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ニュースリリース

1994年02月25日

クリーンで静かな電気スクーター「ホンダCUV ES」(シーユーヴィ イーエス)を限定発売

 本田技研工業(株)は、二輪車体本来の手軽さと利便性はそのままに、ガソリン燃料に変わるクリーンなエネルギーのひとつとして注目されている電気で走るスクーター「ホンダCUV ES※1を、3月10日より官公庁や地方自治体などに200台の限定発売を行う。

ホンダ CUV ES

ホンダ CUV ES

 ホンダはかねてより、環境保全への対応に積極的に取り組んできており、その一環としてエネルギー源の多様化に向けて研究開発してきた乗り物のひとつとして、二輪で培った幅広い設計技術と、電動車両の最新技術を融合させた電気スクーター「CUV ES」を開発した。 

 この「CUV ES」は、都市部での使用など比較的短距離での移動に適した原付スクーターの特性や、手軽で軽量かつ機動性が良く、省スペース性に優れたミニマムトランスポーターとしての特性を活かした、排気ガスを出さないクリーンで静かな新しい乗り物のひとつとして開発されたものである。 

 販売にあたっては、バッテリーの回収、効率的なリサイクルの必要性等において、従来のガソリンエンジン車とは違った対応が必要となるため、使用状況を把握しやすいリース方式とする。

  • ※1CUV ES:Clean Urban Vehicle Electric Scooterの頭文字をとったもの。

販売計画台数(国内)

200台(限定)

メーカー希望小売価格

850,000円をベースに3年間のリース販売方式とする。

(地域希望小売価格の一例:北海道は8,000円高、その他一部地域を除く。) 
(参考価格。消費税を含まず。)

 動力部は、エネルギー効率や静粛性に優れた低振動のDC(直流)ブラシレスモーター(定格 出力0.58kW)に、コンピュータによる緻密なモーター制御を組み合わせて採用し、動力伝 達系の無段変速機構(Vベルトオートマチック)とあいまって、効率の良いスムーズな走りを可能にしている。動力源としてのバッテリーはニッケル・カドミウムタイプ(86.4V-20Ah)とし、フロアステップ下部に搭載。低重心化を図りながら素直な走行感を実現している。また、充電装置を内蔵しており、家庭用の100V電源から充電出来る手軽さを持たせている。1回につき最大8時間の充電で61kmの走行(30km/h定地走行)が可能。

その他の主な特長

  • アイドリング状態のない電気スクーターならではの発進制御システム。
    (着座時のみ発進可能。スロットルを開けた状態での発進防止。充電中の発進防止。サイドスタンドが出た状態での発進防止。)
  • バッテリーの消費電力を的確に表示するバッテリー残量計。
  • フルフェイスヘルメット※2や小物の収納に便利なセンタートランク(メットイン)装備。
  • 大容量バッテリーの収納スペースを感じさせないスタイリッシュな外観。
  • 回路異常などを知らせる自己診断機能。
  • ※2センタートランクには、オフロードタイプなど一部の特殊なヘルメットは入らない場合がある。

主要諸元

通称名

CUV ES

車名・型式

ホンダ A-AF 36

全長×全幅×全高(m)

1.785×0.615×1.035

軸距(m)

1.265

最低地上高(m)

0.100

車両重量(kg)

130

乗車定員(人)

1

最小回転半径(m)

1.9

原動機の種類

直流ブラシレスモーター

原動機の型式

AF 36M

定格出力(kw)

0.58

最高出力(kw/rpm)

3.3/3,600

最大トルク(kgm/rpm)

0.9/3,200

変速機形式

無段変速式(Vベルトコンバータ)

タイヤ

〔前輪〕80/100-10 46J 〔後輪〕90/90-10 50J

制動装置形式

機械式リーディング・トレーリング(前後とも)

懸架方式

〔前輪〕テレスコピック式 〔後輪〕ユニット・スイング式

フレーム形式

アンダボーン

バッテリー種類/型式

ニッケル・カドミウム/12KR-20000M

バッテリー容量

86.4V-20Ah

バッテリー充電電源

AC100V(単相)

充電時間

最長8時間(冷却時間最長2時間を含む)

1充電走行距離

61km(30km/h定地走行テスト値)