ニュースリリース

1989年05月24日ニュースリリース

耕うん機シリーズホンダ「F610、F660」の機能・操作性を充実して発売

 本田技研工業(株)は、農作業での幅広い管理作業に高い評価を得ている耕うん機シリーズ、ホンダ「F610」と「F660」の2機種、計5タイプを改良し5月25日より発売する。
 このホンダ「F610」・「F660」は、新たに粘り強くパワフルなOHV163cm3の排気量を持つホンダエンジン「GX160」を搭載。さらに、ハンドルから手を離すことなくクラッチのオン・オフ操作ができる一本レバー方式のフィンガークラッチを採用(F610のみ)したほか、変速やクラッチの操作レバーを色分けして操作性を向上。また、ガソリン残量が一目で分かるフューエルメーターを新採用するなど、使い勝手も向上させている。
 尚、F660はトレーラー走行にも適応できる遠心クラッチを装備している。

 カラーリングは、ホンダが提唱する「リフレッシュフィールド」(RF)のコンセプトに基づき、農作業の楽しさをより一層感じさせる赤を基調にし、「ホンダ」と「RF」のロゴを白抜きとしている。
なお、ホンダ耕うん機シリーズは、作業目的や規模に応じて2.4馬力から10馬力までの12機種、計36タイプの中から最適機種を選ぶことができる。

F610K

F610K

販売計画(国内、年間、タイプ計)

F610 2,000台
F660 2,000台

希望小売価格(消費税含まず)

モデル・タイプ 価格(千円) 仕様
F610 KA0 220 フロントウェイト無し
フィンガークラッチ付き
ハンドルスウィング
KA1 228 フロントウェイト付き
フィンガークラッチ付き
ハンドルスウィング
F660 KA0 248 フロントウェイト無し
ループハンドル
遠心クラッチ
マニュアルクラッチ
KA1 256 フロントウェイト付き
ループハンドル
遠心クラッチ
マニュアルクラッチ
KSA0 269 フロントウェイト無し
ループハンドル
遠心クラッチ
マニュアルクラッチ
セル付き
  • 「リフレッシュフィールド」(造語)
    本来、農業がもっている歓びをじゅうぶんに引出し、農作業によって、大地も人もリフレッシュする。もっと気持ち良く作業しよう、というホンダが提唱するコンセプト。

主要諸元

型式 F610 F660
区分 K KS<K>
機体寸法 全長×全幅×全高(mm) 1,645×770×1,130 1,630×770×1,130
輪距(mm) 570 570
装備重量(kg) 90 100<95>
エンジン 名称 ホンダGX160
OHV 空冷4サイクル1気筒25°傾斜ガゾリン 
総排気量(cm3) 163
最大出力(PS/rpm) 5.5/4,200 5.5/2,100
使用燃料 自動車用無鉛ガソリン
燃料タンク容量(L) 3
点火方式 トランジスタ式マグネット点火
始動方式 リコイルスターター セルフスターター、
リコイル併用
<リコイルスターター>
タイヤ 400-9
主クラッチ方式 ベルトテンション式 遠心クラッチ
(マニュアルロック付)
マニュアルクラッチ併用式
変速段数 前進6段/後進2段(副変速機使用)
PTO回転速度(rpm) 低速:896 高速:1,461 低速:780 高速:1,461
サイドクラッチ ドグ式
バッテリー容量 - 12V-4AH/10HR
安定鑑定適合番号 1302015 1302014
形式認定番号 農1756 農1757

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