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Road Racing World Championship
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2000 ロードレース世界選手権シリーズ

第9戦 イギリスGP(ドニントンパーク)

2000年 7月9日開催
天候:雨 気温:17℃ コースコンディション:ドライ、ウエット
観客:18,000人

 
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期待のルーキー、V.ロッシが500cc参戦9戦目にして初優勝を飾る
250ccは宇川徹が4位、加藤大治郎は10位


ドニントンで3クラス制覇果たしたV.ロッシ

後半戦のスタートになった第9戦イギリスGPは、過去2戦同様、ウエットコンディションのレース。全クラスで激しい戦いが繰り広げられた。

500ccクラスは、R.ラコーニ(Y)が一周目をリードしたが、すぐにA.バロスがトップの座を奪還。ラコーニ、S.ジベルノー、阿部典史(Y)が続く展開となった。しかし、中盤になってK.ロバーツ(S)がペースを上げてトップに立ち、J.マックウィリアムス(A)、予選4番手のV.ロッシが素晴らしい走りを披露して上位に浮上と、目まぐるしくポジションを入れ替えた。


し烈な優勝争いを制したロッシ(中)

ロッシは、スタートで出遅れたが、周回を重ねる毎にポジションを上げる好走。中盤には2番手に浮上。ロバーツとマックウィリアムスとし烈な優勝争いへと発展することになったが、ラスト4周でトップに浮上。そのまま後続を制し、500cc9戦目にして初優勝。大型ルーキーぶりを遺憾なく発揮することになった

ロッシは、初日の予選で2番手と好調なスタートを切り、2日目にはクリアラップを取れず4番手に後退したが、決勝では濡れた路面を見事に克服。次第に路面が乾いていくという難しいコンディションの中で、すべての選手がタイヤの摩耗に苦しむことになったが、21歳のルーキーは、素晴らしいバランス感覚でホンダNSR500のポテンシャルを遺憾なく発揮、ホンダ500ccに今季4勝目をプレゼントすることになった。

チャンピオン、A.クリビーレは、予選8番手からスタートに失敗して序盤に11番手まで後退。タイヤのグリップ不足に最後まで苦しみ、不本意な7位に終わった。予選10番手の岡田忠之は、ウォームアップでトップタイムをマーク、本番に向けて期待が膨らんだが、ペースを上げられず10位、予選8番手スタートのS.ジベルノーは、序盤は3番手に付ける好走を見せたが、路面が乾き始めるにしたがってペースを落とし、8番手に終わった。前戦オランダGPで優勝したA.バロスは序盤にトップに立ったが、中盤からペースを落とし14位。対照的に序盤にペースを上げられなかったL.カピロッシが終盤に追い上げて4位でフィニッシュ。雨となった過去2戦のカタロニア、オランダ同様、天候の読みとセッティングが、結果に大きな影響を果たすことになった。

優勝したロッシは、これで125cc、250ccクラスに次いで、500ccでも勝ち、ドニントンで3クラス制覇を果たした。


終盤の雨で、4位フィニッシュの宇川

250ccクラスは、ウエットで始まり、次第に路面が乾くという展開。終盤になって再び、雨足が強くなって、タイヤの選択が大きく勝負を分ける大波乱のレース。序盤から終盤に掛けて、フロントにレイン、リアにインターミディエイトを選択したO.ジャックと宇川徹がレースの主導権を握ることになった。しかし、中盤になって再び雨足が強くなりレインタイヤを選択していたR.ワルドマン(A)と松戸直樹(Y)が猛追撃。トップのジャックとの間にあった1分以上の差をあっという間に詰めて、ワルドマンが逆転優勝。ラスト2周まで2位を走っていた宇川は、最終ラップにワルドマンと松戸に交されて、悔しい4位に終わった。前後にカットスリックを選択した加藤大治郎は、乾き始めた中盤には5番手まで浮上したが、終盤の雨でペースを落として後退。10位でゴールするのがやっとという悔しいレース。A.ウエストは8番手を走行していたが、5周を残して転倒リタイヤに終わった。32台中完走19台というサバイバルレースで貴重なポイントをゲットした宇川は、トップのジャックを15ポイントで追い、加藤も26ポイント差で首位を追うことになった。

125ccクラスは、ドライコンディションで始まったが、8周を終えた段階で雨となり中断。レースは2ヒート制で行われた。第1レースは宇井陽一(D)がリード。第2レースは上田昇と東雅雄の激しいトップ争いとなり、最終ラップに東が上田を交してトップでフィニッシュ。しかし第2レースでも3番手でフィニッシュした宇井が優勝を飾り、第1レースで2位、第2レースで4位のE.アルサモラが2位。上田は第1レースの出遅れが響いて3位。東も5位と悔しいレースとなった。


ポディアムで笑顔のロッシ

V.ロッシ(500cc/優勝)
今回のレースは初日からいい感じで走ることが出来た。その理由は、フロントのセッティングがバッチリ決まったためで、初日は2番手。2日目は4番手に落ちてしまったが、クリアラップが取れなかっただけのことで、決勝はいい走りが出来ると思っていた。決勝は雨となったが、ウエットでもフロントのフィーリングが良くて、特にブレーキングでアドバンテージがあったと思う。それよりも、125と250の頃は、雨のレースが苦手だったし、NSRのお陰で今回は素晴らしいレースが出来て嬉しかった。一年目に500で優勝することなんて考えられなかったし、ほんと、最高の気分。これからも勝つつもりで走るよ。

A.クリビーレ(500cc/7位)
今回はスタートに失敗してしまったことと、序盤にロッシとぶつかりそうになって、大きく遅れてしまったのが痛かった。そんなことがあったので、最初は慎重に走ったが、路面が乾き出してもペースを上げることが出来なかった。タイヤはみんな同じだし、タイヤの問題ではないと思うし、セットアップがまずかったのかとも思う。それにしても、こんな訳の分からない理由で成績が悪いのは初めてのこと。チャンピオンシップのことを考えても、まずい結果だった。

S.ジベルノー(500cc/8位)
スタートは良かったし、路面が濡れているときは、いい感じで走れていた。でも、乾き始めてからリアに問題が発生して、ペースを上げることが出来なかった。リアが滑って、思ったように走れなかった。今回、僕が使ったエンジンは、他のレプソル勢とは違うエンジンだったし、その選択ミスだったのかも知れない。ウォームアップでは良かったし、いいセッティングを見つけたと思った。それだけに今日の結果は残念だった。

岡田 忠之(500cc/10位)
今日は何が悪かったのか、分からない。タイヤはみんな同じだし、タイヤの問題ではないと思う。ただ、フロントとリアの動きがばらばらのような感じで、コーナーに入っていくと、フロントが起き上がるような感じだった。朝のウォームアップではいい感じだったし、ウエットになって、何が変わってしまったのだろう。こんな結果に終わって残念。せっかくいい感じになったと思っていただけに、残念。

宇川  徹(250cc/4位)
今回は、予選こそ3番手だったけど、いいセッティングを見つけることが出来たし、決勝を楽しみにしていた。しかし今回も雨。しかも、予選では一度もウエットタイヤで走ったことがなかったし、決勝では難しい状況になった。僕はフロントにレイン、リアにインターミディエイトを選択したが、自分ではいい選択だと思った。しかし、終盤の雨はどうしようも出来なかった。今日はあれが精いっぱい。限界だった。

加藤大治郎(250cc/10位)
また雨のレースになってしまった。これで3戦連続。今回は予選をドライで走れただけ、いままでよりは良かったと思う。でも、やっぱり初めてのサーキットで雨のレースは難しかった。グリットに並んだとき、雨は降っていたけれど、上がると思ったし、前後にカットスリックを選んだ。実際、乾き始めた中盤は5番手まで追い上げることが出来たし、いい感じだった。でも、終盤に雨が強くなってからは、転ばないように走るのが精いっぱい。とにかく、雨の中をカットスリックで走るのは怖かった。何回も転びそうになったけれど、今日は、完走出来て良かった。

     
 

 

  ロードレース世界選手権 第9戦 結果表  

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■500ccクラス
POS RIDER MACHINE TEAM LAPS TIME
1 V.ROSSI HONDA NSR500 NASTRO AZZURRO HONDA 30 52'37.246
2 K.ROBERTS SUZUKI Telefonica MoviStar Suzuki 52'37.641
3 J.McWILLIAMS APRILIA Aprilia Grand Prix Racing 52'38.190
4 L.CAPIROSSI HONDA NSR500 HONDA PONS 53'00.283
5 J.VD GOORBERGH TSR-HONDA Rizla Honda 53'02.820
6 N.ABE YAMAHA Antena 3 Yamaha-D'Antin 53'04.298
7 A.CRIVILLE HONDA NSR500 REPSOL YPF HONDA 53'06.863
8 S.GIBERNAU HONDA NSR500 REPSOL YPF HONDA 53'07.412
9 M.BIAGGI YAMAHA Marlboro Yamaha Team 53'08.119
10 T.OKADA HONDA NSR500 REPSOL YPF HONDA 53'08.830
11 C.CHECA YAMAHA Marlboro Yamaha Team 53'16.115
12 R.LACONI YAMAHA Red Bull Yamaha WCM 53'21.303
13 J.McGUINNESS HONDA NSR500V Demon-Vimto Honda 53'40.780
14 A.BARROS HONDA NSR500 HONDA PONS 53'50.781
15 A.GOBERT MODENAS KR3 Proton Team KR 53'52.898
16 N.AOKI SUZUKI Telefonica MoviStar Suzuki 54'08.303
17 G.McCOY YAMAHA Red Bull Yamaha WCM 29 53'01.406
18 S.LE GRELLE HONDA NSR500V Tecmas Honda Elf 53'24.447
--- CLASSIFIED ---
R T.HARADA APRILIA Aprilia Grand Prix Racing 12 21'43.870
R J-L.CARDOSO HONDA NSR500V Maxon Dee Cee Jeans 10 18'32.326
R P.GILES HONDA NSR500V Sabre Sport 1 2'27.570
 

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■250ccクラス
POS RIDER MACHINE TEAM LAPS TIME
1 R.WALDMANN APRILIA Aprilia Germany 27 49'41.073
2 O.JACQUE YAMAHA Chesterfield Yamaha Tech 3 49'41.417
3 N.MATSUDO YAMAHA Petronas Sprinta Team TVK 49'42.682
4 T.UKAWA HONDA NSR250 SHELL ADVANCE HONDA TEAM 49'47.982
5 J.VINCENT APRILIA Aprilia Grand Prix Racing 50'03.787
6 A.DEBON APRILIA C.C. Valencia Airtel Aspar 50'24.736
7 S.NAKANO YAMAHA Chesterfield Yamaha Tech 3 50'28.418
8 J.STIGEFELT TSR-HONDA Dee Cee Jeans Racing Team 50'53.482
9 D.CHECA TSR-HONDA Team Fomma 50'54.481
10 D.KATOH HONDA NSR250 AXO HONDA GRESINI 51'04.443
11 S.PORTO YAMAHA Edo Racing 51'18.254
12 L-O.BULTO YAMAHA Antena 3 Yamaha-D'Antin 51'35.436
13 G.HASLAN HONDA RS250R D+B Race Team 51'35.770
14 V.PHILIPPE TSR-HONDA Axo Honda Gresini 51'41.281
15 J.ALLEMAND YAMAHA Yamaha Kurz Aral 26 49'46.785
16 K.NOHLES APRILIA Aprilia Germany 49'47.244
17 J.JANSSEN TSR-HONDA Rizla Honda 49'48.769
18 F.NIETO YAMAHA Antena 3 Yamaha-D'Antin 50'32.107
19 J.DAVIS HONDA RS250R TW2 50'47.096
--- CLASSIFIED ---
R A.WEST HONDA NSR250 SHELL ADVANCE HONDA TEAM 22 40'45.426
R F.BATTAINI APRILIA Motoracing Battaini 18 32'06.170
R D.TOMAS HONDA RS250R PR2-Circuito de Almeria 17 32'15.703
R J.ROBINSON APRILIA QUB Team OPTIMUM 15 25'59.700
R L.JACKSON HONDA RS250R Padgetts 28'14.348
R T.TUNSTALL HONDA RS250R Tom Tunstall #21 Racing 28'50.587
R L.BOSCOSCURO APRILIA Diesel Vasco Rossi Racing 12 21'16.586
R A.COATES APRILIA QUB Team OPTIMUM 21'18.240
R S.YUZY YAMAHA Petronas Sprinta Team TVK 9 16'18.065
R R.ROLFO TSR-HONDA Tino Villa Racing 8 15'31.474
R I.CLEMENTI APRILIA Campetella Racing 5 9'46.304
R M.MELANDRI APRILIA Aprilia Grand Prix Racing 1 1'56.372
R S.GIMBERT TSR-HONDA Tino Villa Racing 2'01.914
 

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■125ccクラス
POS RIDER MACHINE TEAM LAPS TIME
1 Y.UI DERBI Derbi Racing 26 43'28.374
2 E.ALZAMORA HONDA RS125R Telefonica MoviStar Team 43'29.126
3 N.UEDA HONDA RS125R Givi Honda LCR 43'31.478
4 R.LOCATELLI APRILIA Diesel Vasco Rossi Racing 43'32.555
5 M.AZUMA HONDA RS125R Benetton Playlife 43'32.732
6 M.GIANSANTI HONDA RS125R Benetton Playlife 43'42.491
7 L.CECCHINELLO HONDA RS125R Givi Honda LCR 43'42.983
8 J.HULES ITALJET Italjet Moto 43'57.104
9 A.NIETO Jr. HONDA RS125R Via Digital Team 44'03.674
10 R.DE PUNIET APRILIA Scrab Competition 44'06.649
11 G.SCALVINI APRILIA Bossini Fontana Racing 44'07.331
12 A.DE ANGELIS HONDA RS125R Chupa-Chups Matteoni Racing 44'11.558
13 A.VINCENT APRILIA C.C. Valencia Airtel Aspar 44'18.367
14 A.ELIAS HONDA RS125R Chupa-Chups Matteoni Racing 44'28.841
15 P.NIETO DERBI Derbi Racing 44'35.236
16 M.SABBATANI HONDA RS125R Racing Service 44'35.934
17 M.PETRINI APRILIA Semprucci-Biesse Aprilia 44'38.859
18 S.JENKNER HONDA RS125R Pev Massivhaus ADAC Sachsen 44'41.960
19 L.HASLAM ITALJET Italjet Moto 44'52.053
20 S.EASTON HONDA RS125R Demon-Vimto Honda 45'14.405
21 E.BATAILLE HONDA RS125R Queroseno Racing Team 45'20.751
22 W.DE ANGELIS APRILIA Semprucci-Biesse Aprilia 45'27.653
23 P.ROBINSON HONDA RS125R Connolly Transport Racing 45'44.365
--- CLASSIFIED ---
R S.SANNA APRILIA Diesel Vasco Rossi Racing 17 29'19.872
R K.TIBBLE HONDA RS125R Rheos/Honda UK 14 24'35.864
R I.GOI HONDA RS125R Team Fomma 8 13'34.988
R G.BORSOI APRILIA LAE - UGT 3000 13'35.457
R M.POGGIALI DERBI Derbi Racing 13'39.602

 

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