ニュースリリース

1969年03月31日ニュースリリース

ホンダ携帯ティラーF28発表 発売は4月1日から

 当社では3月31日午後、多数の報道関係者のご参集を頂き、ホンダSR池袋にて別紙の如く農汎用機新製品の発表会を開催しました。

 席上、常務取締役・河島喜好は次の如くご挨拶申し上げました。

 「日頃当社に深いご理解を頂き、厚く御礼申し上げます。

 当社製品は大別すると二輪・四輪・汎用の三本の柱があり、その一本の柱、汎用機事業部(昨年6月事業部制実施)は、二輪・四輪と同等、或はそれ以上に将来性を秘め、売上高も最近100億円に達せんとしています。

 この部門の製品は、ホンダらしい独創性に富んだ素質の高い商品で、海外からも高い評価を受け、携帯発電機・耕うん機・汎用エンジンのいずれもが日本からの輸出の50%~70%を当社で占めています。特に農機具関係の輸出を手がけたのは、当社が初めてで、我国からヨーロッパ市場への輸出に先鞭をつけたものと自負しております。

 このたびのホンダ携帯ティラーF28は、日本の農業構造の特性にマッチした多用途性、機動性に富む管理作業機で、機械化の恩恵に浴さない農作業の近代化を意図しており、使う人の立場を十分に考え、安全性に重点をおき、さらには農作業に明るさと美しさをの観点からデザイン、カラーの面で特に配慮いたしました。従ってこれらの商品の市場性は大きく、需要創造の妙味大なりと考えております。

 当社は今後とも、技術力を結集して、効率の高い経済性に富んだ農業機械の開発に邁進していく所存ですが、皆様方のご指導、ご鞭撻を贈りたく宜しくお願い申し上げます。」
 引続き、汎用機事業部参与・上田登が特長をご説明し、最後に汎用機事業部長・坂井隆が、価格・発売時期(4月1日)をご案内申し上げました。いずれも同封資料をご参照下さい。

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