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ニュースリリース

1982年05月25日

水冷90度V型2気筒エンジン搭載の高性能ロードスポーツ車「ホンダ VT250F」を発売

 本田技研工業(株)は、このクラス世界初の水冷90度V型エンジンを搭載し、前輪に小径16インチホイールの採用や徹底した軽量設計などで俊敏な“走り”と軽快な“操縦性”が楽しめる高性能ロードスポーツ車「ホンダVT250F」を6月10日より発売する。

 このホンダVT250Fは、高性能、軽量、スリム、コンパクトなロードスポーツ車として開 発。エンジンは新開発の248cc・4サイクル・水冷・90度V型・DOHC(ダブル・オー バー・ヘッド・カムシャフト)・8バルブ・2気筒エンジンを搭載。これにより35馬力の高出力と45Km/L(50km/h定地走行テスト値)の低燃費を合わせて実現している。車体重量は、軽量化の徹底追求から生まれた新設計ダブルクレードル型フレームなどで149Kg(乾 燥重量)の軽量設計としている。また、高い評価を得ているホンダ独自のプロ・リンク式リアサ スペンションやこのクラスの市販車に初めて採用された前輪の小径16インチホイールなどによって卓越した操縦性を発揮できる設計としている。スタイリングは、直線を基調としたシャープなラインとゆるやかな丸味をおびた曲線とをたくみに取り入れた先鋭的で力強いデザインとしている。
 これにより250ccクラスのスポーツ車は9機種10タイプと充実、より巾広いユーザーに応えられるものとなった。

販売計画〈国内・年間〉

36,000台(予定)

標準現金価格

399,000円

(北海道、沖縄価格はプラス6千円 その他一部離島を除く)

その他の特長

エンジン関係

  • エンジンレイアウトは一次振動を理論上“ゼロ”とする90度V型。
  • コンパクト化と高吸入効率を実現したスラント型VDキャブレター。
  • 水冷方式採用で高圧縮比11と安定したエンジン性能を実現。
  • 油圧式クラッチやトランジスタ点火装置の採用でメンテナンスフリーへの配慮をしている。

車体関係

  • 制動性能をより向上させたデュアル・ピストン・キャリパー付インボード・ベンチレーテッド・ ディスクブレーキを前輪に装備。
  • オールアルミ製ブーメラン型スポーツコムスターホイールとチューブレスタイヤ。
  • 前後サスペンション共セミ・エア式を採用。
  • エンジン回転数をより適確に表示する電気式タコメーター。
  • ウィンカーランプ一体組込み式のメーターバイザーやスリムな形状のリヤコンビネーションランプ。
  • 夜間走行時に良好な視界が得られるハロゲン・ヘッドライト(65/55W)。

主要諸元表

  ホンダ VT250F
全長 (m) 2.000
全幅 (m) 0.750
全高 (m) 1.175
軸距 (m) 1.385
シート高 (m) 0.780
車両重量 (kg) 162
乾燥重量 (kg) 149
燃費 (km/L) 45.0(50km/h定地走行テスト値)
登坂能力 (tanθ) 0.46(約25度)
エンジン型式 MC08E:水冷4サイクルV型2気筒DOHC8バルブ
総排気量 (cm3) 248
内径×行程 (mm) 60.0×44.0
圧縮比 11.0
最高出力 (PS/rpm) 35/11,000
最大トルク (kg-m/rpm) 2.2/10,000
始動方式 セルフ式
点火方式 トランジスタ無接点式
燃料タンク容量(L) 12
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.562
2速 1.850
3速 1.478
4速 1.240
5速 1.074
6速 0.965
減速比1次/2次 2.821/3.214
キャスター (度) 26°30′
トレール (mm) 91
タイヤサイズ (前) 100/90-16 54S
(後) 110/80-18 58S
ブレーキ形式 (前) 油圧式ディスク(インボード・ベンチレーテッド・ディスク)
(後) 機械式リーディングトレーリング
懸架方式 (前) テレスコピック(空気バネ併用)
(後) スイングアーム(プロリンク:空気バネ併用)
フレーム形式 ダブルクレードル式

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