MENU

HONDA

検索


プレスインフォメーションへ
1972年ニュースインデックスへ
プレスルームへプレスインフォメーションへ

Press Information
■1972年の目次へ

二輪製品ニュース
1972年9月26日
新発売
エルシノア CR250M

当社では、かねてより2サイクルエンジン搭載の競技用モトクロッサーの開発を進めてまいりましたが、このほど量産の準備がととのい〈エルシノアCR250M〉として新発売いたします。

 今回の発売は、当社の〈RC250M〉が、'72モトクロス全日本選手権シリーズ戦に於て 当初目標とした成果をあげ、その性能が高く評価されるまでにいたりましたので、このたびモータースポーツ愛好家の方々の要望にお応えすることになったものです。

 この製品の開発は、当社が4サイクルから2サイクルまで、技術の幅を拡げ、そして2サイク ルという新しい分野の開拓で、多様化するユーザーの要望に対応しようと手がけてきました。

エルシノアCR250M
エルシノアCR250M

〈特 徴〉 ●軽量でふきあがりのよいエンジン
●軽く剛性の高いフレーム
●チューニングアップ不要・そのままでレース出場可能な仕様
          
など、CR250Mは市販モトクロッサーとして最高の実力と品質を備え、最近急激に増加しつつあるモトクロス競技愛好家から、大きな反響を集めるものと確信いたします。

発売日  昭和47年9月26日
価 格   300,000円
      (全国標準現金価格)

※〈エルシノア〉について:―
アメリカ・カルフォルニア州にある町の名前 モーターサイクルについての関心と理解の高い町で、毎年初夏に行なわれるクロスカントリーレー ス〈エルシノア・グランプリ〉は、モーターサイクルレースファンのあこがれです。


〈主な特徴〉


エンジン―オフ・ロードスポーツに焦点を置いて設計しました

エンジンは、2サイクル単気筒・ピストンバルブタイプです。低回転域から高回転域まで幅広い レンジにわたって十分な性能を発揮しますので、ノービスクラスのライダー(初級レース参戦者)でも無理なく扱えます。

アルミ合金使用のピストンとダブルリング
特殊アルミナイズ処理を施したスリーブをもつシリンダー
ダブルスキッシュ式の特殊渦流型燃焼室など放熱性・燃焼効率・耐久性を徹底的に追求した設計です。
クラッチ―らせん溝つきフェーシング使用のシャープな切れ味の実戦タイプ
ミッション―クローズドレシオ5段
キャブレター―傾斜にも安定度の高いモトクロス用の新しいタイプ
クランクケース―ガス充填効率の高い設計。カバーにはマグネシウム合金を採用



フレーム―軽くタフであることを追求しました

フレームは、クローム・モリブデン鋼のパイプと高張力鋼板との併用により、軽くて、しかも強い構造となっています。クローム・モリブデン鋼は、国内の市販レーサーでは初めての採用です。
大型オイル室と冷却フィンをもつガーリングタイプのリヤクッション(5段調整)
アルミ合金製のリムは、泥づまりのない独特の断面これらの組み合せにより、バランスのよい走破性を生み出します。



チューニングアップ不要の完成車

レースにぴったりのハンドルバー、アルミ製タンク、ポリプロピレン製フェンダー、樹脂製ゼッ ケンプレートなどレースに必要な装備は高い技術水準の工場で組み込まれ、そのままでもレース に出場できるほどの完成車です。
○7l入軽量タンク
○2段階にわけて水やほこりをシャットアウトするエアクリーナー
○ライダーのあらゆるポーズをサポートするタンク形状とシート
○アルミ合金のレバー


エルシノア CR250M 主要諸元
全長×全巾×全高(mm) 2125×855×1130
軸距(mm) 1435
車両乾燥重量(kg) 96
エンジン型式 2サイクル単気筒ピストンバルブ
排気量(cc) 248
内径×行程(mm) 70×64.4
圧縮比 7.2
キャブレター PW34(京浜)
最高出力(PS/rpm) 33/7500
最大トルク(kg-m/rpm) 3.2/6500
潤滑方式 混合
始動方式 ブライマリーキック
点火方式 マグネトー
クラッチ型式 湿式多板
変速機型式 5段リターン
変速比 1速 2.056
2速 1.571
3速 1.250
4速 1.037
5速 0.862
フレーム型式 セミダブルクレードル
燃料タンク容量(L) 7
ギヤオイル容量(L) 0.65
懸架方式 前 テレスコピック
懸架方式 後 スイングアーム
キャスター(度) 59
トレール(mm) 145
タイヤサイズ 前 3.00-21
タイヤサイズ 後 4.00-18
ブレーキ型式 前 リーディングトレーリング140φ
ブレーキ型式 後



プレスルームへプレスインフォメーションへ