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二輪製品ニュース
1994年2月23日
本格的な2サイクル・ランドスポーツバイク「ホンダ CRM250R」の
総合性能を一段と向上させるとともに外観機能部品を一新し発売

 本田技研工業(株)は、高性能な水冷・2サイクルエンジンを軽量・スリムな車体に搭載し、本格的なオフロード走行からツーリングまで幅広い用途で力強く、軽快な走りが楽しめるランドスポーツバイクとして好評の「ホンダ CRM250R」のエンジンのトルク特性や車体、足廻り特性を向上させるとともに、外観機能部品を一新し3月1日より発売する。
  このCRM250Rは、世界各地の不整地で行われているモトクロス競技で活躍している競技専用車「CRシリーズ」で得た高度な技術をもとに、近年身近なアウトドアスポーツとして人気のエンデューロ(悪路耐久)イベントに手軽に参加できるよう総合性能を一段と向上させたランドスポーツバイクである。


ホンダ CRM250R
ホンダ CRM250R

●販売計画台数 (国内):
6,000台
●メーカー希望小売価格:
469,000円
(地域希望小売価格の一例:北海道は、15,000円、沖縄は、9,000円高、その他一部地域を除く。)
(参考価格。消費税を含まず。)


 エンジンは、水冷・2サイクル・単気筒・246ccで、より精度の高いニューPGM(電子制御)システムを搭載。ホンダ独自の可変排気孔バルブ(PGM-RCバルブ)システムを作動させることで、排気タイミングを制御するとともに、最適な点火時期をも制御するPGM-DC-CDI点火システムをあわせて搭載し、一段と力強い燃焼効率を得ている。また、出力特性に大きく寄与する排気系を新設計し、その他細部の熟成とあいまって、低回転域から中回転域まで一段と扱い易く、俊敏で力強い出力特性(最大トルク3.7kgm→4.0kgm)を発揮させている。併せて、ミッションは出力特性の変更によって1〜2速をハイレシオ化し、本格的なエンデューロ走行や市街地走行に対応させるとともに、6速(トップ)を従来同様ハイトップレシオとすることによって、高速道路での扱い易さを兼ね備えたものとしている。
 さらに、アイドル回転数に到達するまで、発電力がヘッドライト等の灯火器へ流れないように制御するリレー回路を組み込み、始動性の向上を図っている。 また、今回エンジンオイルタンクを従来のフレーム内蔵式から別体式とし、シリンダー後部へ配置することによって、マス(慣性質量)の集中化を図るとともに、メンテナンスを容易なものとしている。
 足廻りは、フロントに高剛性極太(スライドパイプ径45mm)の倒立式フォークを採用しながら、軽量化を図ることで路面追従性を向上させ、さらに圧側に減衰力無段階調整機構を搭載することによって幅広い走行に対応できるものとしている。 リア・サスペンションは、競技専用車のCR250Rと同サイズの直径46mmのシリンダーを内蔵したクッション・ユニットで、リザーバータンクとダンパーケースを一体式とし、さらに圧側に減衰力無段階調整機構を組み合わせて装備することによって、よりリニアな減衰力特性を実現するとともに、幅広いセッティングを可能としている。
 ブレーキは、フロントに直径240mm、リアに直径220mmのディスクプレートに、CR250Rと同型のキャリパーボディに焼結パッドを組み合わせた制動フィーリングに優れた油圧式ディスクとし、よりコントローラブルでリニアな効き味を発揮させている。
 フレームは、エンジン特性や足廻りの変更にあわせ、剛性バランスの最適化を図ることによって、悪路での操縦性を向上させている。
 外観は、フラッシュサーフェスを一層押しすすめた曲面で構成し、オフロード走行で体重移動のしやすいスリムな形状としている。 同時に、燃料タンク容量は、10Lから11Lへ変更し航続距離の延長を図っている。 また、トランジスタの専用ユニットで1個の電球をウインカーランプとポジションランプに切り換える二輪車初のウインカー・ポジションリレー方式の灯火器を採用し、被視認性を向上させている。



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