ニュースリリース

1998年03月04日ニュースリリース

舗装路から未舗装路まで軽快で優れた走破性を発揮する本格的ランドスポーツバイク「ホンダ XR250/XR バハ」のカラーリングを変更し発売

 本田技研工業(株)は、粘り強く扱い易い出力特性をもつ空冷・4サイクル・単気筒エンジンを搭載し、オンロードからオフロードまで一段と軽快で優れた走破性を発揮するランドスポーツバイク「ホンダ XR250/XR バハ」のカラーリングを変更し3月6日より発売する。

ホンダ XR250

ホンダ XR250

 このXR250/XR バハは、世界各地の過酷なラリーレイドやエンデューロレースで培った技術をもとに開発したオフロード走行専用車“XRシリーズ”の開発コンセプトである「より楽しく軽快に」「より幅広いライダーに」「長時間のライディングにもストレスなく」走行できる高い基本性能をもとに、ライダーの技量に応じて、「自由自在」に操れることを徹底追求し、日常のオンロード走行から、本格的なオフロード走行まで、一段と軽快な走りが楽しめるランドスポーツバイクである。 

ホンダ XR バハ

ホンダ XR バハ

 エンジンは、空冷・4サイクル・単気筒・OHCで、好評のRFVC(放射状4バルブ方式燃焼室)や振動を低減する1軸バランサーを採用。不整地走行で求められる低・中回転域で力強いトルク特性としながらも、高回転域でもスムーズで力強い出力特性としている。
フレームは、エンジンを可能な限りコンパクトに抱え込ませる構造で、メインフレームの主要部には角型断面鋼管を採用し、軽量化と高剛性を高次元でバランスさせたセミダブルクレードルとし、オフロード走行性能に適したものとしている。
足廻りは、前・後サスペンションにランドスポーツバイクに最適なセッティングを施すとともに、XR250は足着き性を考慮したセッティングとしている。
ブレーキは、前・後共油圧式ディスクとし、フロントに直径240mm、リアに220mmのディスクプレートに、軽量・高剛性のキャリパーボディと焼結パッドを組み合わせるなど、優れた制動フィーリングを発揮させている。
メーターは、速度計に加え、時計やストップウォッチなどのクロック機能と、積算距離計や加算/減算機能付きの区間距離計などツーリングなどで使い勝手の良いものとしている。
ヘッドライトは、XR250にガラスレンズを採用した小型の角型ハロゲンタイプ(55W/60W)で、光量を分割式のライトケースとバイザー部を組み合わせることで、軽量化を図るとともに、メンテナンス性にも配慮している。
さらに、シートはリアフェンダーと段差の少ない形状とし、クッション材には高密度ウレタン材を採用。快適性を図りながらオフロード走行で体重移動のしやすいスリムな形状としている。
今回カラーリングを、XR250にクリーンなイメージのロスホワイトとシックなブーンシルバーメタリックの2色とし、XR BAJAには鮮やかなサハラブルーメタリックに加え、力強いフレッシュシルバーメタリックの2色を設定することで選択の幅を広げている。

販売計画台数(国内・年間)

シリーズ合計

3,500台

メーカー希望小売価格

XR250

479,000円

XR バハ

499,000円

地域希望小売価格の一例:北海道は15,000円高、沖縄は9,000円高、その他一部地域を除く。
参考価格。消費税を含まず。

主要諸元

通称名 XR 250 XR BAJA
車名・型式 MD30
*全長×全幅×全高 (m) 2.140×0.820×1.195 2.140×0.820×1.220
*軸 距 離 (m) 1.420
*最低地上高 (m) 0.270
*シート高 (m) 0.870
*車両重量/乾燥重量 (kg) 129/115 136/118
*燃料消費率 (km/L) 40.0
最小回転半径 (m) 2.1
エンジン型式・冷却方式 MD17E、空冷4 サイクル、OHC4バルブ、単気筒
総排気量 (cm3) 249
内径×行程 (mm) 73.0×59.5
圧縮比 9.3
最高出力 (PS/rpm) 28/8,000
最大トルク (kgm/rpm) 2.6/7,000
キャブレター型式 VE88
始動方式 セルフ式
点火方式 CDI式バッテリー点火
潤滑方式 ドライサンプ式
潤滑油容量 (L) 1.7
燃料タンク容量 (L) 9.7 14
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.769
2速 1.882
3速 1.380
4速 1.083
5速 0.923
6速 0.814
タイヤサイズ 3.00-21 51P
4.60-18 63P
ブレーキ形式 油圧式ディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式
スイングアーム(プロリンク)式
フレーム形式 セミダブルクレードル
  • *は今回の変更個所