MENU
HONDA
検索

ホンダホームページへ
モータースポーツへ
INFOSへ

 
Individual Trial World Championship
INFOS_LOGO


2000 トライアル世界選手権シリーズ

第8戦 フランス

2000年 6月24〜25日開催
天候:晴れ/晴れ  気温:30℃/28〜30℃
観客:4,000人/8,000人

 
シリーズランキング 前のレース 次のレース INFOS INDEX
 
     

1日目、2日目共にランプキン圧勝!ワールドチャンピオンに輝く!!
コロメ両日共に2位、藤波は2日目で3位に


好天の中、汗をにじませスタートして行くランプキン

タイトル獲得速報

第1日目
毎年趣向をこらした会場が選ばれるフランス大会。今回の会場は、アルプス山脈から近く、景観も素晴らしい。美しい村に用意された、美しい世界選手権会場だった。村の中央に流れている川に沿って全セクションが設定されたが、ひとつひとつが長いロックセクションでクリーンを出すのはとても難しい。散在する岩の表面は、ツルツルとグリップが悪く、難度が高い。かといって危険度は高くなく、見栄えもあり好感の持てるセクションだ。

難しいセクションにライダー達は1ラップ目から多くの減点をとっていた。しかし今回もランプキン(モンテッサ−ホンダ)は圧倒的なテクニックと集中力を発揮していた。ランプキンは1ラップ目をたったの11点で消化。それに続くのは20点のコロメ(モンテッサ−ホンダ)だ。そして最年長ライダーのビルバオ(モンテッサ−ホンダ)が22点で3番手に。そして4番手にはアダム・ラガ(ガスガス)と日本の田中太一(ベータ)が27点で並んでいた。ジュニアカップで活躍する若手のふたりが、そろってこのポジションにいるのは驚異的なことだ。

日本期待の藤波貴久は30点で7番手。前戦の日本大会で2日間共2位になった勢いをフランスには持込めなかった。不甲斐ない走りと不本意な採点もあり精神的に乱れてしまう。

続く2ラップ目。ランプキンは他者に大差をつける18点で終了、合計29点でゴールした。圧倒的な強さだ。そして2ラップ目を23点で回ったコロメが合計43点で2位。若手のラガは、2ラップ目を22点でまとめて第3位。初めての表彰台獲得だ。藤波は2ラップ目も思うように点数を詰められず、今季最悪のポジションである8位となった。

日本勢は黒山健一(ベータ)が7位。1ラップ目で4番手にいた田中太一は、2ラップ目にポジションを落とすが、しかし11位となってポイントを獲得している。

第2日目
今シーズンの世界選手権は、イタリアとアンドラの2戦を残している。しかし、ランプキンは早々と自身4回目のワールドチャンピオン、そしてモンテッサHRCに移籍後初のワールドタイトルを決定した。昨年、圧勝を続けたシーズンでも、ランプキンのチャンピオン決定は最終戦の土曜日だったことを考えると、今年のランプキンがいかに他を圧倒していたかがわかる。


チャンピオンを決めたランプキン(中)と藤波(左)

ランプキンのタイトル決定は、ランプキンに挑むべき最大のライバル、藤波貴久の不調によって決定的となったともといえる。土曜日、8位となった藤波は、ランキングポイントでランプキンに75点差をつけられてしまった。そして日曜日、当然のように優勝したランプキンに対して藤波は3位。さらに5点差を追加され80点差に。これは、残る4試合で藤波が全部優勝して、さらにランプキンが4試合ともノーポイントだったとしても結果は同点。同点なら、14勝をあげたランプキンが上位につける規則により、ランプキンのタイトルが決定したわけだ。

日曜日の朝、主催者は3つのセクションを変更した。7、8、13セクションだ。どれも土曜日よりも簡単に設定しなおされたものだが、特に、トップライダーでも5点が連発となった7セクションの変更は大きかった。藤波は、土曜日にここで合わせて10点の不本意な失点を喫したのだ。

沢の中にある滑りやすい石、ここを土曜日には狭いラインで抜けなければいけなかった。オブザーバーは、ここで多くのライダーに5点を与えなければいけなかったのだが、日曜日にはそれがなかった。ライダーだけでなく、オブザーバーも判断のむずかしい採点が減って、仕事がだいぶ楽になったといえる。

どのライダーも、簡単になったセクションに攻略の可能性を見いだしていた。しかしもっとも大きな可能性をもっていたのは、やはりドギー・ランプキンだった。1ラップ目が終わったとき、ドギーの減点は8点。2位はカベスタニーとコロメの15点で、すでにランプキンのダブルスコアに近い。さらにこれに1点差でフレイシャ(ガスガス)、減点19で5位につけているのが、藤波とビルバオ(モンテッサHRC)だった。

2ラップ目、ようやく本領を発揮したのが藤波だった。その減点、わずかに4点。大幅に減点を減らしてポジションをアップしたが、ランプキンの2ラップ目の減点も、同じく4点だった。ランプキンの勝利はゆるがず。さらにコロメも6点で2ラップ目を終えたため、藤波のポジションアップは3位までということになった。コロメは、フランス大会で2日とも2位入賞だ。

ランプキンが2000年ワールドチャンピオンを決めた今、シリーズポイントの興味は2位争いとなった。2位藤波と3位コロメの点差は、いまやたったの1点だ。ワールドチャンピオンを目標とする藤波が2年連続のランキング2位を死守するのか、あるいはふたたびコロメが2位の座に返りつくのか。藤波にとっての残る2戦は、コロメを抑えながら、21世紀に向けて世界タイトルへの青写真をより具体的にしなければならない、むずかしい大会となってきた。

2日目、3位になった藤波貴久
難易度の高い方が得意なコロメ

第1日目
D.ランプキン(1位)
2ラップ目に多少のミスをした程度で走りきることができた。自分にとって納得できる競技展開だと思う。入り口から出口まで集中し続けるのは難しく、セクションの出来も良かった。

藤波 貴久(8位)
今回のオブザーバーの採点には納得がいかなかった。第1セクションでほんのちょっとしたホッピングで5点とされ、最悪の状態で競技をスタート。その後の第7セクションでも同じように納得のいかない5点の判定。今日は最悪でした。

M.コロメ(2位)
セクション難易度が高く、世界選手権に出場する選手のレベルに合っていてよい設定だった。自分にとっては、ミスもなく納得の行く結果を出すことができた。

第2日目
D.ランプキン(1位)
こういうセクションはとても好きだ。たくさんの障害がセクションに用意されている。決して大きな難所がひとつ用意されているというわけじゃない。でも全体の難易度は、とても高い。こういう大会で優勝できてチャンピオンを決められたのは、とてもうれしい。

藤波 貴久(3位)
最後になって、ようやく乗れてきた。2ラップ目になってから、やっと集中できるようになってきたんだ。この2日間で、コロメに対してのアドバンテージをだいぶ失った。コロメは、ランキングポイントで僕のすぐ後ろに来ているからね。

M.コロメ(2位)
今日の走りには満足している。2ラップ目にはちょっとばかりプレッシャーを感じたけどね。というのは、藤波が自分のポジションをキープしようと、猛チャージをしているように見えたから。藤波の動向はともかく、今日の2位はハッピーだった。

タイトル獲得速報

     
 

 

  トライアル世界選手権 第8戦 結果表  

| DAY 2へ |
■DAY 1
POS RIDER MAKER LAP 1 LAP 2 PEN. CLE. TOTAL
1 D.LAMPKIN MONTESA HONDA 11 18 0 17 29
2 M.COLOMER MONTESA HONDA 20 23 0 15 43
3 A.RAGA GAS-GAS 29 22 0 7 51
4 M.FREIXA GAS-GAS 27 26 0 12 53
5 S.COLLEY GAS-GAS 33 26 0 5 59
6 D.COBOS SHERCO 36 24 0 12 60
7 K.KUROYAMA BETA 33 28 0 9 61
8 T.FUJINAMI MONTESA HONDA 30 33 0 11 63
9 B.CAMOZZI GAS-GAS 35 29 0 7 64
10 A.BILBAO MONTESA HONDA 22 44 0 9 66
11 T.TANAKA BETA 27 44 0 9 71
12 M.JUSTRIBO MONTESA HONDA 40 42 0 6 82
13 A.CABESTANY BETA 47 36 2 8 85
14 S.CONNOR MONTESA HONDA 40 49 0 6 89
15 J.PASCUET GAS-GAS 47 44 0 3 91
16 J-M.ALCARAZ MONTESA HONDA 42 48 3 4 93
17 J.HINDREN GAS-GAS 52 42 0 4 94
18 J.MANZANO SHERCO 56 41 0 3 97
19 A.NILSSON GAS-GAS 59 52 0 1 111
20 G.EYRIES SHERCO 55 57 0 2 112
21 F.BOCHET BETA 62 53 0 1 115
22 J.BETHUNE GAS-GAS 58 57 0 0 115
23 J-M.SAEZ MONTESA HONDA 64 56 0 1 120
24 J.DELAIR BETA 63 57 0 0 120
25 J.SVOBODA MONTESA HONDA 58 64 0 2 122
26 M.ORIZIO BETA 64 60 0 1 124
27 M.CHABOUD GAS-GAS 63 62 0 1 125
28 D.MAURINO GAS-GAS 64 65 0 0 129
29 J.GARCIA BETA 60 61 9 0 130
30 T.BLAZUSIAK MONTESA HONDA 65 65 0 0 130
31 I.ESCALERA GAS-GAS 61 66 4 0 131
32 S.DE RIZZO GAS-GAS 71 65 0 0 136
33 B.DELAMOTTE SHERCO 67 71 0 0 138
34 C.BRUAND BETA 69 69 0 0 138
35 D.CUERDO GAS-GAS 71 69 0 0 140
36 V.BAUCE BETA 71 69 0 0 140
37 V.BELTRAN SHERCO 71 75 7 0 153
R D.BOSIS MONTESA HONDA 57
R J.DUPONT GAS-GAS 64
 
| DAY 1へ |
■DAY 2
POS RIDER MAKER LAP 1 LAP 2 PEN. CLE. TOTAL
1 D.LAMPKIN MONTESA HONDA 8 4 0 23 12
2 M.COLOMER MONTESA HONDA 15 6 0 19 21
3 T.FUJINAMI MONTESA HONDA 19 4 0 21 23
4 A.CABESTANY BETA 15 17 0 18 32
5 K.KUROYAMA BETA 23 12 0 13 35
6 A.RAGA GAS-GAS 20 16 0 15 36
7 A.BILBAO MONTESA HONDA 19 23 0 13 42
8 M.FREIXA GAS-GAS 16 31 0 15 47
9 J-M.ALCARAZ MONTESA HONDA 25 22 0 11 47
10 M.JUSTRIBO MONTESA HONDA 22 26 0 12 48
11 B.CAMOZZI GAS-GAS 24 27 0 12 51
12 S.COLLEY GAS-GAS 29 24 0 13 53
13 J.PASCUET GAS-GAS 26 29 0 11 55
14 D.COBOS SHERCO 26 33 0 9 59
15 J.HINDREN GAS-GAS 36 27 0 10 63
16 S.CONNOR MONTESA HONDA 35 40 0 5 75
17 G.EYRIES SHERCO 37 39 0 6 76
18 D.BOSIS MONTESA HONDA 42 34 0 4 76
19 J.MANZANO SHERCO 32 45 0 7 77
20 T.TANAKA BETA 46 37 0 6 83
21 A.NILSSON GAS-GAS 43 43 0 6 86
22 J-M.SAEZ MONTESA HONDA 48 40 0 4 88
23 J.GARCIA BETA 50 48 0 3 98
24 J.BETHUNE GAS-GAS 51 49 0 2 100
25 J.DELAIR BETA 52 49 0 2 101
26 J.SVOBODA MONTESA HONDA 51 52 0 3 103
27 F.BOCHET BETA 55 51 0 1 106
28 I.ESCALERA GAS-GAS 54 55 0 1 109
29 M.ORIZIO BETA 54 56 0 1 110
30 T.BLAZUSIAK MONTESA HONDA 63 54 0 0 117
31 V.BAUCE BETA 58 61 0 1 119
32 D.CUERDO GAS-GAS 54 67 0 1 121
33 D.MAURINO GAS-GAS 61 67 0 0 128
34 V.BELTRAN SHERCO 65 67 0 0 132
35 M.CHABOUD GAS-GAS 66 68 0 0 134
36 C.BRUAND BETA 69 69 0 0 138
37 S.DE RIZZO GAS-GAS 71 75 0 0 146
R J.DUPONT GAS-GAS
R B.DELAMOTTE SHERCO

 

無断転載を禁止します。