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鈴鹿8時間耐久ロードレース/事前情報 へ


FIM2001世界耐久選手権シリーズ第6戦
“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース
Honda 参戦体制

(2001年5月23日)  

 Hondaは8月2日(決勝レース 5日)から三重県 鈴鹿サーキットにて開催される「FIM 2001 世界耐久選手権シリーズ第6戦 “コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」(以下 鈴鹿8耐)にHonda VTR1000SPWを駆って参戦するチーム及びライダー体制を以下のように決定した。Hondaは1997年に「伊藤 真一・宇川 徹 組」が優勝して以来、鈴鹿8耐では4連勝を達成しており、今年は5連覇を狙う。5連覇達成に向けたチーム体制決定に際しては、「経験、実績、確実性」など総合的なチーム力を重視し、Team CABIN HONDAより第3ライダーを含めた以下の3チームの参戦体制を決定した。

Team CABIN HONDA Honda参戦ライダーズプロフィール
  ♯4 宇川 徹選手・加藤 大治郎選手組 VTR1000SPW 監督:有馬 通正
2001年シーズンHondaからFIMロードレース世界選手権(WGP)に参戦している、宇川 徹選手(日本)と加藤 大治郎選手(日本)が昨年に引き続きチームを組み、「ディフェンディングチャンピオンチーム」として鈴鹿8耐連覇を狙い参戦する。
宇川選手は今年からWGP500ccクラスに参戦し、第2戦の南アフリカグランプリでは3位表彰台を獲得するなど好調を維持している。鈴鹿8耐では日本人最多勝利数(3勝)を挙げており、自身の持つ日本人最多勝利数の更新を狙う。

加藤選手は昨年WGP250ccクラスでフル参戦1年目ながらシリーズランキング3位を獲得。今年は開幕戦からの4戦を全戦ポールポジションからの優勝で飾り、他を寄せ付けない走りでWGPを牽引している。昨年の鈴鹿8耐では、念願の初制覇を宇川選手とのペアで達成している。今年も昨年と同様に宇川選手とのペアで、連覇と最多周回数更新を狙う。
♯11 V.ロッシ選手・C.エドワーズ選手組 VTR1000SPW 監督:中田 典明
WGPにおいて125ccと250cc両クラスでチャンピオンを獲得しているバレンティーノ・ロッシ選手(イタリア)が、FIMスーパーバイク世界選手権(SBK)で2000年にチャンピオンを獲得したコーリン・エドワーズ選手(アメリカ)と昨年に引き続きチームを組み、「世界チャンピオンチーム」として鈴鹿8耐初制覇を狙い参戦する。
ロッシ選手は昨年からHonda NSR500でWGP500ccクラスに参戦し、新人ながらランキング2位を獲得。今年は開幕戦の日本グランプリでHondaの通算500勝目となる優勝をはじめ、開幕3連勝を飾るなど、WGP3クラス制覇に向け好調なスタートを見せている。昨年初参戦した鈴鹿8耐では残念ながら転倒リタイアとなってしまったが、2回目となる今年は鈴鹿8耐初制覇を狙う。

エドワーズ選手は昨年Honda VTR1000SPWを駆りSBKチャンピオンを獲得し、今年も開幕から連覇に向け好調を維持している。ロッシ選手とチームを組んだ昨年の鈴鹿8耐では、残念ながら転倒リタイアという結果で終えたが、鈴鹿8耐で優勝をしている実績とVTR1000SPWに対する経験でロッシ選手をリードし、鈴鹿8耐2勝目を狙う。
♯33 岡田 忠之選手・A.バロス選手組 VTR1000SPW 監督:小野 信夫
2001年シーズンから活躍の場をSBKに移した岡田 忠之選手(日本)が、1999年に鈴鹿8耐を制した際のペアライダーで、WGP500ccクラスに参戦しているアレックス・バロス選手(ブラジル)とチームを組み、「鈴鹿8耐チャンピオンチーム」として鈴鹿8耐のタイトル奪回を狙う。
岡田選手は今年WGPから活躍の場をSBKに移し、環境が大きく変化したにもかかわらず、Honda VTR1000SPWを駆りオーストラリアグランプリで2位表彰台を獲得するなど健闘を見せている。昨年の鈴鹿8耐では、優勝候補の一角に挙げられながら、負傷のため決勝レースに進むことはできなかった。今年は1999年に優勝した時のペア復活で鈴鹿8耐のタイトル奪回を狙う。

バロス選手は昨年Honda NSR500を駆りWGP500ccクラスで2勝を挙げ、ランキング4位を獲得。今年でWGP参戦12年目を迎えるバロス選手は、経験と実績を兼ね備えたベテランライダーとして、500ccクラスのチャンピオン獲得を目指している。鈴鹿8耐では過去に5回参戦し、優勝1回、2位2回を獲得するなど確実な実績を残しており、岡田選手とのチームでタイトル奪回を狙う。
第3ライダー 伊藤 真一選手、玉田 誠選手、山口 辰也選手
上記ライダーに加え、鈴鹿8耐で2度の優勝経験を持つ伊藤真一選手(日本)。4月のスーパーバイク世界選手権菅生大会においてHonda VTR1000SPWを駆り2レース制覇を達成し、全日本ロードレース選手権に参戦中の玉田 誠選手(日本)。同じく全日本ロードレース選手権に参戦している山口辰也選手(日本)。以上の3名を第3ライダーとして登録し、鈴鹿8耐5連覇に向けた総合的なチーム力向上を図る。