第９戦 ヨーロッパＧＰ
6月23日(土)晴れ・10−18℃
ニュルに初めて来た時は、初夏だったけど冬のコートに手袋でした。今回はそれほどでもないけど、でも寒い寒い。パリに電話したらずいぶん暑いみたいで、500kmほど東に移動しただけで、こんなに陽気が違うんですね。
旧聞ですが、木曜日のパドックを歩いていたら、救急車がアロウズのトラック前に止まってる。アンテナを設置してたメカニックが、屋根の上から落っこちたんだそうです。担架で病院に運ばれましたが、さいわい翌日には職場復帰しました。
午前中のセッションが始まるのでピットに行こうとしたら、メインビルの前に人だかりがしてる。
フェラーリのモーターホームから出てくるミハエル・シューマッハを待ち構えてる、ファンやカメラマンの群れだったんですね。僕もちょっと待とうかと思ったのが、運のつきで・・。
結局それから40分待っても、いっこうにシューマッハ出てこず。セッションがもう終わりそうだったので、ピットに急いで行ってみたら、シューマッハのマシンは油圧のトラブルで修理中。これじゃ出てくるわけない。結局1周もしないから、モーターホームにこもりっきり。みごとに空振りでした。それでもポールを取っちゃうんですからね。まったく。
一方こちらは、パドック出口のファンの群れ。ドライバーとかが通るから、みんな待ってるわけです。
そしたらサインしまくってるのは、メルセデスのハウグおじさん。向こう側の黒ブルゾンの方です。こっちはマクラーレンのジョー・ラミレス。われわれには彼の方が有名なんですが、やっぱりドイツですからね。それともこういうオジサンが好みなのか。とにかくすごい人気でした。
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