第16戦 アメリカGP
9月30日(日)快晴
ハッキネンが、引退説を吹き飛ばすような勝ち方を見せてくれました。いやー、感動しました。それからヤルノの4位もよかった、よかった。予選でいつもあれだけ速いんですからね。表彰台にこそ上がれなかったものの、今回ようやく入賞を果たして、本人もホッとしていることでしょう。
※この後、レース終了後の車検において、ヤルノの車両に規定違反があるとFIAの裁定が下り、ヤルノはレース結果から除外される。Jordan Hondaチームは、この裁定に対して控訴中。

朝8時半から始まったウォームアップ。インディ名物ブリックヤードの上で、カメラマンがピットアウトするクルマを狙ってます。この時点で路面温度5℃!でも空は、すばらしく晴れ渡ってます。

インディアナポリス定食とでもいうのでしょうか。ジョーダンマシンのプリントされた特大ドリンクに、「インディドッグ」。といっても、パンにソーセージが1本はさんであるだけ。

一方こちらは、プレスルーム隣接の食堂で出されたローストビーフ。いつもはサラダとか質素系なんですが、レース当日ということでフンパツされた模様です。

星条旗をあしらった、ラルフのヘルメット。

お兄ちゃんもお揃いです。ミハエルはテロ事件がよほどショックだったようで、一時は真剣に引退を考えたとか。

そしてトゥルーリも、ヘルメットに星条旗をつけてます。

ウォームアップで赤信号を無視したとして、4番グリッドに降格されてしまったハッキネン。ところがクサらず、堂々の優勝。来年やっぱり走ろうかなと、今ごろ考えていたりして。

イギリスの名物コメンテーター、なんと50年以上も一線でレース解説をしてきたマレイ・ウォーカーが、ここで引退。「HondaF1」の垂れ幕の横に、「マレイ、行かないで!」。「スズカで引退だと、ヨーロッパでのオンエアが明け方で、みんな観てくれないじゃろ。だからここにしたんじゃ」というのが、いかにもあのオジさんらしいです。
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