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第15戦 イタリアGPの見どころ  9月10日(月) レポート:柴田久仁夫





 2001年シーズンも、あますところあと3戦。今週のイタリアGPが、ヨーロッパラウンド最後のグランプリとなる。前戦ベルギーGPではまたもミハエル・シューマッハが勝利を収め、これで通算52勝目。ついにアラン・プロストのもっていた最多勝記録を抜いて、前人未到の領域に到達した。残る大記録は、フアン・エマヌエル・ファンジオの持つ通算5回のドライバーズタイトル。そしてアイルトン・セナの65ポールポジション。シューマッハはベルギーで、4回目のタイトルを獲得したばかり。ポール獲得回数は、41。ともに今のペースで行けば、十分に手が届く数字だ。この2つの記録は、半永久的に破られないのではと思われていたのだが・・。

 フェラーリの地元イタリアで開催されるグランプリだが、モンツァではBMW・ウィリアムズがかなり速そうだ。事前のテストではフェラーリ、マクラーレンをしのぐタイムを叩き出している。ブリヂストンは以前から、「モンツァは、BMW・ウィリアムズ・ミシュラン連合にかなり苦しめられそう」と警戒している。ドライバー選手権で、ルーベンス・バリチェロ、デビッド・クルサード、そしてラルフ・シューマッハが三つ巴で2位争い、コンストラクターズ選手権でもマクラーレンとウィリアムズがやはり2位の座を狙っている。ここでラルフが勝つようなことになると、両選手権とも決着は、最終戦の鈴鹿まで持ち越されることになりそうだ。

 Honda勢はベルギーで、ジャン・アレジがジョーダン Honda移籍後、初ポイントを獲得。しかしヤルノ・トゥルーリはリタイヤ、BAR Hondaの2人は入賞圏外と、手放しで喜べる内容ではなかった。モンツァはエンジン全開率の高さでホッケンハイムに次ぐ、屈指のエンジンサーキット。ぜひHondaらしさを見せてもらいたい。


「モンツァサーキットのみどころ」
 1950年のF1GP創設以来、モンツァでは50回のグランプリが開催されてきた。2番目に開催数の多いシルバーストンでも34回であり、まさにF1を代表するサーキットといえる。かなり改修を受けたとはいえ、依然として名うての高速サーキット。数々の名勝負が繰り広げられてきた。Hondaが関連したレースだけでも、1967年のジョン・サーティースの劇的な勝利、そして1988年、マクラーレン・Hondaが全16戦で唯一勝利を逃したのも、ここモンツァでのグランプリだった。


・開催地;イタリア・モンツァサーキット
・全長;5,793km
・周回数;53周
・2000年ポールポジション;ミハエル・シューマッハ(フェラーリ) 1分23秒770
・2000年優勝; ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)