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二輪製品ニュース
1975年6月24日
新発売
ホンダ ドリーム CB750FOUR−II

本田技研工業(株)では、このたび静かで余裕のあるロングツーリング車
《ホンダ・ドリーム CB750 FOUR−II》を新発売いたします。

 この車はホンダ4気筒シリーズの最高機種として、ねばりのあるエンジンに、静かな排気音を もたらす集合排気システムを採用。国内で初めて前後輪に安定した制動力をつねに発揮する油圧 式ディスクブレーキを装備するなど安全性への配慮と、ロングツーリングに便利な新装備を持つ、 フレッシュなふん囲気をもつ2輪車です。


〈主な特徴〉

4サイクル736ccの4気筒67馬力ドライサンプエンジンを搭載。ユニークな集合排気管 の採用により、静かで心地よい排気音と特に中速域で使いよいトルク特性が得られました。
長いホィールベース、適切な重量配分、アライメントとサスペンションの最適なマッチングにより優れた操縦性、安定性を得ています。
タンク、シートからテールエンドにいたるデザインは、スリムで洗練されたフローラインを形造っています。


発売日  昭和50年6月24日
価 格  468,000円
    (全国標準現金価格)
生産計画 月 産 6,000台
    (輸出を含む)


〈特徴の概要〉

〔エンジン関係〕
1. 信頼性に定評ある67馬力OHCエンジンのパワーを有効に生かす、クローズドレシオ5段ミッションを装備。ファイナルのリダクションレシオを上げ、さらに4、5速を特にクローズトにしたため、扱いやすくしかもなめらかな走行性能をもたらします。
2. 大容量のエアクリーナーは透過音対策をほどこした新設計。吸入抵抗が少なく、吸入音も静かです。4本の排気管を1本のマフラーにまとめた集合排気システムを採用、きわめて静かな排気音を実現しました。4つの気筒からの排出ガスは、大容積の集合チャンバーにあつめられます。各気筒は順次に爆発しながら、ほかの気筒の排気を促進し、脈動効果を高めることにより、良好なエンジン特性を得るとともに消音効果を高めています。
3. 排気ガス中のCOの排出増大を防ぐアイドルリミッターを装着しました。さらにHCの排出防止のためのブローバイガス還元装置には、オイル分を除く、新設計のブリーザーオイルキャッチタンクを装備し、エレメントの劣化を防いでいます。
(注) このブリーザーオイルキャッチタンクはサイクロンの原理によるもので、エンジンから出るブローバイガスを遠心力で液体とガスに分離、ガスのみをキャブレターへと導き再燃焼させる構造です。
4. 手首の疲れを少なくし、ロングツーリングの疲労防止のため新機構のスロットルリンケージを採用しました。


〔フレーム関係〕
1. フレームは剛性が高く軽量なフルダブルクレードルタイプ。横荷重に強いフロントフォーク、長いリアフォーク、大容量前後ダンパーとの組み合わせで、あらゆる速度での操縦性、乗り心地ともに優れています。さらに柔らかめのフロントクッション、アライメント、サスペンション、重量配分の適切なセッティングで、安定した直進性ととりまわしの良い操縦性をもたらしました。


フロントクッション減衰力 TEN.40Kg/0.5m/S COMP.15Kg/1.0 m/S
リアクッション減衰力 TEN.120Kg/0.5m/S COMP.30Kg/1.0m/ S
フロントフォーク・オフセット 50m/m
キャスター角 61°10′
トレール 119m/m
ホィールベース 1,470m/m
前後重量配分 前軸 113Kg 後軸 131Kg


2. フューエルタンクキャップはブラック塗装のリッド(蓋)でカバー、完全埋め込みのフラットタイプです。キャップは紛失防止のクサリ付、しかもキャップを完全に締めないとリッドをロックできない締め忘れ防止機構や、燃料のオーバーフローパイプを新設。リッドの開閉はメインキーで行ないます。


〔取り扱い性と安全への配慮〕
1. 後輪に国内で初めてディスクブレーキを採用。前輪ディスクのピストン径も大きくして制動 力を高めました。なお、前後パッドとも新材質で耐水性にも優れています。後輪のディスクパッドの摩毛チェック目盛はウインドータイプで、水、泥を防ぐとともに点検しやすくなっています。
2. 万一発進時にサイドスタンドを戻し忘れても、路面接地によるショックを吸収しながら自動的に格納するよう、アーム先端に硬質ラバーを装着しました。
3. メインスタンド接地面を大型化してスタンドを立てるさいの支点が変化する構造としたため、軽い力でセットできます。
4. バンクセンサーを装備。バンク角度が大き過ぎた場合に路面と接触して警告するステップボールを、フートレストの先端に設けました。
5. 使いやすい両面キーを採用。さらにステアリングロック兼用の上面メインスイッチとし、安 全のためロックをかけたままエンジンをスタートできない機構になっています。
6. シート後方に密閉型コンパートメントBOXを新設。快適なツーリングのための雨具、パンク修理キット、懐中電灯などを格納できるよう配慮しました。
7. 広い後方視界が得られるよう大型(114φ)のバックミラーを左右とも標準装備。またターンシグナルライトも識別が容易な大型(94φ)ランプを採用しました。
8. 電気系統の一部に故障があったとき全系統がカットされるのを防ぐため、3系統式のヒーズBOXを採用しました。
9. 安定した発進、停止を配慮して、スリムで低いシート高、タンク、サイドカバーなどを極力薄くして両足が地面につきやすい設計としました。


〈特徴の概要〉

〔エンジン関係〕
1. エアクリーナーにインテークダクトを新設、吸気効率が向上し吸気音も減少しました。
2. 各気筒1本づつのエクゾーストパイプをクローバー型に1本に統合。3つの膨張室のうち、まず大容量の第1膨張室で爆発音を吸収、脈動効果で他気筒の排気を促進しながら、効率よく低中速を重視したねばりのある出力と静かな排気音が得られました。
3. 手首の疲れを少なくするため新機構のスロットルリンケージを採用しました。


〔フレーム関係〕
1. 操縦性、安定性にすぐれた剛性の高いフルダブルクレードルタイプのフレームは、軽量でとりまわしも容易です。
2. ニーグリップしやすい大容量(17l)ティアドロップ・タイプ(雨滴型)のタンクと細身のシート形状、高めのハンドル、適切なステップ位置などのマッチングで取りまわしが良く、疲れの少ない自然なライディングフォームを形成しています。
3. CB750FOUR−IIと同じ完全埋め込み式のフラットなフューエルタンクキャップを採用。キャップ締め忘れ防止機構や紛失防止のクサリ付です。
4. クラシカルでマイルドなタンク形状、落ちついた色調、ユニークな集合排気管により、落着きのある重量感に現代感覚を加えたデザインです。


〔取り扱い性と安全への配慮〕
1. CB750FOUR−IIと同じ、サイドスタンドを自動的に格納する機構を装備。
2. CB750FOUR−IIと同じ、バンク角度を警告するバンクセンサーを装備。
3. 使いやすい両面キーを採用。さらにロック兼用上面メインスイッチ機構も装備しました。
4. 広い後方視界が得られるよう大型(114φ)のバックミラーを左右とも標準装備。またターン
シグナルライトも識別が容易な大型(94φ)ランプを採用しました。


CB750FOUR−II主要諸元
全長(m) 2.190
全幅(m) 0.860
全高(m) 1.160
軸距(m) 1.470
最低地上高(m) 0.140
車両重量(Kg) 244
燃費(Km/L)(60Km/h時定地走行テスト値) 32
登坂能力(tan) 0.46
最小回転半径(m) 2.6
エンジン型式 空冷4サイクルOHC4気筒
総排気量(cc) 736
内径×行程(mm) 61.0×63.0
圧縮比 9.2
最高出力(PS/rpm) 67/8,500
最大トルク(Kg-m/rpm) 6.1/7,500
キャブレター PW28
始動方式 キック式・セルフ式併用
潤滑方式 ドライサンプ強制飛沫併用式
潤滑油容量(L) 3.5
燃料タンク容量(L) 17
クラッチ形式 湿式多板
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速機操作方式 左足動式
変速比         1速   2.500
2速  1.708
3速  1.333
4速  1.133
5速  0.969
総減速比 5.605
フレーム形式 ダブルクレードル式
懸架方式 前:テレスコピック式  後:スイングアーム式
キャスター(度) 61°10′
トレール(mm) 119
タイアサイズ 前:3.25H19-4PR   後:4.00H18-4PR
ブレーキ形式   前 油圧式シングルディスク
後 油圧式シングルディスク
前照灯 50W/40W 170φ
尾灯 8W(番号灯兼用)
制動灯 23W
方向指示器 前: 23W×2 後: 23W×2
警音器 渦巻型電気式
速度計 渦流式
回転計 渦流式


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