2018年8月6日(月)

キャメロン/モントーヤ組Acura ARX-05がロードアメリカで5位フィニッシュ
GTDクラスではAcura NSXが7位に

Acura ARX-05 #6

8月5日(日)、ウィスコンシン州エルクハートレイクにある高速サーキットのロードアメリカで、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピンシップ第9戦が開催されました。

Acura ARX-05を駆るデイン・キャメロン/ファン・パブロ・モントーヤ組が5位でフィニッシュしました。フルコースコーション中にピットインする戦略が功を奏し、10番手から5番手へ躍進したキャメロン/モントーヤ組。今季5度目のトップ5フィニッシュを果たしました。

もう1台のAcura ARX-05を駆るエリオ・カストロネベス/リッキー・テイラー組は、テイラーからカストロネベスへのドライバー交代時にピット作業で時間をロスし、10位に終わりました。

GTDクラスでは、Meyer Shank RacingでNSX GT3を駆るキャサリン・レッグ/アルバロ・パレンテ組が奮闘。スタートドライバーのレッグはポジション争いの中で接触され、ボディーと空力パーツにダメージを負いながらも5番手までポジションを上げます。パレンテに交代後も中団での激しいバトルが続きましたが、周回ごとにアンダーステアが大きくなってポジションを失い、7位でゴールしました。

同じくNSX GT3で参戦するジャスティン・マークス/ローソン・アッヘンバッハ組は、オープニングラップで3つポジションを上げて序盤は5番手を走行。しかし、チームメートと同様に接触によってダメージを負い、さらにはドライブスルーペナルティーを科されて8位でレースを終えています。

GTDクラスは残り3戦となっており、現在ランキング2位につけるレッグは、ドライバー部門で首位と18点差、マニュファクチャラー部門で25点差となっており、タイトルを目指して終盤の戦いに臨みます。

コメント

デイン・キャメロン(5位)
「ロードアメリカは高速サーキットなので、ファンの皆さんにとっては楽しいレースになったと思います。とてもタフで、時にワイルドなレースでした。我々の燃料容量では、他のチームよりも余分にピットストップしないといけませんでした。また、タイヤの摩耗が激しいサーキットなのでマシンのコントロールに苦労しました。そのような状況で5位でフィニッシュできたのは良かったです。次のレースに向けて前進したいと思います」

アルバロ・パレンテ(7位)
「とてもタフなレースでした。コーナーで他のチームのようなパワーを出せていませんでしたし、接触によるダメージにより我々の競争力が削がれてしまいました。マシンは最初にキャサリンが乗った時からアンダーステア気味で、レースが進むにつれて悪化し、思うようなポジションでフィニッシュできませんでした」

スティーブン・エリクセン(HPD副社長兼COO)
「今回のレースは我々にとってチャレンジになると予想していましたが、イエローフラッグや接触、燃料戦略などがあり、普段とは少し違ったレースになりました。しかし、チームの皆の努力のお陰で、まずまずのレース結果を収めることができました。今シーズンの残りのレースでより良い結果を出せるように調整を進めていきます」

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モータースポーツ > WTSC第9戦ロードアメリカ

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