1990年01月24日ニュースリリース
ディスクブレーキを前輪に装備したスポーティなメットインスクーター「ホンダ ディオSR」を発売
本田技研工業(株)は、カジュアルなスタイルのメットイン(ヘルメット収納型)スクーターとして大好評の「ホンダ ディオ」のスポーティ・バージョンとして、前輪ディスクブレーキや、精悍なイメージのカラーリングを採用した「ホンダ ディオSR」をタイプ追加し、1月25日より発売する。
このディオSRは、(※)フルフェイス・ヘルメットはもとより、小物の収納に便利なセンタートランクをシート下に内蔵しながら、スリムでシャープなエアロデザインを持つボディ形状となっている。さらに、エンジンは低速域から高速域までなめらかで力強い出力特性(6.8PS/7,000rpm)とし、扱い易さとスポーティさを両立させている。これらの基本仕様にくわえ、新たに前輪ディスクブレーキ、しなやかな乗り心地を生むリア・サスペンション、新しいタイヤ・パターンの前・後チューブレスタイヤなどを採用している。
車体色は、精悍なイメージのブラックと、渋味のあるシードシルバーメタリックの2色を設定し、よりスポーティなイメージを求めるヤングユーザーの要望に応えたものとなっている。
(※) センタートランクには、オフロードタイプなど特殊な形状のヘルメットは一部入らない場合がある。
ホンダ ディオSR
販売計画(国内・年間)
シリーズ合計……240,000台
メーカー希望小売価格
139,000円
(北海道・沖縄価格は、5,000円高、その他一部離島を除く。)
(消費税を含まず。)
主要諸元
| 通称名 | ディオSR | |
| 型式 | A-AF25 | |
| 全長×全幅×全高(m) | 1.605×0.625×1.000 | |
| 軸距(m) | 1.135 | |
| 最低地上高(m) | 0.100 | |
| シート高(m) | 0.700 | |
| 車両重量/乾燥重量(kg) | 69/65 | |
| 乗車定員(人) | 1 | |
| 燃費(km/L)30km/h定地走行テスト値 | 50.2 | |
| 最小回転半径(m) | 1.8 | |
| エンジン型式 | AF18E(空冷・2サイクル・単気筒) | |
| 総排気量(cm3) | 49 | |
| 内径×行程(mm) | 39.0×41.4 | |
| 圧縮比 | 7.1 | |
| 最高出力(PS/rpm) | 6.8/7,000 | |
| 最大トルク(kgm/rpm) | 0.73/6,500 | |
| キャブレター型式 | PB80 | |
| 始動方式 | セルフ式(キック式) | |
| 点火装置形式 | CDI式マグネット点火 | |
| 潤滑方式 | 分離潤滑式 | |
| 潤滑油容量(L) | 0.8 | |
| 燃料タンク容量(L) | 4.0 | |
| クラッチ形式 | 乾式多板シュー式 | |
| 変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | |
| 変速比 | 1速 | 2.450～0.850 |
| キャスター(度)/トレール(mm) | 26°00′/73 | |
| タイヤサイズ | 前 | 3.00-10-4PR |
| 後 | 3.00-10-4PR | |
| ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク |
| 後 | 機械式リーディング・トレーリング | |
| 懸架方式 | 前 | テレスコピック式 |
| 後 | ユニットスイング式 | |
| フレーム形式 | アンダーボーン | |
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