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「2002年 Honda F1グランプリ参戦概要」
(2001年12月18日)

 Hondaは、2001年に続きブリティッシュ・アメリカン・レーシング(B.A.R)との車体の共同開発を含めたF1活動を継続するとともに、ジョーダン・グランプリへもF1エンジンを供給、「B.A.R Honda」「ジョーダン Honda」の2チーム4台体制で2002年のF1グランプリに参戦する。
 また、3年目を迎えるHondaとB.A.Rは、第3期Honda F1活動の目的のひとつである車体技術の共同開発をさらに加速させ、エンジン開発をはじめとした一層の戦闘力強化を目的に、新たに3年間の契約を締結することに合意した。さらに、(株)本田技術研究所栃木研究所内での「エンジン」「車体技術」の両面から開発強化を図り、大幅な競争力向上を図る。なお、両チームとの実走テストは来年1月初旬より行う予定。

・Hondaの主要責任者
  レース技術開発総括責任者 :小川  徹 (株)本田技術研究所 上席研究員
エンジン/パワートレイン開発責任者 :西澤 一俊(株)本田技術研究所 主任研究員
車体技術開発責任者 :橋本  健 (株)本田技術研究所 主席研究員

・Honda Racing Development Ltd.(略称 HRD)概要
  社長 :田中 詔一
レース/テスト責任者 :中本 修平
所在地 :英国バークシャー州 ブラックネル
活動内容 :F1レース活動の前線基地として
    ・車体技術のフィードバック
・エンジンのメンテナンス
・渉外/広報活動 等

・2002年 Honda F1エンジン概要
  2001年シーズンのRA001Eに比べVバンク角を拡大、 一層の高出力化、軽量・コンパクト化、低重心化を図った。
名 称 :Honda RA002E
形 式 :3.0リットル V型10気筒自然吸気
出 力 :800馬力以上