TEAM HRCよりRC250Mを駆り参戦したのは、昨年と同じく熱田(孝)、高濱、小田切の3名。
開幕は初開催となった沖縄大会。梅雨が長引き、予選が中止となるほどのマディコンディション下、第1ヒートはCRを駆る熱田(高)、第2ヒートは熱田(孝)とCRの成田が2-3位につけ表彰台に登壇。第2戦以降は、高濱、熱田が共に3勝、成田が2勝を挙げ、8ヒート連続でホンダ勢が優勝。
好調の波に乗る高濱は、第8戦で両ヒート共優勝、第10戦中国大会において、ランキング2番手の熱田(孝)とのポイント差を51とし、自身初のチャンピオンを獲得。最終的に、熱田(孝)がランキング2位につけ、ホンダ勢がランキング1-2を独占した。チームHRCにとっては、'90年の東福寺保雄、'91年の宮内隆行の連続獲得以来、実に9年ぶりのタイトル獲得となった。
尚、小田切は、第2戦第2ヒートで膝を負傷し、以降ほとんどのレースを棒に振る辛いシーズンとなった。
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