2018年4月15日(日)

Acura DPiが参戦3レース目で初ポールポジションを獲得

#6 ファン・パブロ・モントーヤ

1999年、Hondaエンジン搭載マシンでインディーカー・チャンピオンに輝いたファン・パブロ・モントーヤが、MSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップの第3戦スポーツカーグランプリアットロングビーチの予選でポールポジション(PP)を獲得しました。

アメリカ西海岸のカリフォルニア州ロングビーチ市街中心地のストリートに設定された全長1.968マイルのサーキットにおいて、モントーヤはAcura ARX-05を駆って1分12秒922を記録。昨年樹立されたばかりの1分13秒922というレコードを打ち破り、彼自身にとってのスポーツカーレースでの初ポールポジション獲得をコースレコードで達成しました。

このPPはTeam Penske、そしてAcuraにとって、スポーツカーレースへの本格復帰後初めてのことです。今シーズンの開幕戦デイトナ24時間でデビューしたAcura ARX-05は、30度バンクもある高速コースでのデビュー戦で1台が予選2番手につけるスピードをみせ、第2戦セブリング12時間でもフラットでバンピーな難コースながら予選3番手という成績を残しました。そして今日、出場3戦目にしてひとつの大きなステップであるPP獲得を、グリップが低くテクニカルなストリートコースで成し遂げました。

チームメートの7号車はエリオ・カストロネベスが予選アタックを担当し、そちらも予選4番手でグリッド2列目から土曜日に行われるレースでスタートを切ることとなりました。

モントーヤはデイン・キャメロンと優勝を目指して決勝を走ります。カストロネベスはリッキー・テイラーとマシンをシェアします。どちらのコンビもシーズン初優勝を目標にバトルを戦い抜きます。

コメント

ファン・パブロ・モントーヤ(Acura Team Penske / Acura ARX-05):ポールポジション
「Acuraの初ポールポジション獲得を実現できてうれしく思います。開幕戦からスピードのあるところはみせていたのですが、ポール獲得はできていませんでした。ようやく手に入れたという感じです。マシンの仕上がりはよく、私たちの2台はどちらもレースで強力な存在になれると思います。そして、好結果も残すことができるでしょう。Acura ARX-05というマシンが私は大好きです。F1マシンを思い起こさせるバランスのよさを備えており、攻めて走れば、それを受け入れてされに速くなっていく、走らせていてとても楽しいマシンなのです。その素晴らしさが今日の予選に表れていたと思います。とても速いラップを走ってから、その3周後にさらに速いラップを達成できたのですからね」

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