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レポート:柴田久仁夫     

 
 
第4戦 イギリスGP(2/2)


●ミシュラン、復帰に向けて着々と準備 
 2001年から復帰を予定しているミシュランが、それに向けて着々と準備を進めている。すでにBMWウィリアムズとジャガー、そしてトヨタへの供給を発表。さらに今後プロストとザウバーも、パートナーになることがほぼ確実視されている。
マクラーレンとフェラーリは、契約の関係上、2001年末まではブリヂストンと組むことは間違いない。特にマクラーレンはBSワークスとも言うべき存在ゆえに、なおさらだ。しかしフェラーリは、密接な協力関係にあるザウバーから情報を収集して、再来年以降に備える考えのようだ。


●バーニーがシルバーストン擁護発言 

 イギリスGPの今後の開催サーキットを巡って、シルバーストンとブランズハッチが激しく争っているが、これまでシルバーストンのレース運営を批判してきたバーニー・エクレストンが、一転して擁護する発言を始めた。バーニーは、「この週末の悪天候で、めちゃくちゃなGPになる恐れがあったが、シルバーストンは素晴らしい運営手腕を発揮してくれた」と評価。また今後については、「ブランズハッチと1年ごとに開催するのが、いいのではないか」と新たな提案を行った。


●ヨーロッパ以外でのGP開催が多くなる? 

 そのブランズハッチだが、安全面から大幅改修がどうしても必要だが、周囲の自然を破壊するという理由から、すでに大きな反対運動が起こっている。
またEU(ヨーロッパ連合)と、F1の統括組織FIA(国際自動車連盟)が独禁法問題でもめていることもあって、ヨーロッパ以外でのF1GP開催が、今後は増えてきそうだ。すでに南アフリカ、サウジアラビアが候補に上がっているほか、バーニー配下のサーキットデザイナーが、インド、ドバイなどでのサーキット建設に備えて、図面を引いているところだという。ただしバーニーは、噂されているロシア、韓国での開催は否定した。