F.ボレー、2/2位で総合2位!
R.フューズも復帰戦を4/7位と健闘し、総合4位を獲得

2/2位のボレーのジャンプ
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第4戦イタリア大会のマントバはミラノから東に約130キロの、イタリアでも珍しいサンディなコースで開催された。予選の土曜日には雨模様の中、ボレーが3番手、そしてフューズも5週間ぶりの復帰となったが4番手のタイムをマークした。そして日曜日の決勝には、天気も回復して若干に湿気を含んだコースコンディションは最高となったが、気温も急上昇してライダー達を苦しめた。
ヒート1
ホールショットは、ラトビアから参戦した#56L.フリスバーグ(カワサキ)が驚きの好スタートを見せる。ボレーはスタートミスで出遅れるもオープニングラップの後半には8番手まで浮上。そして2ラップ目には5番手、序盤の6ラップ目には3番手と激しい追い込みを見せた。そして中盤の10ラップ目には、#69C.フェデリッチ(ヤマハ)をパスして2番手に浮上したが、既にトップの#15M.ピション(スズキ)との差は、大きく開いてしまい、単独の2位でゴール。フューズも1ラップ目の11番手から、序盤の6ラップ目には5番手、そして中盤過ぎには4番手と浮上し、終盤まで走りきってのゴール。
ヒート2
ホールショットはピション。しかしボレーとフューズも2、3番手と好位置につける。トップ3のピションとボレー、そしてフューズは、サイドバイサイドで1ラップ目に突入。序盤にピションとボレーは接触して転倒するも、再スタートをしてワン・ツーをキープ。ボレーは中盤に約2秒リードされているトップのピションを捕らえてトップを奪い終盤までレースをリードしたが、終盤には追撃してきたピションが再びリードを奪い、ボレーは2位でのゴールとなった。フューズは中盤まで3番手をキープしたが、中盤過ぎには手の痛みが伴い少しずつ後退を強いられたが、走りきって7位でゴールした。
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ボレー(左)とフューズ(右)のツーショット
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ホンダパモレーシングのパドック風景
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F.ボレー(2位/2位)
ヒート1のスタートは悪くて、第1コーナーでは10番手くらいだった。オープニングラップにはハードにプッシュしていったが、パスするのに時間がかかってしまい、トップに逃げられてしまった。ヒート2には転倒したときに足首を傷めるし、ヒート1での疲れも若干残っていてリードを奪われてしまったけど、これでレースが終わったわけじゃないからね。
R.フューズ(4位/7位)
土曜日に行われた練習と予選を走る度に手の痛みが増してきたが、夜にはその痛みもなくなったので良かった。決勝でも、多少の痛みが再び出てきたが、途中には痛みも忘れていたね。
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