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 フランスGPのみどころ  6月29日(木) レポート:柴田久仁夫


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 前回いったん北米に移ったグランプリも、今週末からふたたびヨーロッパが舞台となります。カナダGPでは、フェラーリが開幕戦に続く1−2フィニッシュ。雨に強いミハエル・シューマッハ、バリチェロのコンビが、宿敵マクラーレン・メルセデスを粉砕した形です。

 これでポイントリーダーのシューマッハは、2位デビッド・クルサードに22点の差を付けました。まだシーズンを半分以上残した時点での22点は、十分に挽回可能な差といえます。しかしこれまでのフェラーリは、シーズン序盤に出遅れて、それを後半追い詰めていくというパターンが続いていました。それからすると、現時点でフェラーリリードという構図は、マクラーレンにとってはなかなか厳しいところでしょう。

 また前回のリポートで、「シューマッハ、ハッキネンのタイトル争いにクルサードが絡んで三つ巴の様相」と書きました。カナダGPでそのクルサードは7位に終わったものの、これはスタート直前のトラブルでペナルティを取られたのが原因。アグレッシブな走りは依然好調で、後半戦に向けての台風の目になることは間違いありません。

 さてBARホンダです。シャシー・エンジン特性から言って好成績が期待されたカナダGPでしたが、残念ながら結果を残すことはできませんでした。予選ではジャック・ビルヌーブが6番手、リカルド・ゾンタが8番手と、二人そろってとしては今季最高のグリッドを獲得。さらにレースでも途中までビルヌーブが2位を快走して、BARホンダの初表彰台なるかと期待がかかりました。

 しかし中盤以降に降ってきた雨によって、その期待は落胆に変わってしまいました。せっかく、唯一のタイヤ交換のタイミングと雨の降り始めとが重なるという幸運に恵まれながら、無線の不調およびチーム側の経験不足から、ドライタイヤを選択してしまい、この瞬間に上位入賞の可能性は消えてしまったのです。

 チームとしては、せっかくのチャンスを活かせなかったことは大きな悔いとなりました。しかしまた同時に、これが今後に向けての教訓にもなったはずです。折りしも昨年のフランスGPでは、ジョーダン・無限ホンダのハインツ・ハラルド・フレンツェンが天候不順を逆手にとって、見事優勝を飾っています。マシンの熟成には大きな進歩が見られる現在、そういった戦略面での成熟も期待したいところです。