ニュースリリース

1982年06月29日ニュースリリース

日本初、フェアリング標準装備の中型スポーツバイク「ホンダ スーパースポーツ CBX400Fインテグラ」を発売

 本田技研工業(株)は、精緻なメカニズムで好評の高性能中型スポーツバイク〈ホンダ CBX 400F〉に、日本で初めてフェアリングや方向指示器キャンセル機構を標準装備の「ホンダ CBX400Fインテグラ」を新たに追加し7月1日より発売する。

CBX400Fインテグラ

CBX400Fインテグラ

 このCBX400Fインテグラに装備のフェアリングは、ホンダのロードレース活動で得た空気力学を積極的に取り入れて設計されたものである。特にスクリーン部は、通常の乗車姿勢でも直接的にライダーが風の影響を受けにくいよう上端を立てて、走行中の風の流れをスムーズにライダー上方に流すアップ型を採用。これとフェアリング本体により、長距離ツーリングや高速走 行時の風圧から生じるライダーの疲労の軽減を図ることが出来、快適な走行を可能にしている。 また、方向指示器キャンセル機構は、ハンドル切り角センサー、車速センサー、コンピューター などによって構成された、右・左折時の戻し忘れを防止する装置で、2輪車では日本で初めての機構である。
 これにより、400ccクラスのスポーツバイクは、10機種11タイプと充実、より幅広いユーザーに応えられるものとなった。

販売計画〈国内・年間〉

20,000台

標準現金価格

549,000円

(北海道、沖縄価格6,000円高一部離島は除く)

その他の特徴

  • フェアリング本体に耐衝撃性にすぐれたABS樹脂、スクリーンには、高級素材のポリカーボネートを採用。
  • スクリーンの周囲には、安全の面からモールを装着。
  • フェアリングとバックミラーの取り付け部のラバーマウントにより安定した後方視界を確保。
  • 進路変更等に便利な2モーション機構を装備。

主要諸元

型式 NC07
全長(m) 2.060
全幅(m) 0.720
全高(m) 1.275
軸距(m) 1.380
最低地上高(m) 0.140
シート高(m) 0.775
車両重量(kg) 196
乾燥重量(kg) 180
乗車定員(人) 2
燃費(km/L) 40(60km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) 0.46(約25度)
最小回転半径(m) 2.2
エンジン型式 NC07E・空冷4サイクルDOHC4バルブ4気筒
総排気量(cm3) 399
内径×行程(mm) 55.0×42.0
圧縮比 9.8
最高出力(PS/rpm) 48/11,000
最大トルク(kg-m/rpm) 3.4/9,000
始動方式 セルフ
点火方式 フルトランジスタ
潤滑方式 圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) 3.0
燃料タンク容量(L) 17
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.769
2速 1.850
3速 1.478
4速 1.240
5速 1.074
6速 0.931
減速比 1次 2.565(チェーン)
2次 3.000(チェーン)
キャスター(度) 26°0′
トレール(mm) 97
タイヤサイズ (前) 3.60H18-4PR(チューブレス)
(後) 4.10H18-4PR(チューブレス)
ブレーキ形式 (前) 油圧式ディスク(インボード・ベンチレーテッドディスク)
(後) 油圧式ディスク(インボード・ベンチレーテッドディスク)
懸架方式 (前) テレスコピック(円筒空気バネ併用)
(後) スイングアーム(プロリンク)
フレーム形式 ダブルクレードル

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