ニュースリリース

1986年12月01日ニュースリリース

空冷4サイクル単気筒エンジン搭載のランドスポーツバイク新型「ホンダ・XLR250R」を発売

 本田技研工業(株)は、軽量で力強い空冷4サイクル単気筒エンジンを搭載し、オン・オフともになめらかな走りをもたらすサスペンションや油圧式ディスクブレーキ(前輪)を装備した新型ランドスポーツバイク「ホンダ・XLR250R」を12月2日より発売する。
 この新型XLR250Rは、昨年来より世界各地で開催されているラリーで、高性能と信頼性を実証した空冷4サイクル単気筒エンジン(総排気量・249cm3)を搭載。低・中速トルク重視のボア・ストローク比(73.0×59.5mm)の採用や、加速ポンプ付PD型シングルキャブレターの採用などにより、低・中速域での力強い走りを実現している。
 車体設計は、高張力鋼管・高張力鋼板を使用した軽量・高剛性のセミダブルクレードルフレームや、スリムな形状のタンクを採用するなど、徹底した軽量化により乾燥重量111Kg(車両重量121Kg)を達成。足回りには、太径(直径・41mm)のフロントフォーク、リザーバータンク付アルミ製リアダンパー装着のプロリンク式リアサスペンションを採用。

ホンダ・XLR250R

ホンダ・XLR250R

販売計画(国内・年間)

6,000台

全国標準現金価格

389,000円

(北海道・沖縄価格は9,000円高。その他、一部離島を除く。)

 さらに、リアサスペンションには、ライダーの好みや走行条件に合わせて減衰力を12段階に調節できる機構も装備。その他、ブレーキは前輪に油圧式ディスクブレーキ、タイヤは新パターンタイヤを採用。これらにより、舗装路から山道にいたるまで、なめらかな走りを楽しめるランドスポーツバイクとなっている。

その他の主な特長

  • キー付タンクキャップを装備した燃料タンク(9L)を採用。
  • ヘルメットホルダーにてキーロックができるテールバッグを標準装備。
  • 軽量樹脂レンズ使用の角型ハロゲンヘッドライトを採用。
  • エンジンを保護するスチール製スキッドパイプを装備。
  • 小枝などから手を保護するステー一体型のナックルガードを装備。

主要諸元

型式 MD20
全長(m) 2.165
全幅(m) 0.860
全高(m) 1.210
軸距(m) 1.430
最低地上高(m) 0.285
シート高(m) 0.860
車両重量(Kg) 121
乾燥重量(Kg) 111
乗車定員(人) 2
燃費(km/L) 50.3(50km/h定地走行テスト値)
エンジン型式 MD17E・空冷4サイクルOHC4バルブ単気筒
総排気量(cm3) 249
内径×行程(mm) 73.0×59.5
圧縮比 9.3
最高出力(PS/rpm) 28/8,500
最大トルク(Kg-m/rpm) 2.5/7,500
始動方式 キック
点火方式 無接点式CDI
燃料タンク容量(L) 9.0
変速機形式 常時噛合式6段リターン
タイヤサイズ 3.00-21-4PR
4.60-18-4PR
ブレーキ形式 油圧式ディスク
機械式リーディングトレーリング
懸架方式 テレスコピック(円筒空気バネ併用)
スイングアーム(プロリンク)
フレーム形式 セミダブルクレードル

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