ニュースリリース

1985年06月21日ニュースリリース

好評の小型・軽量耕うん機「F310・F410」シリーズにセルフスターター付タイプを加え発売

 本田技研工業(株)は、本格的な農作業から家庭菜園まで幅広い管理作業に適し、女性でも使い易く、取り回しに優れた小型・軽量、スリムなデザインで好評を得ている耕うん機(F310/F410)シリーズに容易にエンジン始動ができるセルフスターター付の「F310セル付/F410セル付」を追加し、それぞれ6月24日より発売する。

F310KS

F310KS

 このホンダF310セル付・F410セル付は、静かで粘り強く安定した出力を発揮する小型・軽量の強制空冷4サイクルのOHV(オーバーヘッドバルブ)エンジンを搭載。

 エンジン始動は、女性でも楽に始動出来るセルフスターターとリコイルスターターを併用。さらに、装備面でも液漏れの心配がないMF(メンテナンスフリー)バッテリーや、手元リモートチョークの採用によって一段と使い易さを向上させたものとなった。

 またボディは、軽量・コンパクトで低重心設計のためバランスが良く、中耕、除草から覆土、土揚げ、溝掘りまで効率良く幅広い作業に適した耕うん機となっている。

 これによりホンダセル付耕うん機は、7機種16タイプ、またホンダ耕うん機は、10機種45タイプとなり、作業目的に合わせ最適なタイプを選ぶことが出来るものとなった。

F410LS

F410LS

販売計画(国内年間)

4,000台を予定

希望小売価格

F310KS 129,000円
F310KAS 120,000円
F310KRS 134,000円
F310KPS 129,000円
F410KS 168,000円
F410LS 183,000円

(北海道・沖縄およびその他一部の離島を除く。)

主な特徴

  • 経済性、耐久性にすぐれ、静かで安定した出力を発揮する空冷4サイクルOHVエンジン(GX110、最大出力3.5PS/4,000rpm)を搭載。
  • 女性でも楽に始動できるセルフスターターとリコイルスターターを併用。

低重心でバランスの良い優れた作業性

  • 広範囲の作業に適した着たいバランスと車軸回転数。
  • 手作業による駆動ベルトの掛けかえが不要な、ワンタッチ式副変速レバーの採用。(F410)
  • ハンドルスイング<首振り左右40度、180度反転>は便利なワンタッチ方式。(F410)
  • 車軸ローターの取付は、最大径350mm(F310)、400mm(F410)まで可能。

扱いやすく優れた装備

  • チェンジ位置の見やすいインジケーターと、手元操作ができるコントロール類。
  • 作業者と目的に合わせてハンドルの高さが、それぞれ3段階(F310)、無段階(F410)の範囲でこまかく調整が可能。

独自の機構による優れた耐久性

  • ホコリの多い場所や、泥ハネ作業等に威力を発揮するハンドルコラム内吸気方式のシュノーケルエアークリーナー。
  • 水田作業に優れた防水車軸シールの採用。

ホンダF600の主要諸元

タイプ F310KS F310KAS F310KRS F310KPS F410KS F410LS
エンジン ホンダ G×110 強制空冷 4サイクルガソリンOHV 107cc
最大出力 3.5PS/4,000rpm
定格出力 2.7PS/3,600rpm 2.5PS/3,300rpm 2.7PS/3,600rpm
始動方式 セルスターター/リコイルスターター
バッテリー容量 12V-3AH
点火方式 トランジスターマグネット点火
燃料タンク容量 1.4L (無鉛ガソリン) 3.0L(無鉛ガソリン)
全装備重量 51 41 43.5 41 58 60
全長(mm) 1,320 1,325 1,450
全幅(mm) 635 610 595
全高(mm) 970 955 1,055
変速段数 前進2段・後進1段 前進3段 前進6段・後進2段
メインクラッチ ベルトテンション式

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