本田技研工業(株)は、トップクラスの軽量設計や静粛性、クリーンな排気、優れた経済性などを 実現しながらも、小型軽作業機用動力源として国際的に競争力ある価格を達成した、多用途コンパクト4ストロークOHCエンジン「GC160/135 & GCV160/135」を開発。GCV160を7月1日(火)、GC160を8月1日(金)、GC/GCV135は10月1日(水)から、全国のホンダ汎用商品取扱店より発売します。
この「GC/GCVシリーズ」は、サイドバイブのバーチカルタイプ*エンジンが大勢を占める約1200万台の小型軽作業機(主としてホームユース)用エンジンの市場に向けて開発されました。さらに、幅広い用途に応えるためにホリゾンタルタイプ*も加えて「GC160/135 & GCV160/135」の4機種のコンパクトOHCエンジンシリーズとしています。
プロユース作業機用エンジンとして高い評価を受けているGXエンジン(空冷OHV)シリーズと同等の優れたパフォーマンスを持ちながらも、ホンダが独自に開発した世界初「エンジン内蔵型タイミングベルトOHC」や、「ユニブロックシリンダー」などにより、トップクラスの軽量化、優れた静粛性や始動性、及び国際的に競争力ある価格を実現。また、優れた燃費特性や米国のCARB/EPAの規制値をクリアするクリーンな排気など、人と環境に優しい特性を持ち、家庭用芝刈り機などのホームユースエンジンとして最適なものとしています。
尚、《GC/GCVシリーズ》は4機種を同時発表し順次発売して行きますが、1998年以降には当エンジンシリーズならびに搭載商品を併せて、全世界で年間100万台の販売を計画、今後さらなるシリーズの充実をはかっていきます。
30,000台
40,000台
130,000台
440,000台
(消費税含まず)
50,000円
47,000円
43,000円
40,000円
機種名 | GC160 | GCV160 | ||
PTO軸 | ホリゾンタル | バーチカル | ||
全長 | mm | 275 | 366 | |
全幅 | mm | 369 | 331 | |
全高 | mm | 331 | 280 | |
乾燥重量 | kg | 11.5 | 9.8 | |
形式 | 強制空冷4ストローク単気筒OHC | |||
総排気量 | cm3 | 160 | ||
ボア×ストローク | mm | 64×50 | ||
圧縮比 | 8.5 : 1 | |||
最大出力 | PS(kW)/rpm | 5.0(3.7)/3,600 | 5.5(4.1)/3,600 | |
定格出力 | PS(kW)/rpm | 4.0(2.9)/3,600 | 2.8(2.1)/3,000 | |
最大トルク | Nm(kg-m)/rpm | 10.3(1.05)/2,500 | 11.4(1.16)/2,500 | |
燃料タンク容量 | L | 2.0 | 1.1 | |
潤滑油容量 | L | 0.6 | 0.55 | |
点火方式 | トランジスタ式マグネト点火 | |||
始動方式 | リコイル式(メカニカルデコンプ付) |
機種名 | GC135 | GCV135 | ||
PTO軸 | ホリゾンタル | バーチカル | ||
全長 | mm | 271 | 350 | |
全幅 | mm | 365 | 331 | |
全高 | mm | 315 | 275 | |
乾燥重量 | kg | 11.3 | 9.6 | |
形式 | 強制空冷4ストローク単気筒OHC | |||
総排気量 | cm3 | 135 | ||
ボア×ストローク | mm | 64×42 | ||
圧縮比 | 8.5 : 1 | |||
最大出力 | PS(kW)/rpm | 4.0(2.9)/3,600 | 4.5(3.4)/3,600 | |
定格出力 | PS(kW)/rpm | 3.1(2.3)/3,600 | 2.3(1.7)/3,000 | |
最大トルク | Nm(kg-m)/rpm | 8.6(0.88)/2,500 | 9.7(0.99)/2,500 | |
燃料タンク容量 | L | 1.7 | 1.1 | |
潤滑油容量 | L | 0.6 | 0.55 | |
点火方式 | トランジスタ式マグネト点火 | |||
始動方式 | リコイル式(メカニカルデコンプ付) |