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ニュースリリース

1985年02月19日

全車DOHCエンジン搭載 流麗なスタイリングの「ホンダ クイント インテグラ」を発売

 本田技研工業(株)は、全車に4バルブDOHCエンジンを搭載した、流麗なスタイリングと 快適な居住性をもつ「ホンダ クイント インテグラ」を、2月20日より全国のベルノ店から 発売する。
 このクイント インテグラは、「スタイリング」「居住性」「走り」などクルマが 持つ本来の機能を、ホンダの最新技術で高い水準にまとめあげた(統合=インテグレート)もの である。

クイント インテグラ GSi

クイント インテグラ GSi

 スタイリング=フロントは、ショートノーズ・低ボンネット、リアは、ワイドに包み込むように回り込 んだラップラウンド・リアウインドウとノッチデッキハイテールを採用。さらに、ボディは、全身にく まなくフラッシュサーフェス化をほどこし、特に、サイドウインドウは、国産車トップクラスの段差 5mmを実現。
 これらにより、全体として突起を排したシンプルでプレーンな美しさを創り出し、ハッチバック (2BOX)のユーティリティと、ノッチバッククーペ(3BOX)の流麗さを両立させた新時代のフォ ルムとなっている。快適な居住性=室内は、ホンダ独創のMM思想(マンマキシマム/メカミニ マム-人間のためのスペースは最大限に、メカニズムのスペースは最小限に)の観点から、 エンジンやサスペンションを出来るだけコンパクト化しながら高密度化をはかり、スペース効率 を追求。
 また、ロングホイールベース(2,450mm)、ワイドトレッド(フロント1,420mm LS、 RSi、リア1,435mm RSi、GSi)とがあいまって、広々とした居住空間を確保。特に、 後席のスペースは、スポーティな外観から受ける想像以上の広々とした居住性を実現している。
 さらに、 リアシートは、可倒式シートを採用(ZS、GSiはスプリット(分割)式)。シートを倒せば、ラゲッ ジルームと合わせて最大431l(VDA方式によるホンダ測定値)という大きなスペースをつくり 出し、さまざまな用途に使えるものとしている。
 これに加えて、インストルメントパネルは、ラップラウンド・スラントインパネを採用。低位置に レイアウトしたメーターバイザーとあいまって、広く明るい視界を確保。しかも、大きくラップラウ ンドしているため、圧迫感が少なく、のびやかなスペースの広がりをつくりだすなど、乗る人に 爽快な開放感を与えている。エンジン=すでに定評のある4バルブHONDA DOHCエンジン を全車に搭載。このDOHCエンジンは、4バルブ内側支点スイングアーム方式のシリンダーヘッ ド、カム形状に沿って内部を肉抜きした、異形中空カムシャフトや小型軽量の4連アルミシリン ダーブロックを採用するなど数々の軽量化をはかり、高性能と小型軽量化を両立。さらに、ペン トルーフ形燃焼室やセンタープラグ方式の採用、吸排気の脈動効果にすぐれた等長インテー クマニホールドや、4-2-1-2のエキゾーストシステム(PGM-FI仕様)の採用などがあい まって、高出力とすぐれた燃料経済性を同時に達成。
 クイント インテグラには、PGM-F(電子燃料噴射システム)仕様と、今回新たに加えたシ ングル・キャブレター仕様を用意。これにより、PGM-FI仕様は俊敏な走りを、キャブレター 仕様は4バルブの吹きあがりの良さはそのままに、低・中速など実用域での使い易さと燃費 の向上をはかり、マイルドで爽快な走りをひき出すなど、2つの個性を持ったエンジンシリー ズを生み出している。
 さらに、足まわりには、定評のスポルテックサスペンションを細部にいたるまでチューニング を施して採用。これにより、スポーティでありながらしっとりとした走行感を実現している。

  • インテグラ=その名の語源は英語のintegrate。「統合する」「完全にする」という意味をもっている。ホンダが持つハイテクノロジーをひとつに統合したクルマということで命名。

その他の主な特徴

  • エンジンはPGM-FI仕様およびキャブレター仕様を用意。
    PGM-FI仕様=総排気量1,590cm3、最高出力135PS/6,500rpm、最大トルク15.5kg-m/5,000rpm、10モード走行燃費14.4km/l (運輸省審査値RSi 5速マニュアル車)、60km/h定地走行燃費24.5km/l(運輸省届出値RSi5速マニュアル車)。
    キャブレター仕様=総排気量1,590cm3、最高出力115PS/6,500rpm、最大トルク13.8kg-m/4,000rpm、10モード走行燃費15.4km/l(運輸省審査値LS5速マニュアル車)、60km/h定地走行燃費26.0km/l(運輸省届出値LS5速マニュアル車)。
  • 排気脈動効果をフルに利用する4-2-1-2エキゾーストシステムをPGM-FI仕様に、 キャブレター仕様は、排気効率をよりよくするために、エキゾーストポート(#1、#4及び #2、#3)をマニホールド内で一度別個に集合させ、最終的に1本にまとめる専用のエキゾ ーストマニホールドを採用。
  • フロントブレーキには、高速走行時や連続したブレーキング時などに、放熱効果や耐フェード性にすぐれたベンチレーテッド・ディスクブレーキを全車に標準装備。PGM-FI仕様には、後輪にもディスクブレーキを装備(RSi、GSi)。
  • 低速時には軽く、走行時には発生する負荷に応じて、しっかりとした操舵感を伝える油圧反力感知方式パワーステアリングとチルト機構を標準装備(ZS、GSi)。
  • DOHCのパワーをダイレクトに伝達し、パワフルな加速と小気味よいレスポンスを発揮するロックアップ機構付ホンダマチック3速フルオートマチックトランスミッションの採用。
  • DOHCのハイポテンシャルを最大限に発揮させる195/60R14 85Hスチールラジアルタイヤ(GSi)と、185/60R14 82Hスチールラジアルタイヤ(GSi)を標準装備。
  • 新鮮な個性を与えるブラッキーなサイドマーカーと一体の精悍な2分割フロントグリルの採用。
  • 大型一体エアロバンパーは、軽く耐衝撃性に優れた(※)H.P.BLENDを使用。また、ZS、GSiには、ボディと同色のカラードバンパーを採用。
  • バンパーとほぼ同じ高さに設置したローポジション設計のリトラクダブル・ヘッドライトの採用。
  • 空力特性を向上させるとともに、テールエンドをきわだたせ、より精悍さを強調するテールゲートスポイラーを標準装備(RSi)。
  • 速読性・判読性を高めた大型設計のメーター系デザインとレイアウトの採用。
  • 走行中、同乗者の姿勢をしっかりサポートする新設計グリップ付アームレストを装備。
  • インパネにはシガーライターソケットの他に、楽しさと便利さをもたらすアクセサリーソケット(12V)を装備(ZS、RSi、GSi)。
  • H・P・BLENDとはHONDA(ホンダ)・POLYMER(ポリマー)・BLEND(ブレンド) の略。

高耐衝撃、超耐候性をもつ変性P・P(ポリプロピレン)で、塗装はとくにメタリッククリアコートが 可能となった。

販売計画〈月間・国内〉

3,000台

標準現金価格

(単位:千円)

  東京 名古屋 大阪 福岡 仙台 札幌
GSi 1,575 1,577 1,581 1,596 1,591 1,609
RSi 1,465 1,467 1,471 1,486 1,481 1,499
ZS 1,328 1,330 1,334 1,349 1,344 1,362
LS 1,198 1,200 1,204 1,219 1,214 1,232


1.価格表は、マニュアルミッション車。
2.ロックアップ機構付ホンダマチック3速フルオートは、5万円高。
3.4ウエイスモークドガラスサンルーフは、4万円高。

主要諸元

タイプ LS ZS RSi GSi
車名・型式 ホンダE-AV
トランス
ミッション
5速マニュアル        
ロックアップ機構付
ホンダマチック3速フルオート
(オーバードライブレシオ)
       
寸法・重量 全長(m) 4.280
全幅(m) 1.665
全高(m) 1.345
ホイールベース(m) 2.450
トレッド(m) 1.420 1.415 1.420 1.415
1.415 1.455
最低地上高(m) 0.165 0.160
車両重量(kg) 890 910 910
〈920〉
930
〈940〉
940 950 960
〈970〉
970
〈980〉
乗車定員(名) 5
客室内寸法(m) 長さ 1.755
1.385
高さ 1.100〈1.080〉
エンジン エンジン型式 ZC
エンジン種類 水冷直列4気筒横置(無鉛ガソリン使用)
燃焼室形式 ルーフ形
弁機構 DOHCベルト駆動 吸気2 排気2
総排気量(cm3) 1,590
内径×行程(mm) 75.0×90.0
圧縮比 9.3
燃料供給装置形式 キャブレター式 電子燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
燃料ポンプ形式 電磁式 電動式
燃料タンク容量(l) 50
潤滑油容量(l) 4.0
潤滑方式 圧送式
点火装置形式 フルトランジスタ式
性能 最高出力(PS/rpm) 115/6,500 135/6,500
最大トルク(kg-m/rpm) 13.8/4,000 15.5/5,000
燃料消費率(km/l)
10モード走行(運輸省審査値)
15.4 12.0 15.0 12.0 14.4 11.6 14.0 11.6
燃料消費率(km/l)
60km/h定地走行(運輸省届出値)
26.0 23.0 24.5 22.0 24.5 22.0 23.5 21.5
最小回転半径(m) 4.8(車体5.3)
制動停止距離(m)初速50km/h時 14.0 13.5
走行伝達装置 クラッチ形式 5速マニュアル車:乾式単板ダイヤフラム
ホンダマチック3速フルオート車:
3要素1段2相形(ロックアップクラッチ付)
変速機形式 常時噛合式
変速機操作方式 フロアチェンジ式
変速比 1速 5速
マニュアル車
2.916 ホンダマチック
3速フルオート車
2.550 5速
マニュアル車
3.181 ホンダマチック
3速フルオート車
2.550
2速 1.764 1.560 1.944 1.560
3速 1.181 0.969 1.304 0.911
4速 0.846 - 0.933 -
5速 0.714 - 0.757 -
後退 2.916 1.954 3.000 1.954
減速比 4.428 3.588 4.071 3.588
カジ取り形式 ラック&ピニオン式
(パワーステアリング装着車はパワー仕様)
タイヤ(前/後) 165 SR13 185/70 SR13 185 60R14 82H 195 60R14 85H
主ブレーキの種類・形式 制動倍力装置 油圧真空倍力式
ベンチレーテッドディスク
リーディングトレーリング
(ライニングオートアジャスト機構付)
ディスク
作動系統及び
制動車輪
2系統式:前右1輪-後左1輪/前左1輪-後右1輪
制動力制御
装置形式
プロポーショニング装置
懸架方式 (前)ストラット式 (後)車軸式
スタビライザー形式 トーションバー式(前) トーションバー式(前/後)

〈 〉内はサンルーフ装着車の数値です。
■燃料消費率は定められた試験条件のもとでの数値です。実際の走行時には、この条件(気象、道路、車両、運転、整備などの状況)が異なってきますので、それに応じて燃料消費率が異なります。
■道路運送車両法による新型車届出書数値
■製造事業者 本田技研工業株式会社

お客様からのお問い合わせは、 「お客様相談センター 0120-112010(いいふれあいを)」へお願い致します。