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FedEx Championship
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2000 CARTチャンピオンシップシリーズ

第20戦/最終戦 フォンタナ(カリフォルニア州)

2000年 10月29から30日開催へ変更
天候:晴れ時々曇り  気温:20℃ コースコンディション:ドライ
観客:

 
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ジル・ド・フェランが3位に入り、初のシリーズ・チャンピオンに輝く!
ホンダの5年連続ドライバーズ・タイトル獲得!


予選でレコード更新、決勝3位でシリーズチャンピオンのド・フェラン

タイトル獲得速報

2000年FedExチャンピオンシップシリーズ最終戦は、カリフォルニア州フォンタナの2マイルオーバルコース、カリフォルニア・スピードウェイにて開催された。

予選10月28日(土)
土曜日に行なわれたシングルカー・クオリファイによる予選で、ポイントリーダーのジル・ド・フェランがコースレコードとなる30.255秒をマークし、見事ポールポジションを獲得した。ジル・ド・フェランがタイムアタック1周目にマークしたこのスピードは、これまでのクローズドコースにおける世界最高速度記録を塗り替えるもので、平均時速241.428マイル(388.458km/h)のスーパーラップである。これでホンダターボV8エンジンは20戦で争われた今シーズンにおいて11度目、実に半分以上のレースにおいてポールポジションを獲得した。ポイントリーダーのジル・ド・フェランは、チャンピオン争いで貴重な1ポイントを追加する。以下チームメイトのエリオ・カストロ・ネベスが4位、ダリオ・フランキッティが7位でポール・トレイシーが9位に入り、唯一の日本人ドライバーである中野信治は24番グリッドからのスタートとなる。


29日スタートするも、雨でレースは順延

決勝10月29日(日)
雨となる確率が50パーセントという状況下、予定どおり午前11時45分、グリーンフラッグが振られ今年最後のレースがスタート。ポールポジションからスタートしたジル・ド・フェランと、4番グリッドから一気にトップへと順位を上げたチームメイトのエリオ・カストロ・ネベスが、スタート直後からサイドバイサイドの攻防を繰り広げる。予選5位からスタートのダリオ・フランキッティも11周目には3位へポジションを上げ、レース序盤から早くもホンダ勢のワン・ツー・スリー体制となる。

ところが23周目、9番手からスタートして6位までポジションを上げたポール・トレイシーのマシンにメカニカルトラブルが発生。エンジンがストップしたあと、惰性でピットへ戻ろうとしたポール・トレイシーだったが、ピットレーンの入り口でストール。タイトル獲得の希望も夢と消えてしまった。

ここで30ラップを過ぎた辺りから、心配されていた雨が降り始める。33周目になっても雨はやみそうになく、12時12分、CARTオフィシャルはレース中断を決定。その後も雨は降り続いたため、レースは翌日の午前10時から、残りの周回数で戦われることになった。

振替日10月30日(月)
雲が多いものの快晴となった月曜日、予定どおり10時に全車がコースイン。イエローフラッグのままウォームアップを兼ねた走行が6周続き、40周目にグリーンフラッグでレースが再開された。しかしその直後、45周目に3位を走行していたダリオ・フランキッティにメカニカルトラブルが発生。チームメイトのポール・トレイシー同様、無念のリタイアに終わってしまった。


激しいトップ争いを演じたカストロ・ネベス

昨日のピットでエンジンストールを喫し、18位までポジションを落としていたカストロ・ネベスが驚異的な追い上げを見せ、58周目にトップに浮上。サイド・バイ・サイドの激しいトップ争いを展開する。その後方ではピット後にペースが上がって来た中野信治が、16位までポジションアップ。初の500マイル完走を目指して周回を続けるが、突如メカニカルトラブルに襲われてしまう。ピットへと向かって修復を試みる中野信治だったが、結局リタイアとなった。

いつにもまして過酷な500マイルレースとなった今回、ホンダ勢以外にもリタイアが続出。残り50周となった200周の時点でコース上に残ったマシンは11台しかなく、チャンピオン争いはポイントリーダーのジル・ド・フェランと、来年から再びホンダ・ターボV8エンジンを搭載することが決まったアドリアン・フェルナンデスの2台に絞られた。

その後レースはエリオ・カストロ・ネベスがトップ争いを展開。シーズン最多となる4勝目を目指して激しい攻防を続けるが、226周目に不運にもメカニカルトラブルが発生してスピンし、クラッシュしてしまう。これでホンダ勢では唯一1台だけとなってしまったジル・ド・フェランだったが、終盤に続出したアクシデントにも巻き込まれることなく、完走が6台だけとなったサバイバルレースを3位でフィニッシュ。チャンピオン獲得が決まった。


シリーズチャンピオンを獲得したジル・ド・フェラン

CART参戦7年目にして初のドライバーズ・チャンピオンに輝いたジル・ド・フェランは、賞金のワンミリオンダラーとチャンピオンに贈られる栄光のバンダービルト・カップを獲得。名門復活となったチーム・ペンスキーにとって1994年以来、通算8回目のCARTチャンピオンとなり、チャンプカーにおける10回目のタイトル達成となった。

今回、マニュファクチャラーズ・チャンピオンシップにおいて2位に終ったホンダだが、ジル・ド・フェランがチャンピオンになったことで、1996年から5年連続でドライバーズタイトルを獲得。20戦中、ウイナーが11人(新記録)も誕生するなど、激戦となった今シーズンを、ホンダ・ターボV8エンジンとジル・ド・フェランが制覇した。

G.ド・フェラン(3位)
今日は大勢ドライバーがリタイアするほどタフなレースだったが、僕の車はパーフェクトに近かった。途中、何度か目の前でクラッシュが起こったが、運はわれわれに味方してくれたね。今、とても感動しているよ。夢にまで見たタイトルをこうして手にすることが出来た。1996年からホンダエンジンのテストをしてきたけど、僕はあまり勝つことができなかっただけに、ほんとうにうれしい。僕を助けてくれたすべての人にお礼を言いたい。


来季フェルナンデス・レーシングの中野

中野 信治(リタイア)
序盤はアンダーステアがきつく、すぐに周回遅れになってしまったんですが、そのあとのピットストップで修復した後は、他と同じペースで走ることが出来ました。なんとか完走したかったんですが、ほんとうに残念ですね。1年間お世話になったウォーカー・レーシングに感謝し、来年は新しくできるフェルナンデス・レーシングのドライバーとして、この経験を生かしていきたいと思います。

朝香充弘HPD副社長
研究所が一生懸命やってくれたお陰で、ミシガンに引き続き今回もポールポジションをとることができ、パワーの違いを見せつけることができました。長い間ホンダ・エンジンを開発してきてくれたジルがチャンピオンになり、研究所もわれわれもうれしさでいっぱいです。5年連続のドライバーズ・チャンピオンとなりましたが、これは大変貴重なことで、ホンダでなければチャンピオンになれないということを、今シーズンも証明することができましたね。

A.フェルナンデス、CART新チームを結成。中野信治、参入

     
 

 

  CARTチャンピオンシップ 第20戦 結果表  

POS DRIVER ENTRANT/ENGINE STATUS
1 C.FITTIPALDI Newman/Haas Racing/Ford Cosworth 139.5634mph
2 R.MORENO Patrick Racing/Ford Cosworth 0.194sec
3 G.DE-FERRAN Marlboro Team Penske/HONDA 0.526sec
4 C.MEARS Team Rahal/Ford Cosworth 0.721sec
5 A.FERNANDEZ Patrick Racing/Ford Cosworth 1.145sec
6 A.TAGLIANI Player's/Forsythe Racing/Ford Cosworth 2Laps
7 T.MARQUES Dale Coyne Racing/Ford Cosworth 3Laps
8 A.BARRON Dale Coyne Racing/Ford Cosworth 11Laps
9 H.CASTRO-NEVES Marlboro Team Penske/HONDA 24Laps
10 J.MONTOYA Target/Chip Ganassi Racing/Toyota 31Laps
11 M.JOURDAIN Jr. Bettenhausen Motorsports/Mercedes-Benz 47Laps
12 M.PAPIS Team Rahal/Ford Cosworth 68Laps
13 K.BRACK Team Rahal/Ford Cosworth 83Laps
14 P.CARPENTIER Player's/Forsythe Racing/Ford Cosworth 96Laps
15 M.BLUNDELL PacWest Racing Group/Mercedes-Benz 121Laps
16 S.NAKANO Walker Racing/HONDA 137Laps
17 M.GUGELMIN PacWest Racing Group/Mercedes-Benz 147Laps
18 T.KANAAN Mo Nunn Racing/Mercedes-Benz 162Laps
19 M.ANDRETTI Newman/Haas Racing/Ford Cosworth 162Laps
20 O.SERVIA PPI Motorsports/Toyota 162Laps
21 M.GIDLEY Della Penna Motorsports/Toyota 172Laps
22 J.VASSER Target/Chip Ganassi Racing/Toyota 179Laps
23 D.FRANCHITTI Team KOOL Green/HONDA 205Laps
24 P.TRACY Team KOOL Green/HONDA 227Laps
25 C.DA-MATTA PPI Motorsports/Toyota 228Laps
26 L.GARCIA Jr. Arciero Project Racing Group/Mercedes-Benz DNS
(参考:1mile=1.609344km)

 

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