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 カナダGPのみどころ  6月13日(火) レポート:柴田久仁夫


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 4月上旬のサンマリノから前回のモナコまで、グランプリは5戦連続してヨーロッパ大陸で行なわれてきました。しかしここでいったん、舞台は北米へ。モントリオールのジル・ビルヌーブサーキットで、熱戦が繰り広げられます。

 第一のみどころは、もちろんジャック・ビルヌーブの活躍です。父親の名を冠したサーキット。そして絶大な歓声に支えられる地元GP。彼にとっては、一番気合いの入るグランプリでしょう。
 ただしこれまでの戦績はと言うと、96年の2位表彰台が最高で、ここでの優勝経験はありません。BAR1年目の昨年も、リタイヤに終わっています。しかしこのサーキットはストレートが長く、比較的エンジンパワーが物を言うコースです。
先週のモンツァテストでも、チームメイトのリカルド・ゾンタが好タイムを連発、チームはカナダGPに向けて好感触を持ったようです。
 モナコGPでは成績こそ7位完走でしたが、内容的にはフェラーリやマクラーレンとの差を思い知らされたレースとなってしまいました。しかしモントリオールでは再び、トップ集団に迫る速さを見せてもらえるはずです。

 ジョーダン・無限ホンダにしても、楽しみなGPになりそうです。レースでは残念ながらともにリタイヤしてしまいましたが、モナコで2番手、4番手のグリッドを確保。トップを脅かした昨年の勢いが、ようやく戻ってきた感じです。BARホンダ同様、ジル・ビルヌーブサーキットの相性もまちがいなくいいはずです。ただし信頼性がまだ完全に確保できていないのが、このチームの不安材料でしょうか。
それさえなければ、マシン、チーム力、ドライバーの実力の3点で粒が揃っているだけに、表彰台にコンスタントに絡んでくる力はあります。

 カナダGPはシーズン第8戦目。ほとんど折り返し地点のグランプリです。今年はフェラーリの3連勝で幕を開けましたが、その後やはりマクラーレン・メルセデスが挽回を図ってきています。コンストラクターズでは、わずか8点差まで追い上げてきました。一方、ドライバーズチャンピオンを狙うミハエル・シューマッハにとって、独走状態だったモナコでのリタイヤは痛かった。
 しかし彼のライバル、ミカ・ハッキネンの誤算は、チームメイトのデビッド・クルサードが突然「目覚めてしまった」ことです。ただの偶然なのかもしれませんが、飛行機事故からの奇跡的な生還以来、クルサードの走りは以前よりはるかにアグレッシブになっています。今季すでに2勝を上げ、しかも5連続表彰台と安定感も抜群です。間違いなくクルサードは、F1デビュー以来最高のシーズンを送りつつあります。ハッキネンとシューマッハの一騎討ちと見られていたチャンピオン争いが、ここに来て三つ巴の様相を見せてきたわけです。
 モナコの優勝でクルサードは選手権2位に躍り上がり、シューマッハとの差もわずか12ポイント。カナダの成績如何では、後半戦はかなりの混戦となるでしょう。まさに2000年シーズンの行方を占う上で見逃せない、中盤の1戦となりそうです。