ニュースリリース

1978年08月29日ニュースリリース

手軽で操作性に優れたホンダ初の芝刈機 ホンダ ロータリーモア〈HR21〉新発売

 本田技研工業(株)は、ユニークな機構を採用し、手軽で操作の簡単な芝刈機-ホンダ ロータリーモア〈HR21〉を8月30日より発売する。

 この芝刈機は、ホンダの新たなローン・ガーデン分野における第1弾として、芝刈機本来の機能を求めながら、操作性、合理性を追求し開発。刈刃停止装置、手元集中コントロールなどの機構を備えた、女性でも手軽に使用できる、操作性のすぐれた芝刈機である。

生産計画は

月産3,000台(輸出を含む)を予定している。

標準現金価格は、

〈HR21〉SXタイプ 130,000円
〈HR21〉Sタイプ 122,000円である。
(価格は両タイプ共附属部品を含む)

主な特徴(SXタイプ)

  • ホンダ独自のユニークなロート・ストップ(刈刃停止)機構を採用。使用者が操作レバーから手を離すと、エンジン回転を止めず刈刃回転のみ停止。走行中であれば、走行も停止させることができる。
  • 汎用エンジンとして実績のあるホンダGV150を搭載。始動性がよく、耐久性にすぐれている。また点火装置には、着火性、整備性のよいCDI方式を採用した。
  • 走行クラッチレバー、ロート・ストップレバー、スロットルレバー、変速レバーなどのコントロール類を手元に集中、操作性を向上させている。
  • 走行スピードは3段変速、刈取り高さは5段調整で、使う人、芝の状態に合わせて効率のよい作業が可能である。
  • 取付け、取り外しの楽な大容量グラスバッグを装備。広い場所でも、作業能率を上げることができる。またバッグを外せば、マルチングや付属部品を付けることで刈放しなど、1台で3とおりの使い方を可能としている。
  • 横からの異物放出を防ぐセフティガード、使用者の足元を守る大型リヤシールド、エンジンの高熱部分にはプロテクターを設けるなど、安全性にも配慮した。

HR21 主要諸元

項目/タイプ SX S
エンジン型式 ホンダGV150 ホンダGV150
排気量(cm3) 144 144
内径×行程(mm) 64×45 64×45
最大出力(ps/rpm) 3.5/3,600 3.5/3,600
点火方式 CDI式 ポイント式
潤滑油容量(L) 0.6 0.6
燃料タンク容量(L) 1.0 (無鉛ガソリン)
1.0 (無鉛ガソリン)
寸法(mm) 全長 1610 1594
寸法(mm) 全幅 580 580
寸法(mm) 全高 960 960
刈巾(mm) 533 533
刈高(cm) 2.5~7.6 2.5~7.6
刈取能力(m2/Hr) 1,000~1,300 1,000~1,300
グラスバック容量(l) 67 67
駆動輪 後輪 後輪
傾斜角度 25° 25°
変速(m/s) 3段(0.8~1,2) 3段(0.8~1,2)
乾燥重量(kg) 45 41

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