F.ボレー、ヒート1でホールショットを奪ったが、惜しくも3位でゴール
R.フューズは練習で手首を負傷、決勝レースはキャンセルを強いられる

ヒート1、トップを追うボレーのジャンプ
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ポルトガルの大西洋に面したPorotから、内陸に約100kmほどのアグエダで開催された。昨年は雨でマディレースとなったが、今年は好天に恵まれベストコンディションの中、決勝レースが行われた。ボレーは予選を3番手、日曜日朝の練習でも2番手のタイム。
ヒート1
ホールショットを奪ったのはボレー。そしてM.ピション(S)、M.マスキオ(K)、P.バイラー(K)と続いたが、第1コーナー後に、左右にタイトコーナーが連続、ボレーは他車と接触した隙に遅れをとってしまう。トップはピションが奪い、ボレーはオープニングラップを4番手で周回。しかし3ラップ目には3番手、そして5ラップ目には2番手と浮上してトップのピションとの差をジリジリと詰め寄った。中盤にはボレーとピションがサイドバイサイドのシーンが幾度も展開したが、終盤に痛恨のミス。ここで3番手のバイラーにパスされ3番手に後退。しかし残り10分、バイラーに約7秒の差を2秒まで詰めた所でゴールとなった。1位は初優勝のピション、2位にバイラー、そしてボレーは3位でヒート1を終了した。
ヒート2

フューズとボレーのツーショット
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ボレーは7-8番手でオープニングラップを周回したが、4ラップ目に転倒を喫して23番手まで後退した。しかし残り30分で毎ラップにパスを続けたが13位のゴールとなった。1位はオープニングラップに2番手となったピションが5ラップ目にトップを奪い、ヒート1に続き勝利。2位にはバイラーがゴールした。
F.ボレー(3位/13位)
ヒート1ではホールショットを奪った後にパスされたが、ナーバスにはならずに何度もピションに仕掛けたが、ミスをしてしまった。ヒート2では大転倒してしまって30数番手くらいまでポジションを落としてしまったが、13番手のゴールとバッド・ウィークエンド。でも常にポジティブに考えているよ、シーズンはこれからだからね。
R.フューズ(DNS)
手首をヒットしてしまった。折れてるのか、そうじゃないのか、まだ良く分からないんだよ。今朝、病院でX線を撮ったがはっきり出てきてないからね。とりあえず1週間は様子を見ることになった。昨日の練習でジャンプの着地でミスをしたときにひねってしまったが、これもレース。もちろん早く治してカムバックしたいよね。多分、1-2レースはキャンセルしなくちゃならないかもしれないけど、第4戦イタリアには必ず復帰したいと思っている。
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