ICVS車両のロック解除や始動が可能。
    (車両ごとのキーは不要)
  • 1枚のICカードで、電動アシスト自転車(ICVS-ラクーン)、1人乗り小型電動車(ICVS-モンパル)、1人乗りハイブリッド車(ICVS-ステップデッキ)、2人乗り小型電気自動車(ICVS-シティパル)の4種類のクルマを目的に応じて利用できる。
  • クルマの返却や乗り換えなどは移動先の他のポートでも自由に行えるので、利用者は状況に応じて利用する場所とクルマを選ぶことが出来る。

2.管理の自動化
利用手続きの簡略化と車両管理の省力化を図る自動化技術
  • 車両の貸出返却手続きは、ポート端末の画面操作により利用者自身が容易に行える。
  • ICVS車両はICカードがキーの代りをするので、車両キーの貸し出し、返却、保管が不要。
  • 利用料金の計算も自動的に行い管理者の手間が係らない。システムとしては会員の指定口座からの自動徴収も可能。
  • 特にICVS-シティパルに関しては、利用効率を高める為に下記の自動化技術を採用している。

<ICVS-シティパルの自動化技術>
無線通信リアルタイム車両管理
無線通信により中央管制センターで車両情報とポートの在庫情報をリアルタイムで把握して、利用者に対して最適のサービスを提供する。
隊列走行(カルガモ走行)
ポート間で在庫台数が偏った場合、ドライバーが先頭車を運転すれば車両間通信と超広角レーザーレーダーなどの技術により、後続の車両は無人運転で先頭車を追従する。最大4台までの無人追従による回送が可能。
自動迎車・自動駐車
ポート内では、磁気ネイル、誘導ケーブル、超音波センサーを利用し、無人で車両の入出庫と駐車を行う。
自動充電システム
ポートに返却されたクルマのバッテリー残量が少ない場合、自動的に充電ターミナルに移動して無人で充電作業を行う。
ICVS ポート端末
ICVS ポート端末
ICVS専用ICカード ICVS専用ICカード
 
ICVS-シティパル 再配車・隊列走行 ICVS-シティパル 再配車・隊列走行 ICVS-シティパル 自動充電ターミナル ICVS-シティパル 自動充電ターミナル

<ICVS車両>
1.1998年10月より新たに公開運用するICVS専用車両

●ICVS-ステップデッキ
都市型のビジネスコミューターとして開発された1人乗りの超小型ハイブリッドカー。ボディ前後左右のステップデッキの上を歩いて乗り降り出来るように設計されているため、隙間なく駐車する事が可能で乗用車1台分のスペースで4台駐車できる。

・全長×全幅×全高 2,400mm×1,185mm×1,690mm
・原動機の種類 49cc水冷4サイクルエンジン/永久磁石型同期モーター併用ハイブリッド
・駆動方式 後輪駆動
・最高速度 60km/h
・乗車定員 1名


●ICVS-シティパル
次世代のコミューターを目指して開発されたカップルズEV(2人乗り小型電気自動車)。コンパクトな設計でありながらカーゴスペースも広く、ナビゲーションシステムやエアコンを装備するなど快適な走行を実現すると共に、通常の運転に加えて無人自動走行や自動充電機能などの先進技術も搭載している。

・全長×全幅×全高 3,210mm×1,645mm×1,645mm
・原動機の種類 永久磁石型同期モーター
・駆動方式 前輪駆動
・最高速度 110km/h
・航続距離 130km/1充電
・乗車定員 2名

ICVS-ステップデッキ
ICVS-ステップデッキ
ICVS-シティパル
ICVS-シティパル

2.1998年8月より一般試乗を行っているICVS車両

●ICVS-ラクーン
自転車の手軽さはそのままに、坂道でも軽々と走れる電動アシスト自転車。メインスイッチの操作や車輪ロック、バッテリー着脱などを1枚のICカードで行い、パワーステーション(専用バッテリー充電設備)からフル充電のバッテリーを貸し出すことで、常に快適に使用することが出来る。

・全長×全幅×サドル高 1,885mm×580mm×770〜920mm
・原動機の種類 永久磁石型整流子モーター
・補助速度範囲 0〜15km/h(比例補助) 15〜23km/h(漸減補助)
・航続距離 27km/h(ホンダモード測定時)


●ICVS-モンパル
歩行スピードで走行するように設計された1人乗り小型電動車。屋内や歩道など歩行者との混合交通においても安心して利用できる。

・全長×全幅×サドル高 1,190mm×690mm×1,080mm
(屋根付:1,450mm×690mm×1,625mm)
・原動機の種類 永久磁石型整流子モーター
・駆動方式 後輪駆動
・最高速度 6km/h
・乗車定員 1名

ICVS-ラクーン
ICVS-ラクーン
ICVS-モンパル
ICVS-モンパル

<ツインリンクもてぎ ICVS展開内容>
1.ホテル・ポート
●「ICVS-シティパル」がご利用になれます。
 「ICVS-シティパル」は「ツインリンクもてぎ」内の中長距離移動に最適です。
また、ホテルツインリンク内の中央管制センターには総合ホストコンピューターが設置され、「ツインリンクもてぎ」内における全てのポートの一括管理、全機種の在庫・出入庫管理、ICカード管理、車両状態のモニター、配車指示を行います

2.中央エントランス・ポート
●「ICVS-ラクーン」がご利用になれます。
 <ファン・ファン・ラボ・ポート>、<コレクションホール・ポート>などの近距離移動に最適です。

3.ファン・ファン・ラボ・ポート
●4種類すべてのICVS車両がご利用になれます。
 「ICVS-ラクーン」や「ICVS-モンパル」は、コレクションホール・ポートなどへの近距離の移動に最適です。

4.コレクションホール・ポート
●「ICVS-ラクーン」がご利用になれます。
 「ICVS-ラクーン」や「ICVS-モンパル」は、コレクションホール・ポートなどへの近距離の移動に最適です。

4.コレクションホール・ポート
●「ICVS-シティパル」がご利用になれます。
 「ICVS-ラクーン」は<ファン・ファン・ラボ・ポート>、や<中央エントランス・ポート>などの近距離移動に最適です。

5.サウスゲート・ポート
●「ICVS-シティパル」がご利用になれます。
 <サウスゲート・ポート>には「ICVS-シティパル」の自動充電システムを設置。無人充電を行うことが出来ます。

6.パワーステーション
●「ICVS-ラクーン」専用の交換用バッテリー充電設備です。
 「ICVS-ラクーン」専用の交換用バッテリー充電設備が、<ファン・ファン・ラボ・ポート>、<中央エントランス・ポート>、<コレクションホール・ポート>以外にも、パドックを含めて現在3ヶ所に設置されています。
※内容については一部変更する場合が有ります。

ツインリンクもてぎICVS展開図


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